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リネンスカートを、身長低めさんでも辛口にかっこよく着こなすコツ【小柄バランスコーデ術#14】

夏ファッションにぴったりのリネンのロングスカート。優しいベージュやグレーでも、ほっこりせず素敵に着こなすコツは、トータルバランスと小物使いにあり。シャツやTシャツ合わせのシンプルコーデも、ぐっと洗練されます。

前回のスカート記事、ご覧いただけましたか??

今までスカートに興味なかったけれど、この夏はチャレンジしてみようかしら♪なんて思って頂けたら嬉しいです。

 

▼前回の記事はこちら

今回も引き続きテーマはスカートですが、前回モノトーンでしたので今回は“黒白以外”、
素材も季節を一歩進めて“リネン”に限定してご紹介します。


そう、夏と言えばリネン!!ですよね。

シワが気になるのは否めないけれど、独特のガサッとした風合いと、
着ているうちにクタッと身体になじむ感じは何とも夏らしく、見た目も涼やか。

ただ、そんな“こなれ感”たっぷりの素材だけに、サイズ感もゆったり大きめなものが多いイメージありませんか?
スカートだとズルズルと超マキシ丈、フリーサイズでウエストは紐でキュッとしばるだけ・・・みたいな!?
小柄だと、まるで巾着袋のようにキュー――っとしぼられてしまいますよね(笑)


そんなわけで!!
いくつかお試しした中で、最も小柄サンにオススメしたい3着をピックアップしました☆
先ずは、コチラ↓
軽やかでキレイめな雰囲気に、シックなカーキ色の組み合わせが素敵な1着。


スカートが女性らしいので、シンプルに白Tシャツを合わせてみました。
小柄 リネンスカート マキシ エルメス
小柄コーデ Tシャツ madisonblue
tops:madisonblue
bag:HERMES
shoes:foremos marco×bemi

小柄 リネンマキシスカート カーキ
引きずるほどではありませんが、着丈はかなり長めです。
ただ、腰回りのボリュームをおさえた裾に向かってフレアなシルエットで、素材的にも薄く透け感があるので重たい印象はありません。
HERMES ケリー 小柄 foremosmarco 小足 サンダル
トップスを白Tシャツでカジュアルダウンしたぶん、小物はピリッと黒を。
スカートのシックさを引き立てる、リッチ感のあるブラックをチョイス。


このスカート、実はベージュかカーキどちらかをご紹介の予定でしたが、
あまりに素敵で決めきれず(^^;

…てことで、
次にご紹介するのは色違いのベージュです↓(笑)

単なる色違いではありますが、シックなカーキとはガラッと変わってナチュラルな雰囲気。


最もリネンらしい色目なのもあって、着こなしによってはリゾート感が出過ぎてしまいそう!?
なので、カーキの時とは正反対に、トップスはキチンと感あるシャツを合わせました。
小柄コーデ ロングスカート リネンシャツ
小柄 madisonblue リネンシャツ
shirt:madisonblue
shoes:tkees
bag:madisonblue
小柄 tkees madisonblue 小足 ベージュ
シャツ合わせでキレイ目に軌道修正したスカートスタイルが、単なるコンサバスタイルにならないよう、靴とバッグは抜け感強めをチョイス。
リゾート感タップリの小物で全身を“こなれたスカートスタイル”に導いて。





さて、最後はナチュラルなリネンのイメージを覆すコチラの一着↓
まるでシルクが混紡されているかのような、艶やかで光沢のある素材。
重厚感ある素材が醸し出すタップリ広がるフレアなシルエットは美しいの一言。

シンプルに白Tシャツを合わせたのは、あえてのカジュアルダウン目的ではなく、
他には何も必要がないほどスカートにオーラがあるから。
小柄 マディソンブルー ミモレスカート
tops:madison blue
shoes:foremos marco×bemi
bag:dragon
小柄 マディソンブルー dragon
ピシッと一直線ではなく、両サイドが長く中央にかけて短くなるデザインによって、
それなりに生地の重さや着丈はあっても、見た目は軽やか。小柄でもバランス取りやすい。
小柄 ブラウン小柄 小足 foremosmarco
上品な色味と相まって、並々ならぬオーラを放つスカートだけに、リッチに仕上げるのは簡単なこと。
かといって、見え透いたカジュアルダウンはスカートに申し訳ない。
ならばとチョイスしたのは、上品なリゾートテイスト漂うブラウン小物。
ほんのり赤みを帯びたビターなブラウンは、柔らかな配色を壊さず程よく引き締めてくれる。


小柄コーデ 小柄スカートコーデ 夏コーデ
リネンスカートの着こなし、いかがでしたか⁉︎


ただでさえ幼い印象のある小柄にとって、女性らしさや可愛らしさが強調されるスカートは甘くなり過ぎる印象かもしれません。
ましてや、モノトーンのように色自体の印象がカッコイイわけではない、優しい色であればなおさら。

でも、トータルで調整すれば、いくらでも辛口に着こなせるのです。
大切なのは足し算と引き算とスパイス(小物)。

この夏は是非、ピリッとスパイスの効いた辛口なスカートスタイルも楽しんでくださいね(^^)



次回のテーマはワンピースです。
お楽しみに!

  

*次回は6月11日(金)公開予定です

 

  • bemi
  • 阿部恵美。身長153cm。 25年間の会社員生活を経て、2019年にパーソナルスタイリストとして独立。 小柄でもバランスよく素敵に見えるコーデ術、もの選びの審美眼は、マリソル編集部も絶賛。ショップマリソルなどでプロデュースする、小柄さん向けの服も、毎回人気。

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