まさに別世界！新しいホテル滞在を体験するスタイリッシュな宿
2月にオープンしたばかりの「ホテルインディゴ軽井沢」は、軽井沢駅から遠くないのに、色づく木々の紅葉に彩られた居心地のいい別荘のような雰囲気。ロビーとレストラン棟の間に配した池には、軽井沢らしい霧の演出があり、水面に映る空や景色が反射して、揺らぐ光にも癒されます。お天気が良ければフォレストガーデンのファイヤーピットを囲んで、ワインを楽しむことも。ここにしかないホテルを提案するだけあり、”ネイバーフッド”に溶け込む生命力のある木材や暖炉、森や湖の色を差し色にしたインテリアは、どこを切り取ってもスタイリッシュで、見ているだけでヒーリング効果がありそうで落ち着きます。
客室に向かう廊下にも、日本に住むスペイン出身のイラストレーター、ルイス・メンド氏の軽井沢にまつわる絵が飾られ、ギャラリーのようにすべて見て回りたくなるほど穏やかな時間が流れています。絵は、３つの棟それぞれ、軽井沢の風景、建築、スポーツがテーマに描かれているそうです。客室のルームアートは、オーストラリア出身で軽井沢在住の木版画家テリー・マッケーナ氏の水彩画や木版画などで、浅間山をイメージしたアートワークとリスの彫刻など遊び心がうかがえます。カーペットも森の木々が描かれるなど、大自然に包まれている感覚で、アメニティもオーストラリアのオーガニックスキンケアBiologyのラベンダー、ピンクグレープフルーツ、パチュリ、ジンジャーの香りのシャンプーなどにうっとり！今回は、スタンダードツインリバービュー（ラグジュアリーバスビュー）に宿泊したので、バスタブから紅葉や星空が見えるという贅沢なレイアウトもとっても素敵でした！ティーバッグのパッケージデザインまでアートフルで建築やインテリアの一体感には感心するばかり。
炭酸泉露天風呂やサウナを満喫した後は、是非予約してザ・スパ by HARNNへ。タイで人気のHARNNのエッセンシャルオイルを使ったマッサージが至福です。ウェルカムティーが、ジャスミンのキャンドルの煙で燻した桑の葉茶というところから心を鷲掴みにされます。スパやレストランはローカルにもオープンしていて、すでにオリジナルブレンドのコーヒーや朝食が美味しいと通う常連客も少なくないよう。テラス席で愛犬と朝のひと時を楽しむ姿もありました。
さて、ホテルインディゴ軽井沢では、ローカルに密着したアクティビティツアーや、10月30日から12月29日までのワーケーションプランなど期間限定のプランも人気なので要チェックです。今回は、「軽井沢で秋の収穫体験＆BBQプラン」を予約して、快適なレンジローバーに乗って紅葉の熊野皇大神社の見晴台でKAGARIBIブレックファストBOXで真っ赤な紅葉の下でピクニック。野鳥の声に囲まれて秘境のような場所で野菜たっぷりの朝ごはんは最高です。この後、遠山農園に向かい、無農薬の季節の野菜の収穫を体験。探していた紫白菜や、黒キャベツまであり、その場でかじったハーブやセルバチコの美味しいこと！30種以上栽培しているという野菜の話もうかがえ、期待以上の体験に大興奮でした。大好物の発地市庭にも寄り、ブーケや名残のトウモロコシ、りんごやほおずきを購入。ホテルに戻って、軽井沢の素材を存分に味わえるイタリアンオールデーダイニングKAGARIBIの２階のテラス席でBBQ！信州ポークのトマホークグリルなどに舌鼓。24時間利用できるジムのマシンが電気を使わない木材を使ったドイツのNOHrD社のものだったり（特に波の音のするウォーターロー！）、こちらのグリルもデンマークのモルソー社のもので、とにかくスタイリッシュ！薪は楢木を使い、香ばしくジューシーな、自分で収穫した野菜も愛おしくいただきました。
リピートしたくなる要素で満ちた、新しいホテル。どの季節にも泊まってみたい美しい一軒です。
カタログ最新号
特集を見る
