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ひとり遊びが得意な会社員。韓国料理を求めて新大久保に出没しています。

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身長:167cm


コロナが終息したら行きたい海外第2位【豪奢と素朴の狭間で: マカオ後編】

好奇心先行なすべてのマリソル読者にマカオをオススメしたい理由、その後半です。

「マカオを愛さずにいられない5の理由」

後半いきまーす!

理由③カジノがギンギラギンすぎ

マカオはラスベガスを超えて世界最大のカジノ都市。
“超えて”どころか、そのカジノ収益はラスベガスの7倍(2014年)なので
正直なところ、比較にもなりません。

ちなみにマカオへの年間観光客数はコロナ前の2019年で3940万人。
日本が3188万人なので、
面積が世田谷区の約半分(30.8㎢)しかないマカオが
日本全体よりも多くの観光客を受け入れていることになります。

そんな人数、どこに収まってるの!?

その多くを収めていると思われるのが、
カジノリゾートが密集する「コタイ地区」。

ここがあーた、なんと言いますか、もう、
人間の富と欲を強火でグラグラ煮込んでから
金箔を散らかしたような凄まじい豪奢ぶりで、
ただただ圧倒されるのです……。
コロナが終息したら行きたい海外第2位【豪奢と素朴の狭間で: マカオ後編】_1_2
まばゆいばかりの大型カジノリゾートが両脇に並ぶ大通り「コタイ・ストリップ」。ここで夜な夜な巨万の富が動きます。
コロナが終息したら行きたい海外第2位【豪奢と素朴の狭間で: マカオ後編】_1_3
サンマルコ広場、リアルト橋、ドゥカーレ宮殿を再現した「ベネチアン・マカオ」。世界最大のホテルだそうです。中で遭難できそうなくらい広いです。
コロナが終息したら行きたい海外第2位【豪奢と素朴の狭間で: マカオ後編】_1_4
実物の1/3サイズというエッフェル塔を持つ「パリジャン・マカオ」。「ベネチアン・マカオ」の隣にあります。来月にはこの向かいにビッグベンを有する「ロンドナー・マカオ」がオープンするらしい。コロナ不況とは無縁のマカオ、恐るべし……。
マカオ スタジオシティ
ハリウッドをモチーフにした「スタジオシティ」。客室で見られるオリジナル短編映画は、なんとマーティン・スコセッシが監督を務め、ロバート・デニーロ、レオナルド・ディカプリオ、ブラッド・ピットが共演してるらしい。話がデカすぎて意味わかりません。
このコタイ地区は、マカオ沖に浮かぶ二つの島、タイパ島とコロアン島の間の埋め立て地で、
20年ほど前の地図を見ると、一本の橋の他には海しかありません。

何もないところに、これほどの巨大な街を創り上げたのか、と思うと
砂漠にピラミッドを建てた古代エジプト人にも通じる、
人類の根源的な凄まじさを感じてしまいます。
マカオ パリジャン パリジアン
「パリジャン・マカオ」のフロント。
マカオ
カジノリゾートの中は、こういう中国式の縁起の良いオブジェがいっぱい。画像下のゲートと比べるとどれくらい巨大な玉か、お分かりいただけるでしょうか。
マカオ MGM
ライオンがシンボルの「MGM」のカジノ入口。金色がえげつない。
そしてこちらはコタイ地区ではなく、世界遺産に指定されているマカオ半島にあるカジノリゾートで、
マカオのシンボルにもなっている「グランド・リスボア」。
マカオ グランド リスボア
「リスボア」とはポルトガルの首都リスボンのことです。
去年98歳で没した“カジノ王”スタンレー・ホーの所有で、建物は蓮の花をモチーフにしているそう。
古い家屋が立ち並ぶ路地の先に、これがヌッと現れる様子は、もはや『インディペンス・デイ』です。
マカオ グランド リスボア
ヌッ。
グランドリスボア マカオ
ネオンが生き物のように動くグランド・リスボアをつまみにお酒が飲めるルーフトップバー「スカイ21」。ここは必訪スポットです。
ちなみにマカオを訪れる観光客の80%は中国人。
カジノエリアを出たところには、お金を増やした彼らが思わず買いたくなるような
黄金製品の店がずらりと並んでいます。
マカオ
プチプラコーデでも一点豪華主義で高見え♡って、重いわ!
マカオ
黄金のそろばん……弾いたら指の骨が折れそうだよ。
日常生活では縁のない、剥き出しの欲望と
とんでもないスケールの富を近くに感じられるのも、
マカオならではの魅力です。

理由④朝の公園が健康的すぎ

巨万の富の話から、突然ほっこりに舵を切るのですが、
マカオの朝の公園は、地元の人たちでいっぱい!

亜熱帯独特の滴るような濃い緑色の空気の中で、
みんな思い思いに体操したり、踊ったりしていて
ものすごく「陽」な空気が流れています。
マカオ カモンエス カモンイス
太極拳をする人たち。向こうに見える景色は中国・珠海市。
マカオ カモンエス カモンイス
音楽に合わせて輪になって踊る人たちと、あずまやでカードゲームに興じる人たち。
マカオ モンテの丘
一緒に踊っちゃうもんね。
朝の公園での体操は、マカオに限らず中華圏の文化かと思うのですが
その公園が、ポルトガルの国民的詩人にちなんで名づけられていたり、
ポルトガルがオランダ軍を撃退した旧要塞だったりするのが、マカオらしいところ。
カモンエス カモンイス マカオ
16世紀の詩人であり、マカオに暮らしたこともあるルイス・カモンエスの名をとった「カモンエス公園」。かつてはイギリス東インド会社の敷地の一部だったそうです。マカオでは油断するとすぐに大航海時代の波に呑まれます。

理由⑤風景が可愛らしすぎ

「インスタ映え」が流行語になったのは2017年らしい。
未だに「映える」とか言ってていいのだろうか……
とアラフォーはドギマギするのですが、
マカオは「映えます」。
マカオ インスタ映え 恋愛巷
マカオ随一のインスタ映えスポット、その名も恋愛巷。奥に聖ポール天主堂が見えます。
マカオ コロアン
カラフルな壁がたくさん。これはコロアン島にて。
マカオ
ジブリ?
マカオ
中国らしさ溢れるこんな建物も。これは近代の思想家・鄭観應の邸宅「鄭家屋敷」
コロナが終息したら行きたい海外第2位【豪奢と素朴の狭間で: マカオ後編】_1_22
道の至るところに海をモチーフにしたモザイクが。
マカオ
こちらは大航海時代を思わせる帆船。
マカオ ポルトガル アズレージョ
ポルトガルの青いタイル「アズレージョ」。マカオ中で見られますが、特に民政総署の装飾が見事です。
「インスタ映え苦手な私でも、こんなに映えられました!(※個人の感想です)」
とテレビ通販口調で言いたくなってしまうほどです。
マカオ
観光と買い物で疲れ果てた映えない写真も撮れます。
以上、わたしが感じたマカオの魅力を
5つに絞ってご紹介しました。
挙げようと思えば、まだまだ湧き出てくるのですが
収集つかなくなるのでこれで終わりにします。

香港のおまけにしておくには勿体なさすぎるマカオ。
海外旅行が可能になったら、
真っ先に再訪したい場所の一つです。
次回は、これだけ熱く語れるマカオを超える、「コロナ終息後に行きたい海外旅行先」の第1位をお届けします。

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