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アラフォーからの「美髪」づくりの新常識。“髪”と“頭皮”ケアは別モノと考える!

ヘアカラーにトリートメント、と私たちは「今生えている髪」のケアに追われがち。でもどうか一瞬、髪の土台・頭皮にも注目してみて。そこには、明日の髪の芽がスタンバイ。だから今すぐ始めたいのは、その芽に美しい花を咲かせ、それを保つ髪と頭皮"両輪"のお手入れです!

その人の印象を決める髪。なのに近ごろヘアスタイルが決まらない……!? もしかして、髪質の変化が進行しているのかも! アラフォーの髪と頭皮を正しくケアして美髪を極める最新情報をお届けします!

☆教えてくれたのは・・・

美容エディター・ 毛髪診断士 認定指導講師 伊熊奈美

美容エディター・ 毛髪診断士 認定指導講師 伊熊奈美

いくま・なみ●美容記事を編集して20年。毛髪科学を踏まえた髪のセルフケアに精通。著書に『いい白髪ケア、やばい白髪ケア』(小学館)がある

頭皮=髪の未来。揺るぎない美髪へのカギはそこに潜んでいる

「最近どうも髪型が決まらない、スタイリングが持続しない」……年々そんな悩み、増えていませんか? これこそ、髪質変化というエイジングサイン。マリソル世代なら、さらに白髪や薄毛、傷みやすくなったなど、もっと明らかな髪のエイジングを感じている人も多いでしょう。

 サロンケアやセルフケアにはそんな髪の悩みに答えるメニューがたくさんあるけれど、その有効範囲の多くは〝今生えている髪〟。皮膚科学的には「髪=死んでいる細胞」に施すケアです。だから今ある髪はツヤツヤになっても、これから生える髪にはその効果は及びません。

 そこで同時に取り入れたいのが肌のエイジングケアと同様に行うデイリーな頭皮ケア。頭皮は肌と地続きの「生きている細胞」。だからこれからの加齢変化に負けない、強い髪を生やしたいなら、その成育を助けるべく水をやり、栄養を与えることは必要不可欠。早速今日から髪と頭皮の両輪ケアを始めましょう!



そもそも頭皮のケアと髪のケアはどう違う?

アラフォーからの「美髪」づくり1_1

スキャルプブラッシングやマッサージはもちろん、シャンプーやインナーケアも頭皮ケアの一部。肌同様「洗浄・保湿・UV防御」の三本柱に「血流」のケアまで押さえれば完璧!

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内部成分を補修したり、外側をコートしたりするトリートメント類がヘアケアに当たる。毛髪には自己治癒力がないので、健康な髪を維持するために行うヘアケアは必要不可欠!

▶︎▶︎▶︎両方を同時に行うことで美髪がかないます!


【アラフォーの4大悩みにも効果的!】

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「ある!」と答え始める平均年齢は35歳。最初に気づきやすいエイジングサインが白髪です。遺伝、ストレス、UV、血流不足が主な原因。頭皮ブラッシングとUVケアから始めて!

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細毛や抜け毛はエイジングの第二段階。毛周期を整える女性ホルモンのエストロゲンが減少し、髪の成長期が短縮している可能性大。マリソル世代はマッサージなどで回復もあり!

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これも、女性ホルモンの減少による髪の成長期の短縮が影響。また、頭皮のこわばりや地肌の弾力不足による毛穴のゆがみも一因。マッサージ等のほか、保湿も有効。

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もともと皮脂量が多い頭皮。女性ホルモンが減少し、相対的に男性ホルモンが優位になれば、さらに皮脂量が増え、ニオイにつながる。定期的なクレンズケアなどで洗浄を工夫して。

【Marisol 6月号2021年掲載】撮影/岩谷優一(人物) 久々江 満(物) ヘア&メイク/中山友恵 スタイリスト/程野祐子 モデル/樋場早紀 取材・文/伊熊奈美 構成/原 千乃

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