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家事の動線にこだわって! デザイン性と機能を備えた自宅を公開<senさん邸> 【美女組白書Vol.9_③】

暮らしやすさはもちろん、見た目にもこだわった3名の美女組メンバーのご自宅を訪問。そこには、家づくりの素敵なヒントがいっぱい詰まっていました。第3回目はsenさんのご自宅へ。家事の動線を重要視しながら、モダンなデザインを追求したご自宅とは?
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家事の動線にこだわった暮らしやすい家を追求するsenさん。実際に家が建ち、住んでみてからの気づきを次の家にはしっかり生かしたいと話してくれました。

sen邸DATA

延べ床面積:約150平米

間取り:3LDK

築年数:5年(居住年数:5年)

家族構成:4人家族(senさん、夫、息子、娘)

家事をする時の動線にとことんこだわって

「5年前にこの家を建てた時には、いろいろな住宅展示場をめぐって、実際の家を見て、どこのハウスメーカーさんにお願いするか吟味しました」とsenさん。

東京都内の閑静な住宅地に3LDKの注文住宅を建てた時、彼女が徹底的にこだわったのが動線です。「とにかく、むだな動きがないように、家事をする時の動線がスムーズになるようにデザイナーさんと話し合いました。私は面倒くさがりなので(笑)。本当は部屋にする予定だったお風呂場と線で繋がる空間は、洗濯機を置くエリアに変えてもらって、その横に備え付けのワードローブを付けました。洗濯機の横は、洗濯物干し用のベランダに。そうすることで、お風呂に入るところから、洗濯機に服を入れて、乾燥機をかけて、乾いたら、そのまま隣のワードローブに直行する流れになって、むだがないなと」

日の光があふれる、吹き抜けの開放的なリビング

1階が夫婦の寝室、2階がリビング、そして3階が子供部屋。グレーを基調にしたモダンな家は、動線を考えながらもデザインを重視したと話すsenさん。グレーや白の壁、そこにウッドの家具やフロアで温かみをプラスしています。吹き抜けになったリビングには、日差しがたっぷりと入り、愛猫2匹と愛犬1匹のくつろぎのスペースにもなっています。

「キッチンに立って家事をしていてもリビング全体が見渡せるので、子供たちが何をしているか見えるし、コミュニケーションも取りやすいので、このデザインは気に入っています。入浴中の子供たちから呼ばれることも多いので、お風呂もキッチンと同じく2階で台所のそばにして正解だったと思います。そして、子供部屋を3階にすることで、リビングを通らないと自室へは戻れないように、とも考えました。家族の顔を見て、自分の部屋に行くようにしてほしいから」
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家族の仲間になったばかりの新入り、くーちゃんはリビングの日当たりのよい場所が定位置です。
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    吹き抜けの広い壁に設置したキャットウォークがアクセントになっています。

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    キッチンからリビングが見渡せる広い空間。

娘さんとお菓子作りを楽しむ、こわだわりが詰まったキッチン

お菓子作りやパン作りが得意な彼女は、娘さんと料理をすることを考えてアイランドキッチンを選びました。この使いやすく、ゆったりと作られたキッチンにもsenさんのこだわりが詰まっています。

「食器を洗ったら、そのまま食洗機へ。乾いた食器は、すぐに備え付けの食器用の引き出しに戻します。その流れがワンアクションでできるように食洗機や引き出しの場所を決めました。娘は今、小学2年生になるので、このキッチンでよく一緒にクッキーを作っています」
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senさんが一番長く過ごす場所はキッチンです。ここでパンやお菓子を作りながら、子供たちとコミュニケーションを取っています。
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    食洗機から、動くことなく食器を引き出しに片づけます。

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    洗濯機と乾燥機の横には、子供たちの服をしまうワードローブを設置しました。

バルコニーのスペースも生活に取り入れる

2階と屋上には、開放的なバルコニーが。リビングと繋がっている2階のバルコニーでは、バーベキューをすることもあるのだそう。

「キッチンと近いので、準備はキッチンで済ませて、バルコニーで焼いて外で食べることが多いです。窓を開けるとリビングと繋がるので、開放感があって気に入っています。屋上のバルコニーは、後から主人の要望で作ったもの。あそこは完全に彼の空間で、主人の憩いの場所となっています」
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2階のリビングから続くバルコニー。ここは猫ちゃんのお気に入りのスペースです。
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屋上は、ご主人のリラックススペース。
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1階から2階へと続く階段の壁には、senさんが撮影した子供たちの写真が飾ってあります。

現在、人生で2度目の家づくりに挑戦中

この家を建てる時、じっくりと時間をかけて、ご主人、そしてデザイナーさんと相談しながら作ったと振り返るsenさん。それでも実際に暮らしてみたら、やっぱりああしたらよかった、こうしたらよかったと後悔する部分もあったと話します。

「漆喰の壁にしたかったので、内外の壁に取り入れました。家の中は漆喰でよかったのですが、外壁も漆喰にしたら水染みがけっこう、ついてしまっています。そこは盲点でした。それと、コンセントの位置とかも改善の余地ありです。あとは床。無垢の木のフロアは、動物がいると粗相してしまったら染みになりやすので、そのあたりも考えた素材選びが必要ですね」

senさんが今、住んでいる家の改善点を挙げてくれたのには理由があります。彼女たち一家は、これから新しい家を建て、地方に移住することが決まっているのです。

「私の実家で両親と一緒に二世帯住宅に住むことになりました。人生で2回も家が建てられることはありがたいこと。今の家も気に入っていますが、この家に住んでみて感じたこと、不便に思ったことを踏まえて、もう一度、家作りに挑戦しています。次は親と住む家だし、子供も大きくなってきたので、この家を建てた時とは私たちの要望も変わってきています。デザイン性も大切ですが、より耐震や断熱とか機能的なことを重視して考えています。もちろん、家事の動線については、この家以上に精度を上げたものにするつもりです(笑)」
撮影/山下みどり 取材・文/川上朋子

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