①アラフォーは目の下の線でこんなに印象が変わる!
「目の下の線ナシ」だと…
「目の下の線アリ」だと…
②アラフォーの“目の下の悩み”にまつわるアンケート結果を大公開!
目の下はお悩みの集合体
クマの目立ちが深刻化し始めるマリソル世代。それは若いころのように寝不足が原因ではなく、加齢による皮膚のやせや、目のくぼみが原因かもしれない! ?
35歳は目の下の曲がり角!?
35~40歳の間に、目の下のお悩みが目立ち始めたという意見で約77%を占める。つまりアラフォー前半で目の下のエイジングが深刻化し始めている!
目もとケアを意識し始める年齢
目もとケアをしている読者は約7割。医師の髙瀬先生いわく「患者さんのアイケア率は低いので、一般的なアラフォーよりマリソル読者は意識が高めですね」
マリソル読者はキレイをあきらめない
アラフォーの目もとのケア=アイクリームなどのスキンケアが多勢を占める。今からのケアが運命を分けるので、あきらめずに続けたい!
③アラフォーの目の下を専門家が詳しく解説!
皮膚、筋肉、骨格&姿勢やメイクなどの専門家の皆さんに"目の下コンシェルジュ"として、アラフォーの現状を教えてもらいました。
Ⅰ.皮膚科医・髙瀬聡子先生が解説!
<皮膚、骨、脂肪の エイジングが急激に進行!>
「ウォブクリニック中目黒」総院長。皮膚科医ならではの視点でアンチエイジング医療を手がけている。
・表皮バリア機能の低下
「目のまわりの表皮はほかの部分の¹⁄₄くらいの薄さ。さらにメイクやアイラッシュなどの刺激で炎症が起こりやすい。バリア機能の低下で乾燥が進行します」
・真皮にダメージ
「表皮同様、炎症が原因でコラーゲンやエラスチンなどの弾性線維が切れやすく、自分での生成力は年齢とともに落ちています。するとハリの低下が起こります」
・脂肪が滑り出てくる
「目のまわりは眼窩の骨があり空洞に。骨、筋肉の衰えから支えきれなくなったやせた脂肪がその空洞から滑り出てきて、目の下のぷっくりやくぼみになります」
・骨のやせでくぼみが目立つ
「皮膚だけでなく、その下にある骨もやせてきます。目まわりの皮膚や脂肪、筋肉と骨という層がそれぞれ弱まり、全体のハリ感が失われ目がくぼんだ印象に」
Ⅱ.ロート製薬研究員・高木恭子さんが解説!
<目まわりの筋肉の衰えがスタート!>
ロート製薬・基礎研究開発部 再生機能グループリーダー。スキンケア製品の基礎研究に携わっている
まぶたを上げる筋肉が衰え始める
「まぶたを上げる筋肉・ミュラー筋は、こする&引っぱるなどの物理的刺激により筋力が低下。20代から筋肉のもとになる細胞が減少するのがわかっていて、70代までに7 割も減ります」
目の下のたるみは眼輪筋の低下
「目のまわりをドーナツ状に覆っている眼輪筋が、加齢によって弱まります。その影響によって、目の下がたるみ、いわゆるゴルゴラインが発生する一因だと言われています」
Ⅲ.アンチエイジングデザイナー・村木宏衣さんが解説!
<スマホ・PCなど生活習慣が目もと老化を進めています!>
美を土台から整える「村木式整筋メソッド」を開発。サロンでは施術体験も。
目を酷使することでの眼輪筋などの緊張、猫背が顔のシワを加速させる!
現代社会に欠かせないPC・スマホですが、目の下のエイジングにとってはかなり悪影響が! まず、ずっと同じ距離で画面を見ることでピントを合わせようとする目まわりの筋肉が緊張し固まり、血流が悪くなります。血流が悪くなると、栄養や水分不足で目まわりの皮膚の老化も進行。また、スマホを見る時の姿勢は下向きで猫背になりやすい。すると前面の筋肉が縮こまり、背面の筋肉は引っぱられる。この姿勢は前面の皮膚にたるみを生み、目の下のシワやたるみを加速させる原因になります!
Ⅳ.ヘア&メイクアップアーティスト・広瀬あつこさんが解説!
<目の下の悩みが、メイクで隠しきれなくなっています!>
マリソルなど、多くの女性誌で大人を美しくするメイクテクニックを伝授。美のプロからの支持が厚い
・くすみ
「アラフォーになり皮膚がより薄くなってくることで、血行不良の青いくすみ、色素沈着の茶色いくすみの両方が目立つようになっています」
・シワ
「目のまわりのシワは、ファンデーションやコンシーラーなどベースメイクで隠そうとするほど粉っぽく見えて、よけいに目立ってしまいます」
・黒クマ
「この世代で新たに出てくるのがくぼみによる影である"黒クマ"。骨格による影なのでメイクで隠すのがむずかしく、クマが透けて見えてしまいます」
④アラフォーの目の下を活性化する方法
美を土台から整える「村木式整筋メソッド」を開発。サロンでは施術体験も。
下まぶたの筋肉を鍛える!
