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冬には冬の洗顔を。うるおいを守る「温め」クレンジングと「巡り」洗顔にスイッチ!【アラフォー冬洗顔のオキテ】

いくら保湿しても乾きがちな冬肌に最適なクレンジング&洗顔テクニックをご紹介! 正しく洗って、冬トラブル知らずの肌に。

硬くごわつきがちな冬肌を潤いたっぷりのしなやかな柔肌に導くためには、毎日のクレンジングと洗顔を見直すことが第一。水井真理子さんが、その最適テクニックを伝授。これだけでも、肌の違いを実感できるはず。ぜひ、今日から実践を。


☆私が教えます!

トータルビューティアドバイザー 水井真理子さん

トータルビューティアドバイザー 水井真理子さん

肌だけでなく心も身体もトータルにアプローチする美容アドバイスも好評



モデルカット1

ちょっとしたコツで、肌がみるみるよみがえる!

「温める」「巡らせる」が過酷な冬をのりきるためのキーポイント。そのコツをマスターすれば、真冬でもずっと柔肌美人キープが叶います!


「温め」クレンジング編

「冬肌のクレンジングは、こわばった肌をほぐすようにゆっくりと丁寧に行いましょう。その際、ポイントとなるのが『温め』。冷たい手やクレンジング剤のまま肌にのせると、肌もびっくりして緊張してしまいます。肌に広げる前に、必ず手のひらもクレンジング剤も温めることが重要。それだけでも、肌がホッとリラックスしますから。そして手の動きも優しくゆっくりと。 専用のアイリムーバーを使わず、クレンジングだけで落とす場合は、アイメイクなどポイントメイクは最後に落とすのがおすすめ。最初にポイントメイクから落とし始めると、肌全体にその汚れが広がるし、目をつむってしまうので、汚れをちゃんと落としているかどうか確認もしにくくなるからです。 また、目じり、鼻の下、口角は、年齢が上がってくると、より汚れが溜まりやすくなる部分。特に冬は涙や鼻水などが知らないうちに出ていることも多く、きちんと落としておかないと、くすみの原因に。この3ポイントも意識しながら、すみずみまで丁寧にクレンジングするように心がけましょうね」


手のひらでクレンジングを温める



クレンジング手順1

適量のクレンジングを手にとり、4本指の腹全体に広げる。この時、クレンジング剤を手の温度でしっかりひと肌温度に温めるのがコツ。手自体が冷たい場合は、クレンジングを取る前に、両手のひらを何度かこすり合わせて温めて。

顔全体にまんべんなくのばす



クレンジング手順2

人肌に温めたクレンジングを両頬、額、あご、広げながら置く。

頬をくるくる



クレンジング手順3

まずは、一番面積の広い頬から。4本指の腹全体を使って、内から外、下から上に向かってらせんを描くようにくるくるとなじませる

額をくるくる



クレンジング手順4

続いて額へ。こちらも4本指の指先の腹を使って、眉間からこめかみに向かって螺旋を描くようにやさしく丁寧になじませる。

鼻すじをすーっと、鼻横をくるくる



クレンジング手順5

中指と薬指の指先の腹で、眉間から鼻筋へと指をすーっとすべらせ、小鼻横はくるくるとなじませる。

鼻の下をくるくる



クレンジング手順6

つい忘れがちな鼻の下も指先でくるくる丁寧に螺旋を描くようになじませる。マスクしていると知らないうちに鼻水が出ている場合もあるので、忘れずにオフを。

口角をくるくる



クレンジング手順7

口角も落とし残し要注意ポイント。こちらも指先でやさしく丁寧になじませて。

あごをくるくる



クレンジング手順8

続いてあごやフェイスラインも指先で螺旋を描くようにくるくるとなじませる。

眉をくるくる



クレンジング手順9

専用のポイントリムーバーを使わず、1つのクレンジングで落とす場合は、最後に眉〜目のアイメイクをオフするのがポイント。全体を一度に落とすと、負担になりやすく落とし残しの危険も。1パーツごとに細かく丁寧に落としていくのがポイント。まずは、眉からくるくると。

目の上をスライド



クレンジング手順10

続いて上まぶた。中指と薬指の腹を内から外にすーっとやさしくスライドさせながらなじませる。

まつ毛を下にむけしごく



クレンジング手順11

次はマスカラ。中指の腹でクレンジング剤をまつ毛によくなじませてから、すーっと下側にスライドさせてオフ。

アイラインをオフ



クレンジング手順12

まぶたを片方の手で引き上げながら、もう片方の中指か薬指の指先の腹で、アイラインをくるくるなじませてオフ。

下まぶたをスライド



クレンジング手順13

最後の仕上げは下まぶた。中指と薬指の指先の腹で内から外に向かってやさしくスライドさせる。すべてのメイクと汚れがクレンジング剤となじんだら、ティッシュで全顔を軽く押さえて余分なクレンジングをとってから、ぬるま湯で洗い流す。①〜⑬までにかける時間は約1分を目安に。



「巡らせ」洗顔編

「クレンジングはある程度時間をかけながらゆっくり丁寧にやることが大切ですが、乾燥しやすい冬の洗顔は時間をかけないで素早く洗いましょう。手の動かしかたは、『巡らせ』ることを意識して。肌の内にたまった老廃物も流すようなイメージで、リンパの流れに沿うように顔の下から上、内から外に向かってくるくると洗顔料を広げていくのがポイントです。こうすることで、顔全体の潤いも巡りやすくなります。ゴシゴシ洗おうと思わずに、泡のクッションを利用してやさしく手早く。時間の目安は泡で洗うのが30秒、すすぎが30秒ほど。すすぎ終わったら、タオルでゴシゴシも厳禁。柔らかめのタオルを用意して、肌に当てて水分を吸い取らせる感じ。また、洗顔中は鏡を見ながら行うこと。全体に泡がなじんでいるかをちゃんと確認しながら洗うのが大切です。なので、まぶたを洗うのは最後に」(水井さん)


ピンポン玉2コくらいの泡を5点おき



洗顔手順1

泡の量はピンポン玉2コを目安に。弾力ある泡をしっかり泡立てたら、両頬、額、鼻、あごの5点おきに。

あごからスタート



洗顔手順2

泡をつぶさないよう優しいタッチであごからフェイスラインに向かってくるくるとマッサージするように泡を広げる。

頬を内から外へくるくる



洗顔手順3

頬も同様に、内から外にくるくると手早く泡を広げる。

おでこを下から上へくるくる



洗顔手順4

額も同様に、下から上、内から外に大きくくるくると泡を広げる。

目は閉じずに、目周りをくるりと一周



洗顔手順5

続いて目の周囲。目は開けたまま目の外側を大きくくるり。

小鼻と鼻すじをスライド



洗顔手順6

皮脂汚れがたまりやすい小鼻や鼻すじは軽く指をスライドさせて。

鼻下もスライド



洗顔手順7

クレンジング時同様、鼻下も忘れず指先をスライドさせて、泡をなじませる。

もう一度あごをくるくる



洗顔手順8

今度はあご全体を軽くくるくると洗う。

まぶたは最後にやさしくスライド



洗顔手順9

最後にまぶたをスライドさせて泡を広げたら、ぬるま湯で丁寧にすすぐ。

撮影/向山裕信(Vale.) ヘア&メイク/藤本希(cheek one.) スタイリスト/程野祐子 モデル/SOGYON 取材・文/山崎敦子 構成/原千乃

 

【アラフォー冬洗顔のオキテ】次回は、冬肌環境にあったクレンジング&洗顔コスメを美容賢者が厳選!

1/25(火)公開予定です。(全4回)

 

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