才能ある女に必要な"理解されている安心感"を得られる復活愛
ハリウッドで、アンジェリーナ・ジョリーが元夫と、またジェニファー・ロペスが元婚約者と“復活愛”を噂されていたりするのは、さすがにコロナの影響ではないのだろうが、まさにこういうタイプほど、つまりは“感情の起伏が激しく自信たっぷりな女性”ほど、復活愛に走りやすいとの見方があったりする。とても単純に激情に駆られて自ら破局を招きやすいのに、女として自信があればこそ逆に自ら再会を望んだりもできてしまう。 本来が恋多き女たちだが、キャリアを重ね分別と抑制が効くようになった分だけ、未知の相手より気心の知れた相手を求めるようになってくる。さすがにイチからの恋愛が面倒になる年齢でもあるし。
そもそも多くの恋愛は多かれ少なかれオンとオフ、つまりくっついたり離れたりを繰り返しがちだし、同窓会恋愛が生じやすいのも、一度距離を置いた相手には、文字通りの懐かしみが加わってトキメキを感じやすいから。“昔よく聴いていた楽曲を聴くだけで涙が出てくる”のと同じ原理だ。加えて才能のある女は、自分を評価してくれる理解者への思い れが人一倍強い。恋愛感情よりも結果的に重要かもしれない“理解されている安心感”の中で、頑張ってきた自分を癒したいとの想いに駆り立てられるのだ。だからこそ才能もキャリアもあるいい女ほど復活愛に走りやすいのである。