前回のブログでご紹介した木場公園の駐車場にて、”雨の日でも遊べる”で検索し「相当軽い気持ちで行ってみたら思いのほか凄まじかったスポット」をご紹介します。
都心から車で約2時間半程度。
山道を走って向かった先は、奥多摩エリア『日原鍾乳洞』
駐車場近くに売店、トイレもあります。
階段を下りて入口へ。
住所 東京都西多摩郡奥多摩町日原1052
TEL 0428-83-8491
営業時間 8:00〜17:00
(12〜3月は8:30〜16:30まで)
休日 12/30〜1/3
いやなんか、ちょっと入口が怖いのですが←
鍾乳洞探検スタート。
中の気温は通年11℃。
照明もあって足元も整備されていますし、お年寄りや小学生くらいのお子さんも見かけたので安全的にはもちろん問題ないようなのですが、
とにかくちょっと怖い←
※全ての写真、見えやすいように明度を上げている為、実際はもう少し暗いです
地下を流れる水が石灰岩の侵食を繰り返すことで出来上がるとされています。
今にもインディー・ジョーンズが岩に追いかけられながら走ってきそう。(安易な表現ですみません)
中は思ったより広く、全長800m。全てじっくり見ると40分以上かかるそうです。
ここはかなり急な階段を登るので、新洞は小さいお子さんやご高齢の方は避けた方が良いという注意書きがありました。
急勾配でヘビーな階段をしばらく登っていきます。
※運動してない40代女の太ももが軽く筋肉痛になるレベル。
名前が付けられた大きな石筍や、つららのような鍾乳石がいくつもありました。
つらら状に垂れ下がる鍾乳石は3センチ伸びるのに200年、上に向かって成長する石筍は400年の年月を費やすそうで、てことは一体どんだけかけて今の姿になってるんだ…。
こちらは平成8年に設置されたそうです。
洞内はとても静かなので、音が響いてよく聞こえました。
奥にはその昔、弘法大師が修行に使ったと伝えられている「弘法大師学問所」と呼ばれる空洞もあります。
後から調べたところ(なぜ向かう車内で調べなかったのか反省)日原鍾乳洞は、山に篭り厳しい修行をする「修験道」の聖地だったそう。
※ちなみにこの近くに「天井知れず」という場所があるのですが、見上げると天井が見えずどこまでも続いているように見える空間があって、ブラックホールに吸い込まれていくような何とも不思議な気分になります。
水琴窟を出て奥へ進むと見えてくるのがこちら。
「死出の山」
どこもかしこも名前が恐ろしい。
とても幻想的で、洞内で一番の見どころだと思います。
ライトアップに関してはテーマパーク感が出てしまいがちなので、感じ方によっては賛否あるかもしれませんね。
とはいえとにかく圧巻。
思わず「うわぁ」と声が漏れましたが、写真だとなかなか伝わらず残念。
是非実際に見ていただきたい!!
何故だ、何故この状況でここに縁結び観音があるんだ。
(HPなどを参照しつつ、思い出しながら書いたので色々間違っていたら申し訳ありません)
入口と同じ場所から出て探検終了。
これから行く方へお伝えしたい注意点としては、前述のとおり、洞内は涼しいので夏場は上着を持参がお勧め。
急な階段もあり長いコートは引きづるので避け、水が滴るところもある為、短めの撥水アウターと滑りにくいスニーカーなどで行くのがベストです。
そして大自然に敬意を払い、神聖な気持ちで入らせて頂くべし。ギャーギャー騒ぐのは絶対避けたい場所です。
前知識を入れなかったからこそ、想像以上でより驚嘆できた、という点はありますが、サラッと見てしまったところも多かったので、いつの日かリベンジしたいと思っています。
帰りに駐車場までの道にある「石山神社」へ。
(先にお参りすべきでした)
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小腹満たし。
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まさに"東京にこんな場所があるとは"
これからも色々訪れてみたいと思います。