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おしゃれプロは 寒さ対策をどうしている? 厚着に見えないおすすめコーデ|アラフォー世代のお悩みを解決!おせっかいサロン #17

スタイリスト松村純子&エディター発田美穂の “おせっかいサロン”

アラフォー世代の切実なおしゃれのお悩みに、前のめりでお答えしていく連載「おせっかいサロン」。今回のお題は「真冬の寒さ対策」!おしゃれで、しかもあたたかい、着こなしテクと仕込みアイテムをご紹介します。


『おせっかいサロン』とは?

プロフィール画像

松村純子
@junko.mm

発田美穂
@mihohotta_editor

上品で女らしいコーディネートが人気の敏腕スタイリスト・松村純子と、お買い物はいつだって“ときめき至上主義”の全力エディター・発田美穂が、アラフォー世代のお悩みを解決する愛と情熱のサロン。

室内外の温度差が激しいから
薄いものを重ねていく、が基本!

発田

寒い、寒い、寒い。さぶ、さっぶ!

このところ確かに寒いですけど、急ですね、発田さん。

松村

発田

もうさ、寒いとすべてのやる気が失われるわけよ。外出たくないし、歩きたくないし、働きたくない。

働きましょう(笑)!

松村

発田

はい(笑)。いやね、何を話したいかって言うと、寒いときのおしゃれって難しいな、ってこと。これ、毎年思うのよね。

はい。わかります。

松村

発田

そりゃ厚着すればいいんだけどさ。一応ここは雪山とかではなく東京の真ん中で、さらに私はファッションの編集者をしておりまして。

はい、存じております。

松村

発田

ってなるとさ、やっぱりおしゃれ度もキープしつつ、あったかさも確保したいわけ!

はい。

松村

発田

なんかいい方法ないのかなー??

室内と外との寒暖差が激しいから、厚手のニットとか着てしまうと、打ち合わせ中に汗だくになったりしますしね。

松村

発田

そうそう! で、汗かいた後にまた寒い外に出ると、冷えて風邪を引くっていうパターン。あ〜悩ましいよ。

やっぱり薄いものを重ねていく、っていうのがまずは基本の考え方だと思います。ちょっとめんどくさく感じるかもしれないんですけど、脱ぎ着して調節できた方が、結果快適ですから。

松村

発田

あ、私が「そんなのめんどくさいよ〜!」って言い出しそうだから、予防線張りましたね(笑)。

はい(笑)。あとは可愛く寒さ対策できる、あったか小物にも注目です。

松村

発田

ソックスとか、マフラーとかね!

防寒小物も、素材にこだわるだけであたたかさが大きく違いますので!

松村

発田

早速、教えて教えて!

厚着している印象にならないのに
おしゃれ度&あたたかさキープ
厚着している印象にならないのに おしゃれ度&あたたかさキープ

コート(共布ベルト付き)¥38,500・タートルネックカットソー¥8,800/ソージュ オンラインストア(ソージュ)
ニット¥36,300/スローン
パンツ(4月発売予定)¥14,960/アンクレイヴ(アンクレイヴ スタンダード)
ストール¥59,400/アイネックス(アソース メレ)
メガネ¥57,200/アイヴァン 7285 トウキョウ(アイヴァン 7285)
バッグ¥42,900/ジャンニ キアリーニ 銀座店(ジャンニ キアリーニ)

 

発田

このコーデ、めちゃくちゃオシャレで可愛いんだけど〜!

松村

冒頭にもお話ししたように、電車やオフィスは暖房が効いているので暑いくらい暖かくて、でも一歩外に出れば真冬の寒さ。この寒暖差で、体調を崩してしまいそうなんですよね。

発田

そうそう。それだけで疲れちゃう。

松村

そこで、タートル+ニット+インナーダウンをレイヤードして、さらに上から軽やかなコートを羽織るスタイリングにしてみました。

発田

そっか!よく見ると確かにしっかりレイヤードしてる!でも全然見た目がそんな感じじゃないっていうか、着膨れもしていなくてすっきり。

松村

ポイントは、インをオフホワイトのワントーンでまとめたこと!その上に、引き締めカラーのチャコールのコートをさらっと羽織っています。

コードを脱ぐと上品な
オフホワイトのワントーンに
コードを脱ぐと上品な オフホワイトのワントーンに

   ダウンジャケット¥44,000(商品コード376376/ピレネックス) ≫

   イヤリング¥12,000(商品コード342769/イリスフォーセブン) ≫

   ネックレス¥52,800(商品コード401282/ハルポ) ≫

/Marisol


ニット¥36,300/スローン
パンツ(4月発売予定)¥14,960/アンクレイヴ(アンクレイヴ スタンダード)

メガネ¥57,200/アイヴァン 7285 トウキョウ(アイヴァン 7285)

発田

インナーの一番下は、トレンドのタートルね!

松村

はい。白のタートルをニットの下に仕込むだけで、一気に今年らしく!これ、素材がコットン×シルクなことも重要です。

発田

ニットよりコットン?

松村

はい、もちろんニットもあたたかくていいんですが、今年らしさという視点でいくと、少し透け感のあるコットンやシルク素材などの薄手のタイプがおすすめ。

発田

確かに薄いタートルが首もとでくしゃくしゃ、ってしてる感じが可愛い!

松村

その上にケーブル編みのニットを重ね、さらに薄いインナーダウンを。

発田

これ、インナーダウンっていいながら、洒落てるぞ!

松村

そうなんです。インナーダウンといってもあまりにもペラペラとした感じだと、コートを脱いだときにサマにならないっていうか。

発田

わかるわ。急なご近所感よね。ちょっと羽織ってすぐそこのスーパーまで、的な雰囲気(笑)。

松村

ですので、インナーダウンといっても、ほんの少しボリューム感のあるものの方が、きれいめカジュアルにも合わせやすくて使いやすいかもしれません。

発田

インナーをつなぐ色だけど・・・ホワイト以外だと何色がいいのかな? 黒とか?

松村

はい、黒はもちろん、間違いのない鉄板カラーです。あとはネイビーやグレーあたりでしょうか。基本はベーシックカラーですね。

発田

たしかにそうだよね。コートを脱いだときに、全身ワントーンで素敵な色っていうとそんな感じかも。たとえば全身真っ茶色だったら、学芸会の木の役、みたいになっちゃうもんね(笑)。

松村

間違いなく木の役ですね(笑)。いずれにしてもワントーンにすることで、いかにも着込んでいます! 厚着しています! という感じにならないのがポイントです。

発田

なるほどね〜。あとはあったか小物も教えてくれるんだよね?

松村

それが・・・匂わせ商法みたいで申し訳ないのですが・・・。

発田

なに、なによ。

松村

あったか小物については、後編で詳しくご紹介したいと思います(笑)!

発田

なぬー、わかったよ〜(笑)。楽しみにしてまーす!

撮影/魚地武大(TENT)スタイリング/松村純子 取材・文/発田美穂

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