2018年3月21日

頰は赤くしすぎるべからず。「大人の可愛げ」を作るチーク

チークは頰のあるべき「高さ」と「丸み」を示すもの

ついつい険のある表情になってしまうアラフォー。＂大人の可愛げ＂はもちたいけれど、それってイタさと紙一重どうすれば職場でもプライベートでも愛される＂可愛げ＂が作れるのか。ヘア＆メイクアップアーティスト中野明海さんに教えていただきました！

中野明海さん●多くの人気女優やモデル、ミュージシャンらから圧倒的支持を受けるヘア＆メイクアップアーティスト。＂大人の可愛い＂を作り出す第一人者

「自分という生き物を受け入れ、年齢も含めて楽しんでメイクすれば、自然と他人の目には〝可愛げ〞のある人に映ります！」

【チーク編】

■「大人の可愛げ」をつくる、チークの3つの掟

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①大人を素敵に見せる万能カラーはクリアコーラル

「大人に必要なチークは、彩度の高いコーラル。丸みと血色のある頰があるべき高さにあることを示すもの。くすんだベージュや、ローズなど赤みが強すぎるチークはオバちゃん感が！」（中野さん）

右）粉っぽくならず、肌からにじみ出るような血色感を演出。春の日射しのような優しい表情を作るクリアコーラル。肌色を選ばない万能カラー。ピュアカラーブラッシュ 08￥5,500／SUQQU
左）パフスティックでポンポンなじませると、オイルコーティングされたルースパウダーが肌になじんでぬれツヤ頰に。ハッピー感のあるピンクコーラル。ルースブラッシュ 04￥3,800／ジルスチュアートビューティ

②チークの位置はこれまでより高めの位置に

「チークは笑った時に高くなる位置に、というセオリーでは、40歳の肌はたるんで見えてしまいます。そもそも頰の位置が下がってきているのですから、笑った時に高くなる位置の＂さらに上＂を狙うのが正解」（中野さん）

③肌の乾燥が気になるなら、クリームチークもいい！

「肌がくすみやすい、みずみずしさが足りないという人には、クリームチークを。ムラなくなめらかにフィットするものを選べば、まさに自分の血色のように自然な仕上がり」（中野さん）

右）色白の人に似合うピンク。リップにも使える。ヴィセ　リシェリップ＆チーククリーム PK- 9 ￥1,000（編集部調べ）／コーセー　
左）オイルとワックスを絶妙配合。肌になめらかにのび広がり、ぴたりとフィットしてくずれない。表情の険を取る、優しいオレンジ。スリークフェイス N　OR201￥3,000／エレガンスコスメティックス

【Marisol 4月号2018年掲載】撮影／嶌原佑矢（人物）　久々江満（物）　ヘア＆メイク／中野明海（air notes）　スタイリスト／程野祐子　モデル／高垣麗子　構成・文／小田ユイコ