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目もとに口元に頬に、一つだけ、きれい色を。この春のアラフォーを絶対に綺麗に見せるのは、“一点豪華メイク”!【アラフォーの幸せ顔メイク’ 22春】

まだもう少しは続きそうな、“内向き”生活。だけど、温かな風に誘われて、外にパーっと繰り出したくなる春もすぐそこ! そんな“外向き”気分をさらに盛り上げてくれるのがメイクのパワー。続々とラインナップ中の2022年春夏の新色から、アラフォーのトキメキと綺麗を確約する旬メイクをヘア&メイク中山友恵さんと考えます!



\ 私たちが考えてみました! /

プロフィール画像

中山友恵
ヘア&メイクアップアーティスト

山崎敦子
美容ライター

ハラチノ
美容エディター


一点豪華カラー

(右下)トップス¥11,000/ノーク(ノーク バイ ザ ライン) ピアス¥34,100 /シスイ リング¥121,000※2本セット価格/ユハ (右上)ワンピース¥16,500/ノーク ピアス¥27,500、ネックレス¥269,500、ブレスレット¥105,600/バウゴヘイアン (左下)ワンピース¥16,940/オンワード樫山(ハッシュニュアンス) イヤカフ¥22,000 /バウゴヘイアン

目もと、口もと、頬。どこかに一つだけ、存在感抜群のきれい色をまとうのが、今年風、あか抜けメイク!

ハラチノ 今年も新色が出揃いましたね!
山崎 今、こんなご時世だから、新しいカラーを見るだけでも気分が上がる!
中山 昨シーズンに引き続いて、今季もオレンジや黄色が多めですが、今年は絶対この色! というような目玉的トレンドがないのが今季の特徴とも言えますね。
山崎 確かに色も質感もバリエが豊富
ハラチノ 大人の顔をさりげなく明るく、綺麗に見せてくれる、くすみ系カラーのきれい色が多いのが何よりよね。しかも、いろいろ組み合わせてもどれも喧嘩せずに、まとまってくれそう!
中山 そうなんですよ。だから、ここ数年、思うようにお出かけもできなくて、ちょっと抑圧されてきた気分を晴らす意味でも、好きなカラーを好きなように選んで、この春は思いっきりメイクを楽しんでほしいですよね。大人になればなるほど、カラーメイクに尻ごみしがちだけど、例えば、“コレ!”っていう綺麗色をどこか一つポイントで遊ぶというのが、大人にはおすすめ。目もとならコレ、口もとならコレ、頰ならコレ、っていう感じで。
山崎 それなら、すぐにでも取り入れられそう。リップはシアーな透け感色が、この春はかなり気になるけれど…。
中山 私はブラウンのようなパープルのような小悪魔カラーに惹かれます。見た瞬間に、わー、おしゃれ!って思った。質感もベタッとならずに薄づきで軽やかなツヤがあるのがとっても今っぽい。
ハラチノ アイカラーも、オレンジやレッドなどの暖色系から、ブルーやモーブなど寒色系など、よりどりみどり。
山崎 オレンジやイエローもおしゃれだけど、この春は違う色にも挑戦してみたい気分。中山さんのオススメは?
中山 私が気になるのは、断然ピンク
ハラチノ ピンク! 私も新色が出るたびに、あ、可愛い!と気にはなるけど、大人が使うのはなんだか難しくない? となかなか手が出せないのだけど、大人でも無理なくこなせるコツってありますか?
中山 甘くなりすぎない、ちょっとくすんだ色を選ぶのがいちばんのポイントです。そして、目もとに、“1点豪華”なピンクを持ってきた分、頬や口もとの色は引き算することで、アラフォーに似合う知的なピンク使いができますよ。
山崎 チークの新色が多かったのも今季の特徴ですよね。
ハラチノ マスクしているからチークはつけない…という人も最近は多いみたいだけれど、顔色がくすみやすい大人にはやっぱりチークは必要と、ひしひし。この前、ちょっとマスクがずれた時の自分の顔を見て、あまりの顔色の悪さにびっくりしました…。
中山 ヘルシーな顔印象をパッとあげて、わかりやすく気分を上げてくれるのは、やっぱりチークですよね。中でも今年の“1点豪華”なチークメイクには黄み系オレンジが私的おすすめ。赤みがない色味が、アラフォーをフレッシュにしながら、おしゃれっぽく見せてくれると思います!

中山友恵推薦! パーツ別“1点豪華カラー”はこれ!

  For LIPS

女っぽいのにマニッシュな香りがする“1点豪華”な口もとをメイクする、シアーボルドー

lip

さりげなくおしゃれ感が際立つメイクに定評ある中山さんが、アラフォーのために選んだリップは、ボルドーがかったブラウン。いわく“小悪魔色”。色はドッキリ、質感は透け感のある薄づきフィットで軽やかにがベストバランス。ちょっとカッコよく、ちょっと女っぽく。おしゃれアップしたい気分の日には断然このリップを!

  For EYES

甘さと知性が共存する“1点豪華”な眼差しをメイクする、辛口ピンク

eye

バリエーション豊富なアイカラーの中から、中山さんが選んだイチオシは“辛口ピンク”。ちょっとくすんだピンクの目もとは、甘さがありながら、知性をも感じさせる、実は大人にこそ似合う絶妙カラー。テクニックは要らない。目の下をふわっと囲むだけで、そのピンクのニュアンスが表情も気持ちも変えてくれる。仕事モードなシーン、ちょっとおめかしたい時にこのピンクをスタンバイ。

  For CHEEKS

カジュアルな洒落感がにじむ“一点豪華”な頬をメイクするなら、黄みオレンジ

cheek

パッと気分を一新させたいなら、やっぱりチークのパワーに頼るのが一番。赤みのない黄みよりのオレンジチークなら、カジュアルさのなかに洗練された洒落感がチラリ。上め、横広めを意識してチークオン。すれば、ちょっと幼い可愛さがふわり。目もともリップも同系の黄みよりで軽やかに仕上げれば、春に一番似合うフレッシュな表情が完成!

撮影/岩谷優一 ヘア&メイク/中山友恵 スタイリスト/程野祐子 モデル/樋場早紀 取材・文/山崎敦子 構成/原千乃

【アラフォーの幸せ顔メイク’ 22春】

次回は、『春の女っぷりを上げる“1点豪華メイク”①リップメイク編
シアーボルドーのリップカラーで、女っぽさとマニッシュさのいいバランスを演出
3/17(木)公開予定です。(全4回)

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