No.204 まい

美容と旅行が好きなヨーロッパ駐在妻（オランダ→フランス）
アラフォーで妊娠。出産・育児の為日本帰国中

my favorites：コスメ・旅行・自然・アート・美容・読書

ブルベ夏/骨格ストレート/ソフトエレガンス

元医療職
（在宅医療を１５年と美容ナースをちょっとだけ）

フランスパリ郊外で駐妻として夫とマルチーズの犬と暮らしていましたが、妊娠を機に出産の為日本に帰国。しばらく日本での生活を堪能しながら、初めての出産・育児を経験中。

身長：158cm

mai.earth

2022年10月15日

そこはおとぎの国！知る人ぞ知る場所【ヒートホールン】inオランダ

旅行の規制が緩和しつつある今、そろそろ海外にいってみようかと考えている方も多いかもしれません。オランダの【ヒートホールン】という小さな村は、国内やヨーロッパの方にはとっても人気の場所ですが、日本人にはまだあまり知られてない様子。今回はそんな知る人ぞ知るオランダの美しい村【ヒートホールン】についてお伝えします。

こんにちは！フランス在住のまいです♪

少しずつ日本も移動の規制が緩和してきて、以前より旅行もいきやすくなってきた様子ですね。

「そろそろ海外にいってみようかな」と考えている方も多いのでは・・・。

今回はまだまだ日本人には知られていない、オランダの可愛いおとぎの世界のような村【ヒートホールン】についてご紹介します♪

【ヒートホールン】はオランダの首都アムステルダムから北東に１２０キロ程度行った場所にある、人口２５００人程度の小さな村です。

【オランダのベニス】と呼ばれ、なんと主な交通手段は小船と自転車。ほとんどの区域への車の侵入は禁止されており、住人は徒歩か自転車、そして張り巡らせられた水路を小船で移動しています。

車がなく、かやぶき家根のお家（実際にこの家に住人は住んでいます）いっぱいの村の景色は、まさにおとぎの世界です。

そこはおとぎの国！知る人ぞ知る場所【ヒートホールン】inオランダ_1_3 — オランダのソフトクリームはどこで食べても絶品！さすが酪農大国！！

私はRistorante Fratelliというイタリアンレストランが経営しているロッジに宿泊しました。

そこはおとぎの国！知る人ぞ知る場所【ヒートホールン】inオランダ_1_5 — 宿泊したロッジ

ヨーロッパの旅のスタイルといえば【長期の休みを取り、一つの場所へ出かけ、ひたすら何もしない】といった形が多く、人々はバカンスの為に生きているといっても過言ではない様子です。
（旅行に出かけると、ひたすら予定を詰め込みすぎていた私も、ゆとりを持ち、何もしない時間を沢山持つようになりました）

なので、コンドミニアムやロッジ、貸別荘、B＆Bなどキッチン等のついた長期貸出の宿泊施設も多くあります。

ヨーロッパの方に人気のあるヒートホールンも、夏の間は１ヶ月滞在してゆっくり過ごす人も多そう。私も是非とも長期で住みたくなる素晴らしい魅力がありました。

※また余談ですが、オランダのホテルはほぼペット同伴可能で、ペットとの旅行がとてもしやすいです。

そこはおとぎの国！知る人ぞ知る場所【ヒートホールン】inオランダ_1_6 — 泊まったロッジのレストランの横はメインストリートで、美しい景色を見ながら食事が出来ます

私達の宿泊したロッジも２LDKでキッチンやリビングがあり、夜はバルコニーで満点の星空を眺めることができました。

そこはおとぎの国！知る人ぞ知る場所【ヒートホールン】inオランダ_1_7 — テラスからは満天の星空が見れました

ヒートホールンに来たからには、ボートに乗りたいと思ってましたが、ボートの貸出は夕方までで、お昼は水路は渋滞状態。

私達は朝一のボートを予約して、朝から散策したのですが、これが大正解でした♪
朝の誰もいない景色はとっても素晴らしく気持ちよかったです。

そこはおとぎの国！知る人ぞ知る場所【ヒートホールン】inオランダ_1_8 — こちらのボートをレンタルしました。

そこはおとぎの国！知る人ぞ知る場所【ヒートホールン】inオランダ_1_10 — ボートの上で朝食のクロワッサン

こちらに訪れたのは、まだ海外にきて半年程度経った頃で、コロナやアジア人へのヘイトニュースが溢れていて、初めての海外生活にとても怯えて過ごしていました。

私の気持ちの中でも、「アジア人だから嫌がられたらどうしよう」とか「差別されるかも」とかといった不安が溢れていました。

でも沢山の人がボートから手を振ってくれたり、笑顔で挨拶をしてくれてとても嬉しかったのをを覚えています。

また、「ボートですれ違う子供にお菓子を渡したら楽しそう！！」といって、沢山の個包装のお菓子を準備していた夫と
「知らない人からお菓子をもらったらいけないかも」「砂糖とかお菓子を食べさせない家庭だったらどうするの」「反応なかったり迷惑かもしれない」「そもそもコロナでアジア人からお菓子なんて嫌がられるかも」といった考えが出てきて、絶対そんな行動をできない私。

結果、みんな楽しそうに笑顔で「Thank you!!!」っていっているのを見て、偏見や偏ったこだわりの枠に自分自身で閉じこもっていたんだなって気がつきました。