「働き方改革の取り組み」について働くアラフォー女性320人にアンケート調査。
「あなたの会社で働き方改革の取り組みは進んでいますか?」と質問したところ、「YES」と回答したのは55%でした。「YES」と回答した人に「具体的な取り組みの内容」について聞いてみると
「在宅勤務、フレックス勤務、時短勤務が導入された」
「社外での勤務が可能に。フレキシブルに働く時間や場所が選べるようになった」
「ノー残業デーが導入された」
「○時以降の残業が禁止になった」※○に入る時間は会社によります
「残業規則が厳しくなった」
「人事から積極的に有給休暇を取得するように頻繁に呼びかけがある」
「不妊治療や配偶者の海外転勤に同行するための休暇ができた」
「誰も取得していなかった生理休暇(特別休暇)を女性用の休暇にし、不妊治療の休暇を含めた取得しやすい制度に変わった」
残業にまつわる取り組みをしている会社が増えてきていますね。「定時退社に後ろめたさがなくなった」という声もありました。一方で「残業規則は厳しくなったが、残業削減の手段などは現場任せ」「残業時間についてうるさく言われるが改善はされていない」といった声も……業務量は変わらずに「残業禁止!」だと、モチベーションが下がってしまい逆効果の可能性も。
そして、とても気になったのは「不妊治療のための休暇」を導入した会社があること! 女性が働きながら安心して妊娠、出産、子育てができる職場環境作りが浸透していくといいですね。
「働き方改革に期待していますか?」と質問したところ、「YES」と回答したのは38%と少なめ……。では、「YES」と回答した人はどんなことに期待をしているのでしょう?
「在宅勤務など、それぞれのライフスタイルに合わせた働き方ができるようになってほしい」(カオパオさん)
「異常気象なので在宅勤務が認められるようになってほしい」(なかみちゃん)
「残業が減って子供との時間が増えてほしい」(かよさん)
「今よりも家庭での時間が増えて、仕事も家事もバランスよくできるようになってほしい」(とこさん)
「長期休暇を取得しやすくなって海外旅行にいけるようになったらうれしい」(ぴろさん)
「有給休暇の取得率アップに期待。残業がなくなってアフター5を趣味や休息に有効活用したい」(おにちゃん)
「ワーク・ライフ・バランスが実現すれば、自分磨きをする時間ができる!」(さぁささん)
在宅勤務や柔軟な働き方が可能になることを期待している人が多数。ワーク・ライフ・バランスが実現すれば、今まで時間がなくてできなかったことができるようになり、私生活が充実するでしょう!
とはいえ、働き方改革を進めていくには、乗り越えなければならいハードルがたくさんあります。管理職に就いている人は頭を抱えることも多いのでは!? 期待している人が少なめなのも、そういった現実を目の当たりにしているからかもしれません。幸せに働ける環境を手に入れるには、まだ時間がかかりそうですね。