いまだからこそ観たいヒーリング韓国ドラマNetflix「二十五、二十一」
ラブコメやサスペンスもいいけれど、笑えて泣けて温かい気持ちになれる作品も秀逸な韓国ドラマ。韓国放映とほぼ同時、2月12日から毎週2話ずつ配信されているNetflix「二十五、二十一」は、そんなヒーリングヒューマンドラマ。韓国でコン・ユさんや少女時代のスヨンさんなどがSNSで称賛し、いまもっとも話題となっている作品です。毎週の配信が楽しみな、目の離せない吸引力。2022年の現在、娘を持つ母となった、1998年に高校生だった主人公ヒドを、可憐すぎるキム・テリさん(実年齢31歳!)が演じます。マリソル世代にきっと刺さるはず!
1998年、通貨危機という抗えない運命で夢を諦めた青年と、チャンスに変えた少女。フェンシングの国家代表を夢見る、猪突猛進なナ・ヒドを「ミスター・サンシャイン」『リトル・フォレスト 春夏秋冬』(どちらもNetflixで配信中)のキム・テリさんが、同じ高校の卒業生で、ジャーナリスト志望のペク・イジンを「まぶしくて 私たちの輝く時間」「スタートアップ:夢の扉」(どちらもNetflixで配信中)のナム・ジュヒョクさんが演じます。このふたりの組み合わせは誰も拒めないと、監督も記者会見で話していますが、激しく共感!キム・テリさんはチャーミングの塊で、「ミスター・サンシャイン」のソウルでの記者会見で間近に拝見し後ずさりしたくなるほど可憐でした。また、東京でも取材させていただきましたが、「まぶしくて」放送直後に取材のために済州島まで来てくれたナム・ジュヒョクさんも、ペク・イジン役にぴったり!”近づいてくる春のような晴れやかなドラマに期待してほしい”そうです。ちなみにテリさんは「ミスター・サンシャイン」以来、3年半ぶりのドラマ復帰で、そちらも話題に。”美しくて、幸せな気分になる台本で、キャラクターがとてもエネルギーに満ちている”といい、フェンシングは半年ほど練習して準備したそうです。
そして、韓国ドラマを観ている方々ならお気付きのように、Netflixで大ヒットした「愛の不時着」「ヴィンチェンツォ」などを次々と世に送り続ける制作会社、スタジオドラゴンが企画。監督、脚本もオススメの「恋愛ワードを入力してください〜Search WWW〜」(こちらもNetflixで配信中)のチョン・ジヒョン監督、クォン・ドウン脚本家が再タッグ。それぞれのキャラクターも持ち味を発揮していて、「オー!サムガァンビラ」のボナさん(宇宙少女)、「カイロス〜運命を変える1分〜」のイ・ジュミョンさん、そして「模範タクシー」「ラケット少年団」「智異山」と話題作が続き躍進中で、日本の公式ツイッターをオープンした注目の若手俳優チェ・ヒョヌクさんが、ヒドの同級生を演じています。激変の90年代、ナイーブな時期の葛藤と成長を描いた監督が、「過去の自分を振り返って、今の自分を励ますことのできるドラマになったら嬉しい」と話す、ときに爆笑、ときにじんわり泣けて、キュンとする温かな作品です。
桂まり●かつらまり 韓流予報士(?)。温泉保養士。「SPUR」や「eclat」などで、トラベル、フード記事など担当するライター。趣味は各国で料理教室に行くこと。「泣いて笑って癒される韓流ドラマのお勧めを不定期で紹介します!」インスタグラム@marikatsura
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