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お部屋を心地よく整えるためにしていること、あれこれ。〜後編〜【エディター坪田あさみのおしゃれと暮らしと時々名品 #27】

緊急事態宣言が延長されたこともあり、まだまだ外食やお出かけも控えたい今の時期に、お家で新たな楽しみを発見するあれこれをご紹介。よかったら過去2回も併せてご覧ください。
坪田あさみ エディター・ライター

坪田あさみ エディター・ライター

大学卒業後、出版社勤務を経て独立、女性誌や広告、カタログを中心にエディター・ライターとして20年以上活躍。ファッションはもちろんライフスタイル情報も発信。東京から湘南地域に移住し、夫とともにオムライスとオムレツサンドの専門店「サンダウナー 東京オムレツ」も経営する。
 
@asamit1201
@sundownertokyoomuretsu

▼前編・中編はこちら

 

坪田あさみさんインテリア

その5

インテリア小物で変化をつける

  

 ちょっとした絵やポスター、写真、ランプ、置き物など、家具ほど大きくない小物の並べ替えは気分転換に最適。ライフスタイルショップなどで素敵な小物が手軽な値段でたくさん売られていますし、また旅先でも小物なら持ち帰りやすいので、ちょこちょこ買ってストックしています。

 家具を新たに買うのは勇気がいるし、長く使うものなので気軽には買えませんが、小物は別。季節感を出したり、置く場所を変えるだけでかなり気分が変わります。

 

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額装した写真やリトグラフ、ヴィンテージポスターなど、好きな色、サイズ、絵柄など今現在、飾っているもの、いないもの含め何枚かストックしています。飾っていない時も立てかけて置くだけだから場所も取らないのでおすすめです。ポイントは額装をきちんとすること。映画のポスターでもしゃれて見えます。

  

 他に私的お気に入り小物の一つがブックスタンド。実用的に本を置くこともできるし、ただ、並べているだけでも可愛い。チェストの上やデスクの上、本棚など置く場所や並べる本を変えて楽しみます。 

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▲左は木製、右は大理石のもの。

 

その6

ワインスタンド感覚で日々ビオワインを楽しむ

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これはもう日常になっているので気分を変える方法かどうかは怪しいのですが、コロナでお家時間が増えてから習慣化したのでご紹介します。

  

 昔からナチュールワインが大好き。ただ家で飲むというより圧倒的にお店で飲むことが多かったのですが、コロナの影響でここ1年ぐらいは定期的にナチュールワインを専門店で購入し、毎日の食卓で楽しむようになりました。

  

 我が家の場合は食事と合わせるペアリングよりも、食事を作る前に開けて、チーズやサラダなどで一、二杯楽しむというスタイル。これだとワインに合う食事を意識して作らなくていいいから精神的にも楽ちん。ご飯とお味噌汁が食べたい日でもその前段階として飲みたいワインを開けることができます。言うなれば帰宅前にちょっと立ち寄るワインバー感覚。一杯飲んでから家でご飯を食べる感じです。

 

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たまにではなく、毎日のように飲んでいると、生産地やブドウの品種などによる違いがなんとなく感じられるようになってきて(本当になんとなーく!)少しずつナチュールワインの世界が広がりそれも楽しいのです。

  

 今はネットで生産者について簡単に調べられます。特にビオは個性的な生産者が多く、ワインに対する情熱や考え方を知るのはとてもおもしろく、それを感じながら飲むのは至福の時間。ビオはエチケットのデザインもカジュアルでセンスの良いものが多いので、それを眺めているだけでもワクワクします。

  

 余談ですがこれによってお店で飲む時にもよい変化が。

 以前は右から左に抜けていた(笑)ソムリエの方の説明も、めちゃくちゃ理解しやすくなりました。(説明をずっと聞いていたくなるほど楽しい時間に!)

 

その7

家具や雑貨は“着回し力”を意識して選ぶ

 

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洋服同様、私は家具や雑貨も“着回し力”を大切にしています。家具や雑貨の“着回し力”とは、こうも使える、ああも使えるといろいろな使い方でできたり、どんな場所にも置けること。洋服同様、家具や雑貨を買う時は、2〜3個“着回し力”を想像できれば買うようにしています。そうすると模様替えまで大がかりではなくともインテリアに変化をつけやすくなります。

  

 例えば以前ご紹介したことのある、上の写真のテーブルですが、これは以前はソファテーブルとしてリビングに置いていたもの。今はレコードプレイヤーを置いてコーナーテーブルにしています。

 ちょっと前まではこのテーブルをベッドサイドに置いて読書灯を乗せていました。またある時は長い天板を上に重ねて、大きなリビングテーブルのように使っていたことも(この連載の中編に出てきます)。

  

 雑貨も同様です。例えば花器として購入したものにフルーツを入れてみたり、普通にファッション小物として買ったかごバッグも、スリッパを入れたり観葉植物を入れたり。

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▲ガラスの花器はフルーツ入れに、夏にしか使わないかごバッグは観葉植物を入れたりスリッパ入れにしたり。バッグは掃除する時に移動もしやすく、またクローゼットにしまっているとかさばって場所を取ってしまうので、インテリアの一部として使ってしまったほうがストレスがありません。

 

クローゼットにしまいこんでいるものも、もしかしたらちょっとした雑貨として活用できるかもしれませんね。新たに買わずともお部屋が新鮮になることもあるので、断捨離ついでにチェックしてみてください。

 

 お家時間を充実させるあれこれを全3回に渡ってご紹介してきましたが、一旦これにて終了です。この記事がアップされる頃には緊急事態宣言も解除されているといいのですが。

 早く自由に外食したり、海外に行ったりできるようになりたいものですが、まずはお家の中も快適に過ごせるようにしておけば、新たな楽しみが意外な方向に広がるかもしれません。

 今回も読んでくださりありがとうございました!

  

 *次回は3月13日(土)公開予定です

 

 

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