働く40代を応援!新時代のEC連動メディア

祝! 梅宮アンナさんのゼロ日婚に学ぶ 交際なしの結婚はアリ?【40代をモテ期に変える格言Vol.16】

【大反響連載中!】オトナの建前をぶった切り、真理をつく! モテ期プロデューサー 荒野広治さんがお届けする大人のための激辛恋愛論。今回のテーマは今話題の「ゼロ婚」。40代の即結婚はアリ? やっぱりナシ?
荒野広治 meot婚活相談所運営、モテ期プロデューサー

荒野広治 meot婚活相談所運営、モテ期プロデューサー

「息をするようにモテる」をテーマに、日本一恋を言語化するモテ期プロデューサー。過去にモテなかった経験をバネに自分磨きに注力した結果、5つのマッチングアプリで「いいね数日本1位」に輝くなどの経歴を持つ。2021年6月からは活動の場をYouTube LIVEに切り替え、辛口の恋愛・婚活の相談を行い、その経験を生かし、2022年にmeot婚活相談所をオープン。具体的ですぐに使えるテクニックを武器に、ゼクシィ公認セミナー講師やSNSで独自の理論を公開し、現在SNS総フォロワー数30万人を誇る。

Vol.16 40代で「ゼロ日婚」アリかナシか

読者の皆さん、こんにちは。モテ期プロデューサーの荒野です。


 あっという間に夏目前ですね。気になる人がいるなら、この夏に結果を出すべく計画的に関係性を深めていきましょう。これからの人も大丈夫。夏イベントが急増する「海の日」近辺に目標に定めて、どんどん行動していきましょう。


さて、今回のテーマは「ゼロ日婚」。モデル・タレントの梅宮アンナさん、YouTuberのヒカルさんと、立て続けにゼロ日婚のニュースが飛び込んできて大きな話題になりました。特に梅宮アンナさんは現在50代。この運命の出会いはご本人も驚いたはずです。今の若い世代では、ゼロ日婚に憧れる人も増えていると聞きますが、さて40代ではどうでしょう?


そこで、今回は梅宮さんの「ゼロ日婚」から学ぶ、40代の短期成婚の可能性を探ります。

「ゼロ日婚」は一般人にもありえる?

恋愛以外でも総じて言えることですが、分別のついた大人になればなるほど、何事にも慎重になりがちです。失敗したくない、傷つきたくない。いろんな理由があるとは思いますが、そんな40代に向けて僕はこれまでも積極的に行動することを推奨してきました。


ただ、今回のテーマでもある交際ゼロ日での結婚は、さすがに僕でもおすすめはしていません。婚活のラストチャンスでもある40代に、どこの馬の骨とも知らない相手といきなり籍を入れるなんて、リスキー以外の言葉が見つかりません。せいぜい、付き合ったことはないけれど以前からよく知っている友人、ぐらいの親密度だったらありえるかもしれませんが……。


ゼロ日婚というと、俳優の山本耕史さんと堀北真希さんご夫婦の話が有名ですが、舞台で共演してから山本さんが熱心にアプローチをかけ続けていたと聞きます。最近結婚されたYouTuberのヒカルさんも仕事でのかかわりや友人関係があって、信頼し尊敬していた女性と結婚されたそう。お互いのことを知っていて、何かのきっかけで「自分たちはすぐに結婚してもいいね」となった結果です。そもそも彼らは著名人で、本人の意思に関係なく報道される仕事ぶりや交流関係から、まったく知り合いではなくてもその人となりがうかがえるという点で一般人とは違います。


では、出会って間もないふたりが電撃結婚するのは不可能かというと、そうとも言い切れない。梅宮さんご夫妻は友人の紹介で出会い、それまでほとんどかかわりがなかったのだそうですが(おふたりとも著名人ですが)、ゼロ日ではないにしても、かなりの短期で成婚にいたるケースがあります。それは、お互いがお互いの大きな弱みを最初から受け入れられた、もしくは共感が生まれた場合です。

40代モテ期vol14_荒野広治

最大の弱みは先に見せることで誠意を見せる

そもそも、「40代独身」というのは一般的にはやはり気になる肩書。この年まで結婚していないのは何か理由があるはずだと、勝手にフィルターをかけられがちです。でも、本人に聞くのは憚られるので「気になるけれど聞けない」ブラックボックスに。気になる相手だったら、そのモヤモヤはなおのこと。行動や言動から相手が独身である理由を推理していくしかなくなり、いい人だと思っていても“疑い”が晴れない限り、交際も結婚も決めきれない……なんてことも起こりうるのです。


逆に、その結婚していない理由が明確だと、時間をかけて関係を深めお互い理解し合うという探り合いの工程をすっ飛ばして、アリかナシかを即座に判断できる。 結婚紹介所では一般的に入会の際に離婚歴などは申告していただきますが、なかには見た目ではわからないリスクを抱えている人もいます。例えば、複数の離婚歴で養育費の重い支払いを抱えているとか、将来的に実家の後を継ぐため田舎に戻らなくてはならないなど。結婚するには重要な情報なのに、関係が深まった後に知るということも。


これが、先にわかっていたらどうでしょう。大きなマイナスポイントであっても自分の中で許容できたら、それ以外はいい人よねと一気に事が進みやすい。弱みがあるほうにしてみたら、「こんな私を受け入れてくれるなんて、この人こそ運命の人に違いない!」となる。この瞬間風速的な盛り上がりが、ゼロ日婚のようなテンションになって、短期で成婚につながるということが起こるんです。


