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いざ実験!「きれい色を着る」と、どう気分が変わる?|マリソル編集長ウドBLOG #19

きれい色を着るのに躊躇しそうになったときは。 「どう気分が変わるか、の実験なんだ!」と思えば、「よっしゃ、今日は着ていくぞ」という気持ちになれるというお話です。
黄色のワンピース
こちらはuncraveで購入したイエローのニットワンピース。予約していたものが届いたとき、「え!?私、思い切ったな」と思うとともに、新鮮な気持ちに。家の中で、足もとが思いっきりスリッパですみません!!
先日、趣味で通っているヴォイストレーニングの教室で、たまたまファッションの話題になったとき、先生がこんな話をしてくれました。

「私は本来はベージュとか、おとなしい色が好きなんだけど、最近、ときどききれい色を着るようにしているの。どんなふうに気分が変わるか、“実験”だと思って」とのこと。

“実験”! そうかぁ。
そう考えると、トライしやすい服っていろいろあるかもしれないなと、即座に思いました。


その日先生が着ていたのは、スカートこそベージュですが、トップスは鮮やかめの赤レンガ色のニットでした。

色には温度というものがあるらしいので、着ていると実際に「どんな気分になるか」というのを感じることも出来ると思います。

または、実際にこのヴォイトレの教室ならば大きな鏡がバーンと貼ってありますし、そうでなくても、お手洗いなどで自分を目にしたときに、いつもと違う気分になれる、というのもあるでしょう。


そうか、“実験”だと思えば!

きれい色に限らず、何をするにも背中を押してくれそうな言葉です。


それからは写真に挙げたようなイエローのニットワンピースも「今日,私は実験もしているので」という気持ちで、躊躇なく着て出かけているこの頃の私です。



しかし私はそもそも、陽光さす九州出身ということもあり? きれい色にはさほど抵抗がなかったのです。特に若い頃はピンクが好きで、堂々とそのようにプロフィールにも書いていました。

ところが東京に出てきてから、ある人に「そもそも東京ってコンクリートとかビルが多くて、街に似合うのは黒とかグレーなんだよ。君のはちょっと違う」と言われ、がーん,と思うとともに、目からウロコが落ちました。


そうか・・森ではカーキやベージュのアウトドア系ウエアが素敵に見えるように。
海辺ではブルーや白のパラソルが似合うように。
東京のコンクリートジャングルでは、黒やグレーなのね・・。

だからグレーの壁の多い街に住むパリジェンヌも,モノトーンが制服なのね・・と、だんだんと”その場にそぐう色”というのに敏感になっていったのでした。


集英社に入社してからは、そもそもフレンチ系のおしゃれがDNAのファッション誌ばかり。その環境の中で毎日を過ごすわけです。

私の服はどんどんベーシックカラー化していき、今となっては一番大、大好きな色は「グレー」と「ネイビー」です。
その次が黒と白。時々ベージュ、そして年齢を重ねてからは大人のグレージュも大好きに。


ところがやっぱり、人間の本能としてなのか。
西日本出身の明るいブライトカラー好きが蘇るのか。常に「きれい色」には惹かれているのです。

人が着ているのを見ると嬉しくなるし、
誌面などでも、暗くなりすぎないように、必ずポイント的に数点入れるようにしています。


でもいざ自分が購入しようとしたり、着用しようとする時はやはり、日々ベーシックカラーに手が伸びることが多く・・・。

安心感がとてつもないですし、それこそ、都会のジャングルに身を隠しながらも「さりげなくおしゃれ」が体現できる(ような気がする)からですね。


でも、久しぶりに「きれい色」の服が手元に届きましたよ。

そして、ヴォイトレの先生の何気なく放った、「実験だと思って」という、素晴らしくきっかけになる言葉が刺さったり・・で、

最近、「私は研究しているんだから、いいのよ」という思いで、きれい色を堂々と身につけて出かける日が週一以上のペースで出現しています。


“実験”、いいですよね。

チャレンジ精神なんて大げさな言葉ではなくて、「ちょっと今日はね」くらいの気持ちでトライできる言葉。
それでいて非常に前向きで冷静さもある言葉です。

まだまだ“実験”していないもの、たくさんあります。“実験”をこれからも楽しみたいと思います! (ウフフ)


ピンクの服
先日、ヴェルメイユパーイエナの来春の展示会にて。上半身にピンク、の好例。
ピンクの服
こんなピンクの服がサラッと掛かっているラックは女子としては素通りできません。エディットフォールルの来春ものです。

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