「親身な回答がしみる」と評判の「大人のカウンセリング室」。神崎恵さんと小田切ヒロさんのおふたりが、交代で読者のお悩みに答えます。自分の方向性に迷ってる人も、そうでない人もぜひ読んでみて!
お悩み:「仕事をやめる勇気がありません」
すると仕事復帰する日、夫が「もう、仕事やめれば? 家でゆっくりして、次のことを考えれば?」と言ってきて。正直、夫の提案に心が揺れました。入社して約20年、体を壊して長期休暇なんて初めてのこと。以前なら、忙しくてもなんとか持ち前の体力と気力で乗りきれたのに、やはり私も歳なのかな、とがっくりしたし、同じ仕事に少し“飽き”を感じていて、今の自分に合う、新しい何かがあるんじゃないかな、と、思っていたところだったので。
一方で、こんな時代に会社を離れたら、もう今のような収入や、やりがいのある仕事は見つからないかもしれず、さらに家庭に入ったまま、社会から隔離されてしまうのではないかという恐怖もあります。体力の衰えを感じたことで、“やめる”方向に気持ちはかなり傾いているのですが、決心がつきません。私はどうすればいいのでしょうか?
回答者はこの人!小田切ヒロさん
■小田切ヒロさんの回答:「一気にゼロにせず、少しずつシフトチェンジしてみては?」
そうはいっても、会社員の場合、フリーランスとは違って、仕事量を50%にするのはむずかしいかもしれない。その場合は、まず会社に話してみる。事情が許せば、部署の異動などを考慮してもらえる可能性も。ダメならその時初めて、50%の力でできそうな、職を探してみる方向に。
それでも「ゼロにしないと」と強く思うんだったら、初めて、仕事すること自体から離れてみる。そしていったん、家庭に入ってみて、ストレスを感じるようならば、もう一度社会に出る方法を考えればいい。今、どこまでストレスを感じているか? どこまで本気でやめたいと思っているか? その度合いによって決心して。
20年同じ会社に勤めてきたというからには、このかたはきっと真面目な性格なんだと思います。そんな人だからこそ、僕が提案したいのは、一生懸命をやめる! なんでもかんでも力を入れず、「的を絞ってほどよく」を覚えてほしい。
一生懸命をやめる、ということは、生き方を変えるということ。実は僕自身、最近、体調をくずして、人生を振り返る機会をもちました。どんなにつらくても、人って“慣れ”で毎日を過ごしていけるし、「もうちょっと」という欲もあるから、無理を積み重ねて不調になる。でも、それを続けていれば、いつか限界がきます。そして限界がきた時には、『時すでに遅し』だということは肝に銘じるべき。僕は回復したからいいけれど、人によっては回復がむずかしい病気を見過ごすこともありえます。何をするにも健康ありき。体の不調はサインなのだから、仕事を50%にするにせよ、きっぱりやめるにせよ、このかたも、今、人生の舵を切って。
長く働ける能力をもっていて、夫に十分な収入があって、「やめてもいい」と言ってくれて、子供にも恵まれて、このかたはかなりの幸せ者(実際問題、独身だと仕事はやめづらいですしね)。だからあとは健康! 20年続けてきた仕事に区切りをつけて、次の方向にいけば、また別の幸せが待っているはず。
アラフォーは人生の折り返し地点。人生を逆算して、これからのことを考える時期です。“健康第一”を心に刻みながら、悔いのない選択をしてくださいね。
■美の処方箋:鉄分やビタミンのパワーで気持ちを上げる
〜 サルスのリキッドサプリ 〜
【用法】
1日2回
-
急速に老ける夏肌に! カバーマークでかなえる内外“細胞ケア”美容【マーヴェラス原田の40代本気美容 #444】
まぶしい太陽は気持ちにパワーを与えてくれるけれど、肌の衰えがコワイ夏真っ盛りの今。肌ダメージが加速しやすい今のシーズンこそ、カバーマークの新美容液とサプリメントで内から外から細胞レベルのエイジングケアを徹底して!
-
強い肌を手に入れる!回復に欠かせない内側のケアを“栄養補給”と“香りのお守り”で
カラダとココロをご自愛メンテナンスして、免疫力UP&ストレスケア!