男の評価は最終的に、妻の印象で決まる?

2017年5月12日
本誌で好評連載中の、美容ジャーナリスト・齋藤 薫さんから悩める40歳へおくる、美と人生への処方箋。今回は、"知的印象"について

日米ファーストレディ、露骨な比較のされ方から見えたこと

 日本でも、またアメリカでも、今ファーストレディーが良くも悪くも注目を浴びている。奇しくも安倍首相のトランプ大統領訪問で、それぞれの妻のツーショットも早々と実現してしまった。
 それにしても二人の女性は見事に対照的だった。面白いのは、向こうの元モデルのファーストレディーに比べ、ひどく落ち着いて見えた日本の首相夫人に対し、日本国民はもう少し華やかでもよかったのでは? と囁いたのに対し、向こうのマスコミは、〝トランプ憎し〟もあって、日本のファーストレディーはファッションも知的でシックで素晴らしい。それに比べて………、といった書き方をしていたこと。妻たちも〝公人〟として、こんな露骨な比較のされ方をしてしまうのだ。
 女はまだまだ独立した個である前に、誰かの妻なのだと言う思いを新たにさせられる比較だった。いやそれ以上に、男の評価の何割かは、妻で決まるような傾向にあることを、改めて思い知らせたのだ。それどころか、女という性がいよいよパワーを増している分だけ、妻の存在が以前よりも男の評価への影響力を増していると言っても良い。
 男がどんな女性を選ぶのか? それは確かに、その男性の知性や教養、正義感や社会性、いろんなものを語ってしまう。もちろん女の場合もパートナーを見ればいろんなことがそこに映し出されるけれど、男は尚更選ぶ女性によってタイプやらランクやら、いろんなものが見えてきてしまうのだ。お見合い的な出会いがなくなる一方、やっぱり未だ、どちらかと言えば男主導の結婚の方が多いからなのかもしれない。

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