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どんなシーンでも“肌魅せ”するための、最旬・ベースメイクの基本って?【アラフォーのシーン別ベースメイク②】

軽やかに、でも、ツヤをたたえて。そんなニューノーマルな’22年の旬肌を叶える岡野流ベースメイクのポイントを、それぞれのシーンごとにご紹介。この簡単テクを知っていれば、いつだって、どんな時だって、あなたの印象は、“もともとの素肌がきれいな人”!

\ 私が答えます! /

岡野瑞恵さん

岡野瑞恵さん

ヘア&メイクアップアーティスト。
旬を取り入れる確かなセンスと繊細なテクニックで、女優やモデルなど著名人からの指名も多い。ナチュラルなのに肌そのものを美しく仕上げる肌づくりの名手でも。



「2022の春夏、目指すべき肌は、さらりと軽いのに、自然なツヤをたたえた肌」

「素肌っぽく健康的に見えるというのは大前提ですが、今季の一番のポイントはより自然なツヤ感。昨年までは、どちらかというウェッティなツヤが主流でしたが、今年は、肌自体の仕立てはよりさらりと軽いのに、もともとの肌のコンディションがいい時に出るツヤ感が残るという感じです。以下のシーン別、ポイントをチェックしてみてくださいね」(岡野さん)


モデルカット1

ニットベスト¥17,600、タンクトップ¥10,780/カイタックインターナショナル(ヤヌーク) ピアス¥25,080/J プロダクツ バングル¥35,200/リキッド


シーン別、ベース作りのポイントはココ!


1. マスク肌 × 色つき下地+コンシーラー

ピンク系かベージュ系の色つき下地で小さなシミや色ムラなどの肌全体の”ノイズ”を程よくカバーしつつ、目の下や眉間から鼻筋にかけてをコンシーラーでなめらかに整えるのがコツ。目の下と眉間まわりが整うだけで、全体の美肌印象もUP。下地の柔らかなツヤ感も好印象ポイントに。

howtomakeup
1_ステップ1

色つき下地を適量とり、広い面の頬から塗り始める。


1_ステップ2

顔の中心から外側に向かって頬全体やあごに塗り広げる。


1_ステップ3

手にのこっているものを、額や目の周り、鼻まわり、口まわりなど細かい部分に広げる。


1_ステップ4

コンシーラーを指先にとり、クマや影が気になる部分にトントンと軽く叩き込むように載せていく。


1_ステップ5

眉間は、アラフォーになると意外にアラが目立ちやすい部分。この眉間から鼻筋にかかる三角ゾーンにも同様にコンシーラーをトントンと叩き込む。ここの肌がなめらかに見えると顔立ちの整い方が違う。



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使用アイテム1

(右)ポーラ
B.A デイセラム リキッド 30ml ¥9,900

ピンク色のみずみずしいテクスチャーが、いきいきとした立体感とみずみずしい透明感を演出。汗や皮脂を活かしてくずれにくく透明感を与える独自の設計も優秀。SPF40・PA+++


(左)クレ・ド・ポー ボーテ
コレクチュールヴィサージュ n 全5色 各5g ¥6,600

高いカバー効果と素肌の一体感を両立。時間がたってもよれにくく、使うほどに肌にうるおいと輝きを与えるスキンケア効果も。SPF25・PA+++



2. ワンマイル肌 × 色つきUV×パウダー

肌のアラをカバーしながらトーンアップする下地機能つきUVなら、日中の肌を守りながら、素肌を美しくランクアップしてくれるので一石二鳥。薄づきのフェイスパウダーと組み合わせて使えば、誰かと出会いそうな近場への外出も臆することなく出られます。

howtomakeup
2_ステップ1

日焼けしやすい目の下の三角ゾーンを中心に、色つきUVをしっかり塗ってから、肌全体に薄くぼかしていく。


2_ステップ2

首にも色つきUVでカバー。首もとをトーンアップさせることで、全体の肌感印象も明るくアップ。


2_ステップ3

塗り忘れやすい耳も、実は焼けやすいパーツ。こちらも手に余っているUVを軽くなじませる。耳まで均一な透明感が叶う。


2_ステップ4

Tゾーンや小鼻まわりなどテカリやすい部分はプレストパウダーで押さえて、さらりとした印象に。マスクをつけても崩れにくさアップ。


2_ステップ5

より美肌に仕立てたい時は、肌全体にルースパウダーを薄くフィット。肌トーンがさらにアップして上品なツヤ肌仕上げに。



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使用アイテム2

(右)ローラメルシエ
トランスルーセント ルース セッティング パウダー トーンアップ ローズ29g ¥5,280

薄膜フィットでふんわり毛穴レスな繊細肌に整えながら、配合のローズピグメントが、くすみを飛ばしてほんのり血色感を演出。フェミニンな肌印象に。


(左)ランコム
UV エクスペール トーン アップ ローズ30ml ¥6,380(2月15日発売)

