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この冬は究極の「白」をチョイス!きれいめ派のためのスニーカー正解コーデ

ベーシック派スタイリスト福田亜矢子が とことんリアルに提案! 
足もとを軽やかに見せるスニーカーは、厚着になる冬こそ大活躍。きれいめ好きの大人が無理なくトライしやすい、“どカジュアル”とは無縁のスニーカー選び&コーデ術をじっくりお見せします!
スタイリスト 福田亜矢子

スタイリスト 福田亜矢子

トレンドや今の気分を絶妙に加えた、ベーシックなスタイルが読者から絶大な支持を集める。大人をきれいに見せるスタイリング力はもちろん、そのセオリーも明解で、編集部やスタッフからの信頼も厚い

「鉄板の白」が1足あれば

アメカジ全盛の10代の時に出会い、
青春をともにしたスニーカー。
大人になってすっかりその存在を忘れていたものの、
5年前くらいでしょうか、突如としてブームが再来!
スニーカーを履いていればそれだけで おしゃれだった時期を経て、
すっかり女性の足もとの定番になりましたよね。
そのうえでこの冬、究極の1足を選ぶなら……
私はあえて王道の〝白〞をおすすめします。
歳を重ねて、身につけるものにもいいものが増え、
どうしたってちょっと貫禄が出てしまう時、
スニーカーは最高の〝ハズし役〞。
ハズしだからこそ、それは最先端でなくていいのです。
永遠の定番である〝白スニーカー〞なら
いつものきれいめスタイルにはもちろん、
トレンドを取り入れたコーディネートにも
さりげなくなじんでくれる。
カジュアルは気負わずに楽しみたい、
そんな気分を5足の白スニーカーで表現してみました。

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01:adidasのネイビースタンスミス

冬の王道、ネイビーワントーン。正統派な1足で、クリーンな抜け感を
トレンドのワクワク感もいいけれど、 結局いつも立ち戻るのは、奇をてらわない素敵さ。
私自身、もう何足目かになるスタンスミスはそんな気持ちに寄り添ってくれる1足です。
レザーだからこそ、カジュアルはもちろん、きれいめコーデにも合う万能さが頼もしい。
グリーンやボルドーなどの配色がある中で、ネイビーはよりシックで大人っぽい印象に。
凛とした雰囲気が光るネイビーのワントーンになじませつつ、抜け感を足すのにもベストです。

質感の違うネイビーを重ねた"ザ・ベーシ ック"なスタイルも、フルレングスワイド からやや細身の九分丈にシフトしたパンツ 選び、そして足もとの白スニーカーでぐっ と新鮮にアップデート。Tシャツやパール ネックレスで白をリンクさせて。
靴¥8,900 /アディダスグループお客様窓口(アディ ダス オリジナルス) コート¥145,000/マディソンブルー ニット¥30,000/リーミルズ エージェンシー(ジョン スメドレー) Tシャツ¥9,000/サンスペル 表参道店(サンスペル) パンツ¥36,000/アングローバル(マーガレット・ハウエル) ネックレス¥18,000/バーニーズ ニューヨーク(ベンアムン) バッグ¥132,000/J&M デヴィッドソン 青山店(J&M デヴィッドソン)

02:CONVERSEの100周年記念モデル

ゆれるロングスカートには、ハイカットのラフさが似合います
白コンバースはやっぱり特別な存在。
大人になった今こそ、ハイカットやキャンバス素材のラフさに救われることが多々あります。
ロングスカートの時もしかり。
ヒールだとエレガントになりすぎるし、ローカットだと幼く見える心配も。
ブーツ感覚で履けて、黒のラインでシックさもある、100周年記念モデルのハイカットが私的ベストです。

ダークになりがちな冬の着こなしに映える、 鮮やかなコバルトブルーのマキシスカートと、真っ白なコンバースとの色合わせ。100周年記念モデルはインソールがふかふかで履き心 地満点。汚れやすいシューレースとハトメは撥水加工で、クリーンな白をキープしやすいのもうれしい。
靴¥7,000/コンバースインフォメーションセンター(コンバース) ニット¥29,000/スローン スカート¥45,000/ヴァリアス ショールーム(エイトン) バングル¥80,000/ギャルリー・ヴィー 丸の内店(マリア ルドマン) バッグ¥170,000/ピエールアルディ 東京(ピエール アルディ)

