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アラフォーにとって、実はAクラスの難易度??大人がイタくならない「花柄」、ありますか?

〝似合わせ〞スタイリスト松村純子&全力エディター発田美穂のタッグ再び!「大人の花柄問題」について、今回もおせっかいコンビが前のめりぎみにお答えします

【Marisolおせっかいサロン開設!】

みんながうっすらと心に抱えているお悩み、大声で質問するほどではないけれど正解がわからないあれこれ……そんな " スキマの疑問"に熱く答える新コンビが登場! 

松村純子

松村純子

マリソルの女っぷりスタイルを支える敏腕スタイリスト。花柄は毎シーズン買い足すほど愛用率高め
発田美穂

発田美穂

新しいオシャレに果敢にトライする姿勢をくずさない全力エディター。買い物はトキメキ至上主義

花柄の選び方とスタイリングは〝引き算〞が基本

発田(以下H) 花柄、それは大人の永遠のテーマ! 

松村(以下M) 相変わらず大げさですね(ニッコリ)。でも確かに、成功と失敗の差が大きいアイテム。スタイリストは、なんならいつだって“正解の花柄”を探し続けています。

H せ、せ、“正解の花柄”! ということは、“間違いの花柄”もあるってことなのね……ブルブル。今回、世の中にはさまざまな花柄があるのねぇ〜、としみじみ。

M そう、色使いも描かれている花の種類も、本当にたくさんある! まず忘れてほしくないのは、花柄というだけで十分可愛くて、華やかで、甘い、ということです!

H はい、お松さん、声張りました(笑)。確かに花柄を上手に取り入れていると女っぽいし、パッと華やぐけれど。ん? それが何か?

M 柄以外の要素でさらに可愛くしようとすると、全身の中で“華やか要素”が大渋滞に! アラフォーが着るなら色柄選びもスタイリングも“引き算”が大前提です。

H なるほどねー。えっと、突然すみません。私が思う花柄に対する不安を、今ここで発表させていただいてもよろしいでしょうか。

M はい、どうぞ。

H まず! 小花柄が可愛くて惹かれるんですけど、物によっては恐ろしく若作りに見えることもあって。“メルヘンおばさん”にだけはなりたくないんです(涙目)。

M 小花柄はモノトーンが基本です。地色がシックなものを選ぶと野暮ったくならず、アイテム自体も高見えしてくれます。

お節介サロン_花柄1

H メモメモ。では、次の悩みを失礼いたします。ヴィンテージっぽい花柄に憧れるんだけど、私が着るとどうも老けて見える。なぜ? なぜなの?? お松さんはいつも上手に着こなしているから、軽く嫉妬してる。

M おほめにあずかりまして光栄です。はい、ヴィンテージテイストは私の大好物。地色との同系グラデーションで、でも少しだけ華やか色がきいている、っていうバランスのものがベストなんです。

H いきなりむずかしいんですけど。

M 後は花柄自体のモダンさ! 今どきのオシャレな花屋さんで売っているような、花らしくない花とか、“可愛くないお花”(笑)のものだと一気にシャレて見えます。

H なるほど、ワイルドフラワー的なものとか、トゲがありそうな花ね。わかる気がする!(笑) そもそも花柄に苦手意識がある人は、どうしたらいいの?

M おすすめは花柄が主張しすぎない色使いのもの。プリントではなく、ジャカードなど織りで模様が表現されているものを選ぶのも手。

H 確かにDのように大柄なものって、プリントだとリスクが高い気がする。ジャカード素材なら確実にきれい見えするから、お仕事シーンでも活躍しそう!



■色と柄がなじむ、〝印象に残りすぎない花柄〞を!

花柄はそれだけで十分可愛らしくて華やか、というのが大前提。だからこそ色使いは抑えめなくらいが大人にはちょうどいい。"花の大きさ"と配色のバランスも厳選して!

お節介サロン_花柄2

A.ふんわりとした袖やウエストのディテールなど、ワンピースそのものも比較的甘めだから、ブラックベースの小花柄が好バランス。ワンピース(3月中旬発売予定)¥18,000/フレイ アイディー ルミネ新宿2店(フレイ アイディー)


お節介サロン_花柄3

B.ヴィンテージ風プリントの場合、このワンピのようにシャツタイプだとシャープな印象が加わって着こなしやすい。ワンピース¥39,000/CPR トウキョウ(メドモワゼル)


お節介サロン_花柄4

C.地色と柄のコントラストが強くないから、ティアードでも甘くなりすぎない。スカート¥18,000/ヌキテパ 青山(ヌキテパ)


お節介サロン_花柄5

D.ハリのあるジャカードスカートが、上質な華やかさを表現。スカート¥21,000/カデュネ プレスルーム(カデュネ)


☆このタイプ、大人は選んじゃダメ! ゼッタイ!

多色使いのプリントは、基本的に避けたほうが無難。相当洗練された色柄でないかぎり、安っぽく見えてしまう可能性が。大柄も色使いによっては、即、老けて見える。また可愛すぎる小花柄もNG。ふわっとしたパステル使いは危険度高め!

お節介サロン_花柄6
【Marisol3月号2021年掲載】撮影/魚地武大(TENT/物) スタイリスト/松村純子 取材・文/発田美穂

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