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• WEB美容エディター 原田千裕
• ちょっとやそっとじゃ揺るがないのが自慢だった鋼鉄の肌に明らかな陰りが……ということで、アンチエイジングにフルスロットル中！ そんな日々の中でキャッチした、アラフォー向けの“マーヴェラス”な美容トピックスをシェア。コスメも男性もお酒も“ディープで濃いめ”が好み。Instagram:@marvelous.h

1/16にデビューしたばかりの新ブランド「MEM（メム）」。さまざまなメディアで活躍する美容家・瀬戸口めぐみさんが手がけるブランドです。

エステティシャンとしての30年のキャリア、自然派化粧品のブランドディレクターとして生み出した数々のヒットコスメ。そうそう、書籍も出していらっしゃいます。とにかく、たくさんの人の肌と数多の化粧品素材に触れ、リアルな美容経験値を積み重ねている方です。

そんな瀬戸口めぐみさんが生み出したブランド・MEMのコンセプトは“浄化美容”。要らないものを取り去り、必要なものだけで満たし鎮める――。そんな「取り除く浄化」と「与える浄化」の２つを同時にほどこすことで、表情まで明るく整えることを目指します。

MEMが誕生するきっかけであり、キーとなっている成分はKIYOHクレイ。群馬県の鉱山で約6500万年前の地層から採掘された希少な鉱石「貴陽石」を粉末にしたものです。

鉱石といえばマイナスイオンや遠赤外線など、カラダにうれしい効果を発揮する種類がありますが、この貴陽石もエイジングケアも含め、肌への効能も実証済み。さまざまな研究機関で調べ抜き、数々のエビデンスを取得しています。

ですがこの貴陽石、実はとても硬くて微粉末化するには２～３カ月かかるのだそう。つまり、そこまで手間がかかっても配合したい！という情熱を傾ける価値がある、素晴らしい素材なんです。

今回デビューするMEMのアイテムは６品。すべてのアイテムにKIYOHクレイが配合されています。いずれも自然由来成分にこだわり、肌質を選ばず心地よく使えるアイテムばかり。今回は、週に１度のスペシャルリチュアル＜JYOKA PROGRAM＞に用いる２品をメインにご紹介します。

なんといっても感激したのはこちら。MEMのスキンケアの核ともいうべきモイスチャー ミネラル マスクです。

KIYOHクレイをはじめ死海のクレイやモロッコの溶岩クレイなど、なんと６種ものクレイを採用。さらに、不要なものを取り除くだけではなく９つの保湿成分により、毛穴やめぐり・エイジング肌の大敵である炎症などなど、多角的なアプローチも期待できます。まさにMEMというブランドを象徴するアイテム。

ジャーにはさりげなく“ブライトニング”の文字。ホントに驚くほど肌が明るく！

すこしグリーンを帯びたクレイパックは、うっとりするほどなめらか。大きめのマスカット粒くらいの量を、肌がかくれる程度の厚みでのばして約10分。これが驚くことに、冬の暖房が効いた室内でも乾いてこないんです。それでいて垂れるようなズルズル感もありません。とっても使いやすく、心地いい！

そして、洗い流した後の肌にまた衝撃。取りたいのに取れない小鼻の脇の細か～い角栓まですっきり、しかも毛穴も引き締まった!? 鼻のみならず、顔全体のゆるんだ毛穴も鎮まりうるおったのか、全体的にワントーン明るい肌になった気が……それでいて肌はつっぱらず、なめらか。これぞ浄化美容！ 

MEM モイスチャー ミネラル マスク　100g 　￥8360／株式会社 メム

クレイパックで清らかに整えた肌にうるおいをたっぷり送り込むシートマスクも、ぜひ毎週のリチュアルに。クリア エッセンス マスクは、やや厚みがあり液含みのよいコットン100％のシートを採用。顔への密着感も申し分なしです。

