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石田ゆり子さんか天海祐希さんか。50代以降、上手に年齢を重ねるためにあなたが目指すのはどちら?

本誌で好評連載中の、美容ジャーナリスト・齋藤 薫さんから悩める40歳へおくる、美と人生への処方箋。今回は、石田ゆり子さんと天海祐希さんをお手本に考える、大人を魅力的に見せてくれる魔法の形容詞「カワイイか、カッコいいか」について。

雰囲気の美しさを生み出す、2つの形容詞

石田ゆり子さんか天海祐希さんか。50代以降、上手に年齢を重ねるためにあなたが目指すのはどちら?_2_1
(左)2 色のチークと美肌パウダーがセット。肌なじみの良さで大人気。コフレドール スマイルアップチークスN 01¥2,300(編集部調べ)/カネボウ化粧品 (中)みずみずしく、ナチュラルな影色を生み出すスティック。ルナソル コントゥアリングスティック¥3,000/カネボウ化粧品  (右)きらめきが、表情にいきいきとした美しさを与える人気のパウダーコンパクト。クレ・ド・ポー ボーテ レオスールデクラ 17¥8,000/資生堂インターナショナル

撮影/John Chan スタイリスト/郡山雅代
 言うまでもなくカワイイ方のお手本は石田ゆり子さん。とすれば、カッコいいのお手本は、同年代で圧倒的な人気を誇る天海祐希さん。見事に正反対、全くタイプの違う素敵さは、素晴らしい対比と言えるだろう。そして、年齢を重ねていく上で、形容詞を持つことがいかに大切かを2人は教えてくれる。どっちつかずで若さ美しさだけを追求していくとどうしても年齢ばかりに目がいってしまう。それを雰囲気の美しさに変えてくれるのが2つの形容詞なのだ。
 さぁ、「カワイイか、カッコいいか」、どちらかに決めると、ファッションにおける服選びはもちろん、髪型の決定でもとてもラクになる。それにメイクの仕方も、キモとなるアイテムがそれぞれ違うから、きっとメイクも上手になる。カワイイを目指す人は、やはりチークを上手に選んで、ふんわりした紅潮頰を作って欲しいから、コフレドールのスマイルアップチークスを。カッコいいを目指す人は、コントゥアリングアイテムで陰影をメイクして、メリハリがある引き締まった顔立ちを作って欲しいから、ルナソルコントゥアリングスティックを。また、クレ・ド・ポー ボーテのレオスールデクラのようなハイライトおしろいの入れ方も、カワイイを目指すなら、こめかみからこめかみへ横に太い帯を入れるようにメイクしたいし、カッコいいを目指すなら、こめかみから顎先へと縦の太い帯を入れるようにメイクする。どちらかに決めた瞬間から、自分を作るのが、楽しくて楽しくて仕方がなくなるはず。それもまた年齢感を消して雰囲気美人になる、絶対の決め手となるのである。

(Marisol 2018年5月号)
齋藤薫 Kaoru Saito
美容ジャーナリスト、エッセイスト。美容やファッションの潮流に社会的な視点を加え、美しくありたいと願うアラフォーの未来を照らす。新刊『されど“男”は愛おしい』(講談社)をはじめ、著書多数

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