「上まぶたに比べ使われておらず、緊張が続いている下まぶたの筋肉を動かし、目まわりの血流促進を図ります」
眼輪筋の緊張を取る!
「PCやスマホの見すぎで凝り固まっている眼輪筋をほぐし、しなやかにリセット。ハリと弾力を取り戻します」
ゴルゴラインを消す!
「つながっている口輪筋と眼輪筋。よく動かす口輪筋に 引っぱられがちなので、つなぎ目をほぐしたるみを予防」
④アラフォーが絶対に使うべきアイケアコスメ
■すっきりとしたハリのある目もと印象へ導く
■抗酸化作用で若々しい目もとをつくる
■下まぶたも上まぶたも両方の筋肉へアプローチ
■刻まれた目もとのシワをターゲットに!
■メイクやクレンジングなど、摩擦刺激のダメージケアをしてくれる
■目もととまつ毛をトータルでエイジングケア
■針状ヒアルロン酸とアイ美容液で集中目もとケア
⑤アラフォーの目の下をメイクで上手にカモフラージュ!
マリソルなど、多くの女性誌で大人を美しくするメイクテクニックを伝授。美のプロからの支持が厚い
目の下のくすみ
「茶ベージュと青ベージュ入りのパレットコンシーラーで自分の"くすみカバー色"を作って、肌補整を!」
目の下のシワ
「目のシワを飛ばすのは“色”ではなく凹凸補正下地で。シワや毛穴をカバーする透明下地が便利です」
目の下の黒クマ
「明るめコンシーラーで目の下の広いゾーンをトーンアップ。レフ板効果で目の下全体を明るくしましょう」
⑥アラフォーの目の下のたるみ・緩みをケアするマッサージ
【たるみ・緩みを防ぐ、筋力UPマッサージのやり方】
アラフォーの深刻な目もとのお悩み、たるみ・緩み。最先端のテクノロジーを携えた先進アイコスメを味方につけて真皮や筋肉にしっかり届くケアを。
☆教えてくれたのは・・
美容家、美・ファイン研究所主宰 小林ひろ美さん
上)目もとのハリや弾力の基盤となる細胞外マトリックスを再構築。活性・防御・速攻ケアを実現。カナデル エフェクト アイクリームリフト15g¥5,800/プレミアアンチエイジング
中)ラナクリエキスやポピーエキスなど目もとを引き締める厳選の天然由来成分配合。クレセント アイ トリートメントクリーム12g¥16,000/ITRIM
下)最先端科学から生まれた次世代ヒアルロン酸ウルトラフィラーを新配合。使うごとにぐんぐんとハリと弾力を実感。レネルジー M FSアイクリーム15㎖¥7,800/ランコム
☆Point!
目もとの“筋力”アップエクササイズを習慣に
「目もとの筋肉を鍛えるトレーニング的なケアを」。
コスメをなじませた後はもちろん、いつでもすぐに実践できるのがこちら。まずは眉を動かないように眉下を押さえてゆっくりまぶたを開け閉じ。
上の基本のケアの後に、上下まぶたを人さし指、中指、薬指の指先でごくごく軽いタッチでトントンとタッピングして血行促進。
【たるみ・緩みを防ぐ、目もとの疲れをとるマッサージのやり方】
▼ゴーグルゾーンをケア
1. 眉頭のくぼみに親指を引っかけ、人さし指で頭の骨を押さえて固定する
2. 反対の手のひらのつけ根をあごに当て、
3.人さし指と中指で鼻の一番低い部分をはさむ。目まわりの骨を押さえ鼻筋を引っぱる
4. 3の手で、眉頭と鼻の骨を上下に引っぱり合いながら、「うんうん」と縦に2回
5.「イヤイヤ」と横に2回首を振る。これを3回繰り返す
▼あわせて読みたい
-
もう一度、目ヂカラを取り戻す!アラフォーのための目元ケア
たるむ、しぼむ、くぼむ……。もう一度、パッチリ目もとを取り戻したいあなたに、目ヂカラ再生策とおすすめの目元ケアコスメをご紹介します。
-
「目ヂカラUP」のカギはフレームにあり!これが大人のアイライナー、 全工程!
マスク時代の“美人印象”は“目もと”が9割!さりげないのに深みのあるアラフォーの上品な目ヂカラはこのステップで作る
-
必見・アラフォーのための正しい眉の描き方【正解!アイブロウのまとめ】
眉メイクは難敵。いつだって思いどおりにならないし、昔眉から脱却できない。そんな悩めるアラフォーに救世主・長井かおりが立ち上がりました。アイブロウは無理やり描くのではなく、なじませる! 今度こそ苦手脱却です。
-
もう一度見直して!正しい洗顔のやり方、これが正解!【40代スキンケア】
ただ落とすだけでなく、その後のスキンケアの効果を大きく左右するのが朝晩の"洗う"美容。ていねいな落とし方・洗い方、こだわりのアイテムを見直すだけで、アラフォーの美肌運命は大きく変わります。正しい洗顔のやり方を見直して、40代も健やかでキレイな肌を手に入れましょう!