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• WEB美容エディター 原田千裕
• ちょっとやそっとじゃ揺るがないのが自慢だった鋼鉄の肌に明らかな陰りが……ということで、アンチエイジングにフルスロットル中！ そんな日々の中でキャッチした、アラフォー向けの“マーヴェラス”な美容トピックスをシェア。コスメも男性もお酒も“ディープで濃いめ”が好み。Instagram:@marvelous.h

非の打ちどころのない仕上がりと、素肌と見紛うナチュラルさ。そんな“フローレススキン”を目指すLAURA MERCIER（ローラ メルシエ）から発売されたばかりのコンシーラーが、使って納得！の素晴らしさ。いち早くMyポーチに仲間入りしました。

美容成分が90％を占めるスキンケア級のコンシーラー。それだけでもアラフォーの味方であることは間違いないのですが、素晴らしいのはその“擬態”っぷり。

ピンクからピーチトーンのピグメントを絶妙に配合したカラーパーフェクティングピグメントが、肌のトーンと一体化。黄ぐすみや血色感のなさ・シミが気になる肌に溶け込んで、いきいきとブライトアップされた肌印象へと導きます。

発表会では、カウンセリングを受けるチャンスにも恵まれました。シミや口もとの影も気になるけれど、やっぱり長年悩まされているクマをターゲットに決定。

そうして全６色の中からセレクトいただいたのがこちら。明るめの1N1と、ややオレンジニュアンスの2N1の２色。どちらもニュートラルなオークル系です。

ちょっとカーブのついたチップも扱いやすくてお気に入り。指の形ややわらかさを再現しているそうで、肌あたりがとても優しいんです。

みずみずしいうるおいとともにのび広がるテクスチャー。ですが、叩き込みなじませるとピタピタッ！と密着します。だから、濃いシミに重ねづけしても不自然にならないし、夕方になってコンシーラーがフェードアウトするという悲劇も起きづらいはず。

軽くのばすと、毛穴やキメの乱れも気にならなくなるのがお分かりでしょうか。ここからさらになじませれば、ますます擬態して素肌に近づきます。肌のノイズが、まるでなかったことのように！

あまりきっちり肌を仕上げなくてもいい日は、このコンシーラーで隠したいところだけ隠して、あとはパウダーだけでもいいみたい！ 汗・水・湿気などにも強いし、のせるものが少なければ、メイクもくずれようがないし……。抜け感のある軽やかな肌で過ごしたい日に断然おすすめです。

ちなみにクマの隠しかたですが（私はくすんだ茶～黒クマタイプ・涙）、濃いめの2N1をクマと頬の境い目あたりにちょんちょんと置いてなじませるだけで、だいぶ気にならなくなりました！ さらに明るめの1N1を重ねるとさらに目くらましできます。ホントに簡単。

1N1は口もとの影を飛ばしたり、さりげないハイライトとして鼻筋や眉の上に使うのもおすすめです。

ローラ メルシエのクッションファンデは、最後の最後まで絞り出すように使うほどお気に入りなのですが、今回改めてリキッドファンデ（中央）を試したところ、扱いやすさと“フローレス”な仕上がりに驚愕！乗り換えようかな～（笑）

失敗のしようがなくて、くずれにくい。ローラ メルシエの人気ベースメイクコレクション「リアル フローレス」シリーズに新たに加わった、美肌が続く最新コンシーラー。ヘルシー＆スムースな肌が続くリキッドファンデーション、ヘルシーなツヤをまとう柔肌仕上げのプレストパウダーと、ぜひトータルで使って唯一無二の美しさを手に入れて。

写真右：リアル フローレス ウェイトレス パーフェクティング コンシーラー　全６色　各￥4730／ローラ メルシエ ジャパン

（中央：リアル フローレス ウェイトレス パーフェクティング ファンデーション　全５色　各￥6820、左：同ルミナス パーフェクティング プレスト パウダー　￥6820)

シュウ ウエムラからは、手にするだけで気分が上がる、アーティスティックなルックスのコンシーラーパレットがデビュー。

パレットに収められているのは、メイクアップアーティストがこだわり抜いて選んだコントロールカラー１色と、コンシーラーはもちろんハイライトからシェーディングまでかなえる３色のベージュの計４色。アジア人の肌のトーンに溶け込み、美しい造形を引き出す陰影をつくれるようにデザインされています。

左はイエベ向けのスミレモーヴ＆ウォーム ベージュ、右はブルべ向けのアンズピンク＆クール ベージュ。

こちらもクマ対策を中心にセレクト。目もとの暗さや黄味が気になる私は、スミレモーヴ＆ウォーム ベージュをお試し。

キーとなるコントロールカラーのスミレモーヴは、この透明感がポイント。色が浮くことなく厚ぼったさも出さず、目の下のくすみをカバーして、晴れやかに澄んだ印象をもたらします。

