☆私が教えます!
ヘア&メイクアップアーティスト 岡野瑞恵さん
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大人に必要なのは、素肌っぽいけど整った肌。この秋のファンデーションは“少しだけ”がいい4つの理由
肌のアラが目立って、ベース作りに悩むことが増えてくるマリソル世代。ついしっかり覆って隠したくなるけれど、アラフォーの掟は"優秀ファンデを、少しだけ!"
STEP:2
ミニマム仕上げの肌を格上げする+1テク!
基本がわかったら次は応用編。くずれ、くすみなど、アラフォーによくある悩みも、"少しだけ"テクを加えれば解消。
technique 01
くずれ・マスク移り防止にはパウダーを〝少しだけ〞
メイクくずれやマスク移りを防ぐのに役立つのがルースパウダー。肌の表面に軽く、薄くつけて、ファンデーションの質感を生かして。
パフに均一にとってから、ティッシュの上でなじませて、余分な粉を落とす。こうすることで、"ボテづき"を避けて、ムラなくのせられる。
マスクが当たる部分に先につける。バンバンはたかず、サラサラとすべらせ、小鼻などくずれやすい部分は軽く押さえてフィックスさせる。
パフに残ったパウダーを、首にもつけると、顔と首の質感がグラデーションになってつながり、よりナチュラルに仕上がる。
(右)なめらかシルキーなテクスチャー。光コントロール技術で毛穴、小ジワ、くすみを飛ばし、磨き上げた上等な肌を実現。プードルトランスパラントn 1 ¥13,200/クレ・ド・ポー ボーテ
(左)肌表面を軽やかにすべり、溶け込むのは、粉の保湿感を高めた技術のなせるワザ。淡い光沢でファンデーションのツヤを殺さず、日中もくすまない。B.A フィニッシングパウダー¥10,450/ポーラ
technique 02
目まわりのくすみ消しにはコンシーラーを〝少しだけ〞
ファンデーションを塗ってもくすみやクマが隠れない時は、コンシーラーを。たっぷり使わず、あくまで少量で上手にカバー。
コンシーラーを両目の下に、それぞれ3 点置き。目のキワギリギリに置くと、塗った感が出るので、少し離してのせて、ぼかすこと。
影になりやすいくぼみの部分に、薬指で軽くたたいてなじませる。続いて、指に残ったものを目のキワから目じりに優しくのせる。
(右)赤みがかったピグメントが青グマやシミを中和して、しっかりカバー。小ぶりなアプリケーターも使いやすい。ラディアントクリーミー カラーコレクター 00251¥3,960/NARS JAPAN
(左)肌の輝きを高めつつカバーするから自然。スキンケア効果で乾きレス。ジェイド アンド イルミネイト コンシーラー 2N0¥7,150/トム フォード ビューティ
technique 03
ヘルシー肌にはオレンジやベージュ下地を〝少しだけ〞
肌色が濃いめの人は、オレンジやベージュの下地を。わざとらしくならずに、肌色のトーンを上げることができる。
100円玉大ほどの下地を手にとり、頰の高い部分から外側に向けて塗る。右ページのピンク下地と同様、輪郭の部分は少なめに塗って。
(右から)健康的なオレンジ。美容液成分約90%。モイスチュアライジング ファンデーションプライマー 02 SPF15・PA+ 30㎖¥3,850/ポール & ジョー ボーテ 引き上げるように密着しハリ感も。肌色の延長線上のベージュ。グロウリフティング ベース BE900 SPF25・PA+++ 30㎖¥5,500/エレガンス コスメティックス
technique 04
ツヤのちょい足しには、ハイライターを〝少しだけ〞
疲れが取れない、やせてげっそりしたというピンチに、ハイライトが活躍。みずみずしい明るさをプラス!
ハイライトパウダーをブラシに薄くとる。頰の高い箇所に当て、下方向にクルッと回して広げれば、上品なツヤ玉が作れる。
(右)繊細になじむフェミニンピンク。ディオールスキン フォーエヴァー クチュール ルミナイザー 02¥6,380/パルファン・クリスチャン・ディオール
(左)ベージュ、ピンク、ゴールドが混じった色は、どんな肌色にもマッチ。ひとつでツヤも血色感も。ローズグロウ イルミネーター¥3,850(限定発売)/ローラ メルシエ ジャパン