- WEB美容エディター 原田千裕
- ちょっとやそっとじゃ揺るがないのが自慢だった鋼鉄の肌に明らかな陰りが……ということで、アンチエイジングにフルスロットル中! そんな日々の中でキャッチした、アラフォー向けの“マーヴェラス”な美容トピックスをシェア。コスメも男性もお酒も“ディープで濃いめ”が好み。Instagram:@marvelous.h
*Marisolのサイトが4月1日にリニューアル! これからもご期待ください。
ukaから初の香水が!「uka perfume series」誕生
今までもネイルオイルやヘアケア、ハンドクリームなど“いい香り”のアイテムをたくさん展開してきたuka。満を持して、初の香水「uka perfume series」をリリース! オーガニックの小麦を原料とするエタノールをベースにしたヴィ―ガン処方・自然由来指数90%以上というのもukaらしいこだわり。
調香は、ukaのアイコン的存在のネイルオイル誕生時から製品開発のパートナーとして、一緒にプロダクトづくりをしているジル・バートゥミュウ氏です。
忙しくてめんどくさがりでよくばりな大人のために、持続時間が高いパフュームを選択。天然由来の香料を高配合し、身につける人の肌のpH値やつける場所・体温によって香り方が変化します。
とてもパーソナルに、上質に香る本格的な香水なのですが、まとうムードがとてもukaらしく軽やか。
シンプルな紙筒のパッケージのふたをとると、その香りをイメージしたヴィジュアルが現れるのもハッとするほど素敵です。
今回発売された香りは4種。
レギュラーのネイルオイルから2種、過去に限定発売されたネイルオイルでとくに人気の高かった2種の香りをパフュームのフォーミュラに合わせて調香しています。では、順にご紹介していきましょう。
uka perfume 7:15(uka パフューム ナナイチゴ)
ご褒美で出かけた温泉旅行で朝、ヒノキ風呂に入って気持ちがホッとゆるむ瞬間。そんなストーリーが添えられたナナイチゴは、ネイルオイルでも人気の香りのひとつ。ヨーロッパではいちばん人気の香りだそうです。
柑橘系のトップノートからウッディなミドル&ラストノートへの移り変わりは、まさに静寂。日本人であることの喜びを感じられる香り、といったら大げさかしら。
おすすめの使い方は、ボトルを手に持ち、腕を上に伸ばして2プッシュ。その中をくぐり、香りを纏えば気持ちがスーッと落ち着くはず。
uka perfume 7:15(uka パフューム ナナイチゴ)15mL ¥8800/uka
uka perfume 24:45(uka パフューム ニイヨンヨンゴ)
ニイヨンヨンゴも、レギュラーとして人気のネイルオイルの香りを踏襲。忙しい1日の中で、ふと動きをとめて落ち着きたいときにぴったりの魅力的で優雅な芳香です。
リラックスできる香りの定番・ラベンダーで安らいだら、ラストに香るのはバニラ。フランスの小児科では、子供の気持ちを落ち着かせるためにバニラを使うことがあるんですって。
忙しない日中のリセットにはもちろん、考えすぎで頭が冴えて眠れない夜、子どもに戻ってぐっすり眠ってほしい……そんな優しさも込められた、やすらげるお守りのような香りです。
uka perfume 24:45(uka パフューム ニイヨンヨンゴ)15mL ¥9350/uka
uka perfume ma/jo(uka パフューム マジョ)
2010年に限定ネイルオイルとして発売された際に爆発的な人気を誇り、復刻のリクエストも多かったというのが、こちらのマジョ。強烈な魅力を持ち、絶世の美女と称されるクレオパトラも愛したというイランイランの香りがメインに据えられています。
可憐な花からは想像もつかないほどセンシュアルな香りを放つ、イランイランの“魔女”のような2面性。そこに、フランス語で自分という意味の“MA”と、喜びのJOYの“JO”をスラッシュでむすびつけて「ma/jo」。人を密かに惹きつける“私の喜び”の香りです。
出かける前に左右のくるぶしに1プッシュずつ纏えば、歩くたびに周囲の人を魅了する存在に
uka perfume ma/jo(uka パフューム マジョ)15mL ¥9350/uka
uka perfume Japanese Night(uka パフューム ジャパニーズナイト)
外箱の蓋にはukaのロゴではなくお月様が!
ジャパニーズナイトは、2017年に限定で発売されたネイルオイルから。当時、男性からも支持されたという、働く大人たちにぴったりのジェンダーレスな香りです。
ひと嗅ぎすると、その名のごとく東京の夜を楽しむのに欠かせない、甘いウイスキーとスモーキーな煙のイメージが広がります。ユーカリ・クローブ・フランキンセンスなどが奏でるスパイシーだけど甘く、そして深い香りに包まれていると、なんだかゆったり、気分が落ち着くんですよね。
その日の服を着る前に、おへそから30センチ離して1プッシュ。洋服で自分の中に香りを閉じ込めて出かければ、1日を余裕をもって過ごせそう。夜、バーカウンターでの1杯を楽しみに今日も頑張ろう!みたいな気分で(笑)、颯爽と仕事がこなせます。
uka perfume Japanese Night(uka パフューム ジャパニーズナイト)15mL ¥8250/uka
ある日の私は、ニイヨンヨンゴをつけて仕事に。その日はちょっと忙しない1日でしたが、ふとした瞬間にふわりと漂うバニラ、その背後にかすかに残るラベンダーのハーモニーで、焦らず散らからず過ごせました。
そういえば、オフィスの“置きハンドクリーム”もukaでした! このイチハチサンゼロも、ローズ・ゼラニウム・ジャスミンなどのうっとりするほど華やかな芳香が素晴らしいんです。この香りも香水になったらうれしいな~。
よくばりな大人をうならせる「uka perfume series」。さすがのクオリティです。
今回、おすすめの使い方もご紹介しましたが、なにより香りは“楽しむ”のがいちばん! ぜひ、お気に入りの香りを見つけて、その日・その瞬間・気持ちに合わせて、自分なりのつけ方で楽しんでみてくださいね。