日本画家 大竹彩奈さん
夢々しくもリアルに息づく、 今を生きる女性像を筆で表現
「私は女性を描く時、肌の色から決めていきます。この人は青白く見えたほうが色っぽいとか、褐色に描いたほうが着物が美しく見えるとか。ほかに、眉毛、髪の毛と、緻密なタッチを心がけています。一枚描き上げるたびに、筆先がダメになってしまうんです。なので、太さや毛質の異なる筆(❺)をまとめ買いしています」
その他の持ち物選びにも、和の“粋”を感じるテイストが随所に息づく。「マーク・ジェイコブスのバッグは、内側にピンクが配されていて。桐箱の中の畳紙を開けた時に、鮮やかな着物が、ぱっと目に飛び込んでくるような色使いに心魅かれました」
刺し子風に見えるブックカバー(❶)や、墨絵のようなプリントの長財布(❽)も、和風の趣。一方、スマホカバー(❷)、ポーチ(❸)、手帳(❼)は、「元気になれる」鮮やかなピンクで愛らしく統一されている。
現在、来年7月に日本橋三越で開催される個展に出品する30枚の絵の制作に勤しむ日々という。
「アトリエでモデルにポーズをとってもらうこともありますが、駅のホームで見かける、女性の肌の色やディテー ルを観察したりも。変な人と思われているかも知れませんね(笑)」
資生堂との作品を機に、女性の支持が急上昇。海外での活動にも思いを馳はせるようになったという。
「日本女性の美しさが、外国のかたの目にアートとしてどう映るのか、文化圏によっても違うだろうから知ってみたい。ヨーロッパとアメリカ、両方で挑戦したい気持ちが高まってきました」
和装好きのアイデンティティがのぞく、アート&カラフルな実用品
縦30×横27×マチ15.5㎝
大竹彩奈さんのバッグの中身はこれ!
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❷スマホ。「カバーは、持っていて気分が上がるピンクかゴールドの色を。アマゾンでポチッと」
❸(右から)フルラのコスメポーチ、無印良品のリップエッセンス、セルヴォークのリップ9番、シャネルのルージュ ココ フラッシュ56番、カモミールの香りのハーバシンのハンドクリーム。「デイリーは肌映えするセルヴォーク。シャネルはシアーなくすみ色なので、重ねづけして変化を楽しみます」
❹イヤホン。「坂本真綾さんの世界観が好きで聴いています」
❼手帳。「お茶を習って4年目。茶道学会からいただく手帳は、ひと目で1カ月の予定がわかり、メモまであるので、使いやすくて愛用中」
❽ヒロコ ハヤシの長財布。「小銭入れと札入れ、カードポケットが一度にガバッと開くデザイン。支払い動作がスマートになり重宝してます(笑)」
❾ロエベのキーケース
➓ペン
⓫ガーゼハンカチ。「ガーゼ素材は肌ざわりもよく吸水性が抜群。こまめに汗をふいていたら、アトピーぎみの肌が改善」
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