03:New Balanceのスエードの520

ほどよいボリューム感で、ワンピースと好相性。テイストミックスもかないます
「N」マークが目印のニューバランスは、まさに5年前のスニーカーブームのけん引役でした。
丸みを帯びたフォルムは、ワンピースやふんわりスカートなどの甘いボトムスと好相性。
やや無骨な感じが甘さを上手に引き算してくれます。
オール白ならスポーティすぎず清潔感もあり、きれいめ好きのアラフォーにぴったり。

スエードベースの異素材ミックスで、ぽってりとしたフォルムの中にも奥行き感が生まれて。そして重要なのが、足もとの合わせ方。ローカットの時はソックスよりもタイツのほうが大人っぽい仕上がりに。チャコールグレーで少し肌感を感じられるデニールのものが、ワンピース×ニューバランスの組み合わせにはベストマッチ。
靴¥11,000/エミ ニュウマン新宿店(ニューバランス) ワンピース¥53,000/ロンハーマン カーディガン¥46,000/アングローバル(イレーヴ) バッグ¥145,000/ジミー チュウ タイツ¥1,000/ブロンドール 新丸の内ビル店(ジュウナナドシー)

04:GOLDEN GOOSE DELUXE BRANDのシルバーのSUPERSTAR

人気のひとくせスニーカー。 白×シルバーならきれいめコーデに合う
ヴィンテージ加工とエッジのきいたデザインは、おしゃれに差をつけたい人にぴったりの1足。
赤や青のスパンコールをきかせたものもありますが、シルバーならより大人っぽく履けて、意外なほど、どんな服装にもなじみます。
あえてジャケットなど端正なものに合わせるのも手。
アクセサリーを足す感覚で、奥行きのある着こなしに。

かっちり系ジャケットとラフな足もとのミスマッチが素敵。タイツはラメ入りを。
靴¥60,000/ゴールデン グース デラックス ブランド  青山(ゴールデン グース デラックス ブランド) ジャケット¥40,000/カオス丸の内(カオス) カットソー¥24,000/ヴァリアス ショールーム(エイトン) スカート¥49,000/マディソンブルー ストール¥45,000/リーミルズ  エージェンシー(ジョンストンズ) バングル¥326,000/ハム 神宮前 アトリエ&ショップ(ハム) バッグ¥25,000/ウィム ガゼット青山店(マルコ マージ) タイツ¥1,000/ブロンドール 新丸の内ビル店(ジュウナナドシー)

05:WOMAN by COMMON PROJECTSのシンプルレザー

コートとスニーカーの組み合わせが大好き。革靴感覚で履けるきれいめな1足で
すっきり細身のフォルム、ミニマルなデザイン。
NYブランドの逸品はパンプスや革靴感覚で履けて、スニーカーに苦手意識のある人にこそおすすめです。
きちんとした服装にも合わせやすいから ちょっと堅めな業種の人でも、通勤時に使えそう。
重量感が増す冬のコートスタイルに抜け感を足すのにちょうどいい、きりっとしたシャープさも魅力です。

ベージュ×白のリッチなグラデ配色に、スニーカーの端正さがマッチ。カウンターソールに入ったシリアルナンバーは、職人が一点一点ハンドメイドで仕上げた証。
靴¥58,000/カオス丸の内(ウーマン バイ コモン プロジェクト) コート¥215,000/マディソンブルー ニット¥49,000/オーラリー デニムパ ンツ¥20,800/ショールーム セッション(サージ) サングラス¥46,000/アイヴァン 7285 トウキョウ(アイヴァン 7285) ピアス¥412,000・ブレスレット¥179,700/ハム 神宮前 アトリエ&ショップ(ハム) バッグ¥142, 000/アパルトモン 青山店(トマジーニ)

【Marisol1月号2019年掲載】撮影/魚地武大(TENT/物) 酒井貴生(aosora/人物)ヘア&メイク/佐藤エイコ(ilumini.) スタイリスト/福田亜矢子 モデル/SHIHO 取材・文/塚田有紀子

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