とろりとした美容液をたっぷり含んだシートを肌にのせ、10～15分ほど。明るく洗い上がった肌にさらなる透明感が舞い降りて、しぼみやくすみも吹き飛ばしてくれます。

５種類のセラミドをはじめとする贅沢な美容液成分22種の集中ケアにより、日々の中で積み重なった肌の“ノイズ”が遠のいていくような使い心地。マスクを外すと、うるおいに満たされて満足そうな自分の肌に出会えます。つややかさとハリに満ち、不機嫌な赤みも気にならない上々のコンディションに、思わず心の中でガッツポーズ！

加えてうれしいのは、マスクを外した後にべたつきが残らないこと。これは、大切な日の“朝マスク”にももってこいです！

MEM クリア エッセンス マスク　４枚入り　￥5280／株式会社 メム

外箱もすっきりしたデザインながら可愛いんです。柔らかな「手」と、自由の象徴である「鳥」を組み合わせたシンボルマークも優しさに溢れています。

次に、毎日のスキンケアで活躍するアイテムも見ていきましょう。

上段は、約85％までが美容液成分でつくられているクレンジングミルク。

まるで手の体温で温めたかのようなまろやかなテクスチャーは、まさにエステティシャン発想。夜の疲れた肌に負担なくなじみます。それでいながらクレンジング力はパワフル。濃いリップにも簡単になじみ、すっきりと落とせて感激！ 

プラス１のケアとして提案したいのは、マッサージクレンジング。唇の下や小鼻などのザラつきが気になるときは、通常のクレンジングの後、もう一度クレンジングミルクを手に取り、やさしくクルクルとマッサージを。ふっくらなめらか、エステ級の肌に！

MEM ジェントル クレンジング ミルク　150mL　￥4950／株式会社 メム

下段の赤いボトルはエイジングケアも見据えた美容乳液。オリーブ幹細胞培養液などの美容液成分が、ハリ・弾力にアプローチ。むくみのお悩みを見据えた成分も配合されている点も見逃せないポイントです。

濃厚なテクスチャーで肌すべりもよく、マッサージできちゃうくらいなのですが浸透も鮮やか。時間がある時は二度づけ＆マッサージで、端正な肌質感を目指しましょう！

MEM セラミルク　35mL　￥8910／株式会社 メム

発表会で“化粧水オタクがつくった化粧水”と説明されていたのが印象的だったローション。乾燥で硬くなりがちな大人肌のうるおい向上を目標に、こちらも23種の美容液成分が配合されています。

みずみずしい使い心地でいくらでも肌に吸い込まれていき、なじませるほどに肌がふっくら立ち上がり、クリアになるのを感じられます。重ねてもべたつきがなく、どんな肌タイプの方からも愛されそうな１本。ひと手間かける時間がある時は、ぜひローションパックに使っていただきたい！

MEM エッセンス ローション　150mL　￥6380／株式会社 メム

スパチュラのカタチも独特で可愛い！

日々のケアの最後に使うクリームは、年齢とともに同時に発生しやすくなるむくみ・しぼみ・乾燥トラブルに着目した成分を配合。コクがありそうな見た目とはうらはらにみずみずしく軽やかに広がり、極薄のヴェールで肌をラッピング。ベタベタ・ズルズルしないので、朝も気持ちよく使えます。

なじんだ後は、こころなしかピンとして上向きなツヤ肌に。しかもなめらか＆フワフワ！ これはデコルテまでなじませるのが「勝ち」かも。

巷には“コルセットクリーム”とか、“塗るガードル”なんていう別名をもつアイテムもありますが、このエンリッチ クリームもそんな感じ。使い続けたら肌が記憶してくれるかも！と期待に胸がときめき、幸せになれるクリームです。

MEM エンリッチ クリーム　35g　￥9900／株式会社 メム

クレイマスクとシートマスク、ふたつのリチュアルケア＜JYOKA PROGRAM＞のイメージイラストもおしゃれ

トータルで使ってみて、どのアイテムもとにかく心地よかった「MEM（メム）」。

ミラクルな鉱石からうまれたキー成分・KIYOHクレイのパワーと、瀬戸口めぐみさんが長年の施術から編み出した美容理論と、ひとり一人の肌を思う姿勢が溶け合った、とても“やさしい”、そして頼もしいブランド。あなたの肌の「困った！」にもきっと応えてくれると思います。