☆教えてくれたのは・・・
皮膚科医 髙瀬聡子さん
炎症のループから抜け出すのが強い肌立て直しのカギ
「カサつき、ゴワつき、赤み、かゆみ、ニキビ……長引くマスク着用による摩擦や蒸れ、コロナ禍のストレスで、今やほぼすべての女性が肌に不調を感じています」と髙瀬先生。そんな肌の内部は、常に炎症が起きている状態。 「そこに花粉やPM2.5が加わり、炎症はさらに悪化。一時的な不調を通り越して、ゆらぎや敏感症状が続く『弱い肌』になりかねません」。そうなった肌は炎症を抑えることにエネルギーを取られ、美肌を育むパワーがダウン。エイジングが進んでしまうといいます。 「強い肌へと立て直すカギは、左下に示す3つのケア。『こんな時だからこそキレイになる!』という意気込みで弱った肌に向き合い、弱い肌から脱却しましょう」
約4割ものマリソル読者に「弱肌」の自覚が! 「肌ゆらぎを感じたことがありますか?」の質問には87.9%が「YES」と回答。マリソル世代の弱肌化が進んでいる模様。(マリソル編集部調べ)
☆こんな状況!
■弱肌家
“外敵”が入りホーダイ!味方のうるおいは去っていく
角層がめくれ、バリア機能のカギを握る水分や脂質が逃げていく弱い肌。さまざまな"外敵"が侵入しやすいセキュリティの甘い「家」に。
■強肌家
炎症知らずでうるおいたっぷり。“外敵”を寄せつけない
バリア機能にダメージを与える「炎症」を抑え、うるおいが集う家に。プロテクターで保護膜を張り、"外敵"につけ入るスキを与えない!
☆実際、こんなことが起こっている
アクセーヌが日本人女性6万人にアンケートを実施したところ、3人に1人が「新型コロナウイルス感染拡大後に肌トラブルを発症、もしくは悪化」と回答。
「強い肌」の証である、角層の水分量。長引くマスク生活により、コロナ前と比べ半分近くも減り、乾燥状態に陥っている!
紅斑とは、頰などに赤みが出た状態で、肌内部で微弱な炎症が起きている結果。マスクによる圧迫、摩擦が肌に負担をかけている!
マスクの常用でアクネ菌が増加し、ニキビができやすくなっている。ふだんニキビができないのに、マスク内ニキビに驚く人も。
■「強い肌」になるにはどうしたらいい?
自宅で過ごす日もUVケアは必須。朝のスキンケアのラストにつける習慣を。バリア機能を守るマルチプロテクターをチョイス。
日々のスキンケアで、肌を弱らせる元凶、炎症をこまめに鎮静。バリア機能を回復させる成分の入ったコスメで強い肌へと修繕して。
コロナ禍のストレスが、血流や代謝といった家の「上下水道」に制限を。自律神経を整えるケアで、ストレスをクリーンナップ。
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