実際に、僕が見てきた短期で成婚したカップルは、自分の弱みが最初から相手に完全に伝わっているケースが多い。弱みを受け入れられて、受け入れてもらえたといううれしさ。自分は欠点をもっているけど、そんな自分を受け入れてくれる相手はプラスだらけに見えるというよさ。これが大人の「ビビッとくる」という感情だとしたら、逆説的に自分が最初から弱みを相手にさらけ出して、最初から受け入れられるというマッチングを狙いにいけば、最短での結婚を狙えるということにもなります。

先に弱みを見せるタイミングは1.5回目のデート

では、いつその“弱み”を見せていくか。どんな弱みでも開示するなら早いほうがいいと思いますが、タイミングは重要だと思っています。そこで提案したいのが、「1.5回目のデート最強説」


前提として、本格的に無理な相手とは最初の1回のデートすらも実現しません。1回でも実現するということは、結婚紹介所でもアプリであっても、とりあえず「プロフィール上は別にOK」だと思われたということです。なので、1回目のデートで楽しかったら、2回目ではなく2次会に誘う。その2次会の途中で開示してしまうのです。これが、1.5回の意味。2回目、3回目だと伝えるのが遅い印象を受けてしまいます。「なんだよ、先に言えよ」と思われる。1.5回目、つまり初デートの帰りまでには伝えておけば、NGだとしたら即終了でムダな時間がなくなりますし、受け入れてくれたら「それ以外」は障壁がないのでトントン拍子に話が進む


自ら弱みを見せることは勇気がいるというのはよくわかります。拒否されたらと思うと躊躇するのも当然です。でも、そういう「言えない人」がけっこういるからこそ、勇気を出して言うことの価値って上がると思うんです。言えないというのは、悲しいかな、隠しているのと同義と取られることだってある。やっぱり嘘と一緒で、信頼してもらえなくなります。隠し事のない人間だと思ってもらえるなら大きなアドバンテージになりますし、先に言ってしまうほうが交際を続ける上でも健全です。


そして、実はその勇気には、もうひとつメリットがあります。自分はこうなんだという「さらけ出し」を先にしてくれたら、実は自分もこうなんだよねと、相手も弱みを出しやすくなります。お互いがお互いを受け入れられるものだったら、ふたりの間に将来起こりうるリスクがめちゃくちゃ減る。自分の口で言いにくいだろう自分の弱みを話し合えるというのが信頼の証しになります。きっかけを自分から作れば、おのずと恋愛が進み出す。大人になると恋愛のやりとりが面倒だなんて聞きますが、だったらポンと自分のデメリットを話してみるのも一考ということです。

「変えられる弱み」はすぐ直して“実績づくり”をすべき 

ただ、1点注意してほしいことがあります。「変えられる弱み」については、こううまくはいかないということ。例えば、ギャンブルにのめり込んでまったく貯金していないとか、たばこをいつまでたってもやめられないとか、痩せたいけど誘惑に負け続けてリバウンドばかりとか……単純に努力が足りない人と認定されるだけです。自分がどれぐらい改善したかという“実績”で語るのはありですが、意気込みを語られても「いい大人がまだそんな話?」ということになりかねません。40代にポテンシャルなんていらない、結果がすべてです。


例えば、たばこ好きの相手にやめられるか聞いてみた時に、


「今までたばこをやめられなかったけど、君が嫌なら今度こそとめようやめようと思う。こんなに頑張ろうと思えたのは君が人生で初めてだ」


というヤツ。こういう相手はやめておきましょう。騙されてはいけませんよ、本当に好きならとっくにたばこをやめています。


「バツイチは変えられないけどタバコはやめられると思ったから、出会った日以来1本も 吸っていません」


これならまあ、百歩譲っていいじゃないかと思います。炎上覚悟で本音を言うと、男だってそれで振られたらまた吸えばいいんです。ただ、本気ならその気概を相手に見せてからアプローチせい!と思います。変にポテンシャルで攻めようとするぐらいなら、懺悔するほうがまだいい。


「痩せよう思ってこれまでダイエットをずっと頑張ってきたけど、どうにもならなかった。痩せたい、痩せたいってたぶんこれからも言うと思うけど、ごめん、実績ゼロだから、口だけかもしれない。これは私の悪い所なんだよ」


こう言われたほうが、まだ応援できます。

本気の婚活をすれば「ゼロ日婚」の選択肢はなくなる

ここまでゼロ日婚を含めて短期間での成婚の可能性について話してきましたが、正直言うと、やっぱり難しいと思っています。


本気で婚活し続けていくと気づくのですが、好ましいポイントで相手を探すんじゃなくて、悪い部分を含まないという探し方にだんだん変わっていきます。大量の条件を並べてMUSTとWANTを研ぎ澄ませていくと、ゆずれない点のトップ3は「これを含んでいないと嫌いになる」というものが残る。この棚卸ができているからこそ、相手にどんなマイナス点があって、自分はどこまでそれを受け入れられるかを判断できる。言い換えると、うまくいく相手を見定めることができます。この工程をすべてショートカットして、一気に気に入られる、そんな夢みたいな婚活がうまくいくのは、それ以前に努力を重ねて弱みを凌駕できるほど魅力的な人たちだけだと思ったほうがいい。


こんなわずかな可能性を探るより、できることがほかにありそうです。「ゼロ日婚」の夢から覚めたあなたに贈る、今回の格言はこちら!

【今回の格言】
「ゼロ日婚」ができる人は
ゼロ日でなくても結婚できる人
40代モテ期vol16_ill
イラストレーション/いいあい 取材/佐倉 光

Shopping News トレンドがわかる、買える!

AND MORE

What's New 新着記事

AND MORE

美女組Blog 毎日更新中!

AND MORE

Recently Checked チェックしたアイテム

    AND MORE

    ×

    この記事をクリップしました!