優れた抗酸化効果を発揮するエーデルワイス抽出エキスをこだわり配合。日中のダメージによる酸化を予防。女性の理想のスキントーンを再現したローズカラー。SPF50+・PA++++



3. 会食肌 × 透け肌ファンデーション

一番、美肌に魅せたい会食シーン。マスクしていても外しても美肌見えを叶えるのが透け感のある仕上がりの最新リキッド。ノーテクニックで、旬の肌感を演出するので、これ1本ささっと全体に広げるだけでも十分。気になる部分は重ねづけすれば完璧です。

howtomakeup
3_ステップ1

適量をまずは手の甲にとり、指先に広げる。


3_ステップ2

最初に、一番キレイに魅せたい目の下三角地帯にのせて、フェイスラインに向かってぼかしていく。


3_ステップ3

額も中央にのせたら、生え際に向かってぼかしていく。手に余っているものを目もとや鼻周り、口周りに広げる。


3_ステップ4

目の下のくすみやクマが気になるようなら、トントンと重ね付けを。


3_ステップ5

小鼻の赤みも意外に目立つトラブル。気になるようなら、こちらも指先でトントンと重ね付け。



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使用アイテム3

SUQQU
ザ リクイド ファンデーション 全23色 30ml ¥11,000(2月10日発売)

岡野さん絶賛。さーっとのばすだけで、肌全体が均一ななめらかな質感に整い、軽やかなのに、顔立ちまで美しく魅せるツヤ感も。カラーバリエも豊富なので自分色が必ず見つかる。SPF15〜30・PA++(色番によって数値が違う)



4. オンライン肌 × ハイカバーファンデーション

肌の凹凸や影だけが強調されがちなオンライン上の顔。でも逆に、繊細なタッチや肌感はほぼほぼ見えないので、クッションファンデやパウダリーなどカバー力の高いファンデーションを顔の正面を中心にバンバンと叩くようにのせて行くのがコツ。側面は塗らないでもOK。その方がかえって顔の立体感がきわだつ仕上がりに。

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4_ステップ1

ファンデーションをパフやスポンジにとり、頬の広い部分から顔の正面から見える範囲にバンバンと叩くようにして広げる。ヨレやすい目の周りだけは厚くなりすぎないように注意。


4_ステップ2

眉間から額にかけても、同様にバンバンとのせていく。


4_ステップ3

ほうれい線も影をダイナミックにとるようなイメージでバンバンとのせていく。顔の側面はあえて塗らずに顔の立体感をきわだたせる。



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使用アイテム4

パルファム ジバンシイ[LVMHフレグランスブランズ]
タン・クチュール・クッション 2品 各13g ¥8,580(3月4日限定発売)

ソフトフォーカス効果で肌悩みを自然にカバーし、潤い感も崩れにくさもロングラスティング。高いカバー力&ピンとした肌のハリ感が1品で叶う。ブラックの意味点レザーによる限定デザイン。SPF20・PA++。


撮影/岩谷優一(人物/Vale.) 山口惠史(物) ヘア&メイク/岡野瑞恵(ストーム) スタイリスト/程野祐子 モデル/牧野紗弥 取材・文/山崎敦子 構成/原千乃

【アラフォーのシーン別ベースメイク】

次回は、『いつでも“肌のキレイな人”でいるためには、シーンに合わせたベースアイテム選びが必須です!(その1)』を2/22(火)公開予定です。(全4回)

 

  • 2022年 春夏の“肌魅せ”のコツ、教えます!【アラフォーのシーン別ベースメイク】

    2022年 春夏の“肌魅せ”のコツ、教えます!【アラフォーのシーン別ベースメイク】

    まだまだ続くマスク生活に、ベースメイクに悩めるアラフォーも増加中。マスクをしていても、していなくても、キレイ印象の”要”はやっぱり“もともとの素肌が美しい”と感じさせる肌。それには、2022年の春夏、どんなベースメイクを目指すべき? 肌づくりの名人・ヘアメイクアップアーティストの岡野瑞恵さんと2人の美容のプロが教えます。

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