もうちょっと隠したい場合はベージュを重ねるのもあり。日本産のライスエキスや椿オイル、さらにナイアシンアミドも配合されたクリーミィなテクスチャーが心地よく、肌にのせるとさらっとした質感にチェンジ。だからよれることもなくきれいに重なり、それでいて乾きにくい気がします。これなら目もとにもぴったり！

さらに、ダークなベージュをシェーディングとして使ってみましたが、広範囲に使っても、肌への溶け込み具合は「お見事！」のひと言につきました。

青クマや血色感のなさが気になる方はこちらのアンズピンク＆クール ベージュを。と言いつつ、このコンシーラーパレットは透明感のある仕上がりが秀逸なので、スキントーンに縛られることなく、なりたい肌印象で選んでも全く問題ないと思いました。

アンリミテッド CCC クワッド コンシーラー　全２種　各￥5940／シュウ ウエムラ＜２月14日（水）発売＞

そして、ぜひコンシーラーと一緒に手に入れていただきたいアイテムがこちら。

シュウ スパチュラ 10は、コンシーラーを薄くのばして均一に仕上げるのがラクになる逸品。指やブラシで丁寧になじませすぎてコンシーラーが消える不器用な私にとって、びっくりするほど上手にできるようになる神アイテムです。ちょっと慣れたら韓国風に、ファンデーションもこのスパチュラで仕上げてみようと企んでいます。

シュウ スパチュラ 10　￥3190／シュウ ウエムラ＜２月14日（水）発売＞

さらに、同じく2/14には新たなプライマーも登場。

長時間毛穴を目立たせず、すりガラスのようなソフトマット肌へ導きます。ファンデーションのもちを高めてくれそうな密着感、乾きを感じさせない仕上がりはさすが。じわじわアブラが出はじめる春の肌にぴったりです。日本発のブランドらしい、ヒノキの香りも新鮮＆素敵。こちらもマストバイ！

アンリミテッド マティファイング ポアレス プライマー　SPF25 PA+++ 30mL ￥5720／シュウ ウエムラ＜２月14日（水）発売＞

多様なアジア人の肌のトーンに寄り添う、計算しつくされた色設計のコンシーラーと、洗練されたソフトマット肌を演出するプライマー。ぜひ、シュウ ウエムラを代表するくずれ知らずのファンデーション・アンリミテッド ラスティング フルイドとセットで使って、パーフェクトな春肌をかなえてください！

ラストはプチプラコスメの秀作を。

こちらは、ケイトのペンシル型スティックコンシーラー・ピンポイントカラースナイパー（名前からして頼れそう！）。

男性の青ひげもごまかせるオレンジ（OR）、小鼻の赤み対策にうってつけのグリーン（GR）の既存２色が目下人気を集めていますが、３月には頑固な黒クマのための数量限定色として、レッド（RD）が発売されます。骨格やたるみによる影、コンタクトのつけ外しなどの刺激など、年齢問わず悩む人も多い黒クマ。これは見逃せません。

実際に肌にのせてみると確かに、よくある“クマ消しオレンジ系コンシーラー”より赤みが強い！

これを黒クマの上に重ねることで、もともとの頬の血色感やチークとのコントラストが弱まり、クマが目立たなくなるのだそう。それで赤なのね、と納得。それに加え、シルバー・ゴールド・レッドの微細なパールをプラス。さらに光で黒クマを飛ばし、目立たなくさせるという作戦。

“スナイパー”の名の通り、狙ったところにのせやすいペンシルタイプはめちゃくちゃ便利。ちょっと硬めに感じるものの、密着感が高くカバー力も大満足でした。目頭の下、いわゆる“目の下の線”に沿って塗りつぶすように描き、ブラシなどでちょっとぼかすと……あら、確かに黒クマが目立たない！ ピンポイントなお悩みを的確にとらえたい方、ちょっと先の発売ですが、ぜひチェックを忘れずに！

ケイト ピンポイントカラースナイパー　RD　￥1320（編集部調べ）／カネボウ化粧品＜３月23日（土）数量限定発売＞

“隠したいもの”が多くなったアラフォーの肌を、ひと塗りで美しく魅せるコンシーラー。今回はクマ対策におすすめの３品をメインにご紹介しました。

しかも、使ってみるとどれもテクニックレス。とにかく扱いやすいんです。2024年の新作コンシーラーは、どれも目を見張るほどの進化を感じます。

クマを忘れ、今どきの抜け感を宿した肌を手に入れたいなら、ぜひ最新のコンシーラーを試してみてください！