【life】全国民が無言になる!?不思議なスペインの年越し

無言の瞬間もありながら、とにかく明るく騒いでパァーッとお祝いするスペイン式の年越しについてご紹介

皆さま

¡Feliz año nuevo!

明けましておめでとうございます！
No.205 Reinaです。

あっという間にお正月三が日も過ぎましたが、皆さま新年どのようにお過ごしでしょうか？

スペインではお正月休みはなく基本的に1/2から通常営業ですが、私は年末から1週間お休みを取りのんびりと過ごしています。

クリスマスの過ごし方に続き、今回はスペインの年越しについて書きたいと思います^^

▪️Nochevieja 大晦日の過ごし方

クリスマスと同様に大晦日も男性陣はスーツ、女性陣は華やかにドレスアップし、少し豪華なお料理を家族と一緒に頂きます。

我が家は今年も海老や生ハムなどをデパートで購入し、自宅ではサーモンのパイを焼いたり大きなティラミスを作りました。

スペインは魚介類が高め…涙
薄気味悪い笑みを浮かべるサーモンパイ

サーモンパイはレシピを参考にして作りましたが、パイ部分のアレンジは即興かつ自己流で。
ご覧の通り、薄ら笑いを浮かべた魚(と言ってもいいですか？)のパイが焼き上がりました …

一応、日西の両方の家族からは賞賛の言葉を貰えたことを、ここに記しておきマス…

▪️Las 12 uvas de la suerte 幸運の12粒のブドウ

さて、ようやくここでスペインの独特な年越しについて！

0時を回った瞬間から始まる12回の鐘の音に合わせブドウを一粒ずつ食べ切ると、幸せな一年になると言われています。
そう、年越しの瞬間から皆んな無言でもぐもぐもぐもぐ…。老若男女問わずもぐもぐもぐもぐ。
新年早々になかなかシュールな12秒が始まるのです。

一秒毎にブドウ一粒なら、そんなに難しくないでしょ？なんて思いがちですが、やってみるとコレが意外と難しい。
七粒目辺りで『うっ、うぐぐぐ…』となる始末。

大晦日のスーパー。残り数時間で売り切れるの？な量のブドウ
種無し皮無しのブドウ12粒

そこで、このブログを読んでいるラッキーなあなたにこっそり私からアドバイス！(←誰)
［ブドウの種と皮は事前に取り除くこと！］
するとあら不思議！12粒のブドウがパクパク魔法の様に食べられる〜！

という事で、我が家は毎年種も皮も綺麗に除かれたブドウを調達しています。
ハイ、種無し皮無しver.がちゃんと売られています。

マリソル美女組　スペイン在住　マリソル — 各TV局が集まる新年のマドリードのSol広場

新年から12秒が経過してから、やっと花火が上がり「¡Feliz año nuevo! 」と言い合いながら全員とハグをして、一先ず新年のお祝いが完了。

その後は、日本では考えられませんが個人で打ち上げ花火的なものを夜中3時頃迄上げ続ける人も居たりと、
楽しくワイワイ派手に年越しをするのがヨーロッパ流と言えるかもしれません。