ツインボーカルの強みで魅せる、人気バンドの待望の帰還！
オープニングからファンにライブで聴かせたかった「Amnesia」、続く３曲も盛り上がるセットリストで、一気に会場が温まります。リーダーで、ボーカルとラップのイ・スンヒョプさんが、「Zeppツアーは、2013年にFTISLAND先輩のオープニングアクトをして以来の夢であり目標でした。2020年の夏の予定が、コロナで延期になってしまいました。待たせてしまってごめんなさい。今日皆さんに会えて本当に嬉しいですし、幸せです。フェスンの喉の調子も絶好調です（笑）。盛り上がっていきましょう！ 韓国でたくさんライブもして強くなったので、今のN.Flyingは最強です！」と自信に満ちた表情で再会、感謝の気持ちを伝えました。
期せずして長く待つことになったファンへの贈り物かのように、昨年の韓国リパッケージアルバム『Turbulence』から「Sober」や、韓国６枚目のミニアルバム『YAHO』から「4242」、さらに昨年韓国でリリースしたアルバム「Man on the Moon」から「Moonshot」、韓国７枚目のミニアルバムから「Oh really.」と、日本では初となる新曲も惜しみなく披露！ また、キラーチューンの「ギガマッキョ」や「Stand By Me」、2019年にチャートを逆走して韓国で1位となった「Rooftop」を日本語バージョンで続け会場を盛り上げました。「日本のライブもいいですね〜！僕たち日本の食事も文化も大好きです」とボーカルのユ・フェスンさんが告げ、唸るほど上手いその歌唱力で、数々の日本のアーティストのカバーソングをYouTubeにアップしていることもあり、今回のステージでもLiSAさんの「紅蓮華」を圧倒的な歌唱力で歌い上げ、会場を魅了しました。10月17日にリリースの韓国８枚目のミニアルバムでカムバックする告知もあり、新曲のサビを聴かせるなど、会場のテンションもさらにアップ。また、彼らが所属する事務所のFNCとTBS、そして韓国の３大ネットワークのSBS Medianetが制作するグローバルデビューに向けた日韓合同アイドルバンド結成プロジェクト「THE IDOL BAND : BOY'S BATTLE」でも重要な役割を果たすこととなっているとも告知し、会場が期待でどよめきました。
最後に、ベースのソ・ドンソンさんが「今日まで待ってくださったみなさん、ありがとうございます。人生の中の一番大切な思い出になりました」、流暢な日本語で知られるギターのチャ・フンさんも「長い時間お待たせしてすみません、ずっと待っていてくれてありがとう」、昨年単独で日本に長期滞在し日本テレビxHuluの共同制作ドラマ「君と世界が終わる日に」に出演し、このコラムにも登場したドラムのキム・ジェヒョンさんは、「ドラマのミンジュン（役名）を応援してくれてありがとうございます。今日はN.Flyingのジェヒョンとしてみんなに会えてもっと幸せです！」と嬉しさを爆発させ、フェスンさんはテンション高めに「いつも隣にいてくれてありがとう」、スンヒョプさんも「もっと期待してください、近くに感じられるよういい音楽を届けていきます」と挨拶。皆、「やっぱりライブはいいですね！！」とハイテンションでした。ちょうど来日していた先輩・FTISLANDのメンバーたちも観客席に応援にかけつけ、ジェヒョンさんが「こんな先輩がいて羨ましいでしょ！？」と顔をほころばせていました。12月17日（土）、18日（日）には、日本で7度目の開催となる幕張メッセでの「2022 FNC KINGDOM - STAR STATION - 」でも来日予定で、今から楽しみにしているそうです！
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