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やっぱり強い、女子アナの女子力。 でもそこにのぞく好感度の逆転を見逃さないで!【齋藤 薫エッセイ】

本誌で好評連載中の、美容ジャーナリスト・齋藤 薫さんから悩める40歳へおくる、美と人生への処方箋。今回は、「女子アナの女子力」について。

“逆境にも負けない勇気と度胸”。改めて見習いたい女子アナ力

齋藤薫の大人キレイの処方箋
【右の2本】ファンデーションをつけているあいだもスキンケア効果を実感。00 ロージー エーデルワイス(右)はハイライターとしても。02 ライト ベージュ(左)は自然で艶感のある仕上がりに。プロディジー CELグロウ エッセンス ファンデーション各¥14,000/ヘレナ ルビンスタイン 
【左の2つ】炎症ケア効果もある新しい日焼け止めが誕生。UV カラーバーム SPF50+ PA++++(右)ベージュオークル・(左)ナチュラルピンク各¥5,600/ドクター津田コスメラボ
 やはりもともとが基本全てを持っている人、喋りの巧さも、笑いのセンスも、好感度の高め方も、何もかも心得ているからこその成功なのだと思う。それにこの人の場合は、逆境にも負けない勇気があった。嫌いな女子アナでトップになった過去もある。でもそれを貪欲に好感度に変えていく度胸と知恵があった。勇気と度胸といえば、今まさに再注目を浴びる近藤サトさんも元女子アナ。印象的なグレイヘアでにわかに存在感を見せつけているが、まだ50代で潔くグレイヘアに切り替える度胸に加え、やっぱり知性と美貌、言葉のセンスが半端ではない人だから。いずれにせよ女子アナ恐るべし。 ほとんどのものを持っている人が、勇気やら度胸やらを持ってしまうと、もう無敵。いかなる逆境からも立ち上がり、抜きん出てくる潜在能力を持っている。やはりこれ、人間力と言うのだろうか。いや究極の女子力と言うべきものがこの人たちには備わっているんだろう。だから、改めて見習いたい。女子アナ力!

 そんな女子アナの全方位の魅力を支えているのが、オールマイティーなファンデーションと言えるのだろうか? 人前に出るうえに、化粧直しなどろくろくできない、過酷な環境にも瞬時に対応させられる。多忙を極めストレスも溜まりやすいが、肌トラブルなどタブー、常に完璧な美しさでなければいけないから。そんな全てを受け止めてくれる肌色バームが生まれた。UVケア効果に加え、なんとニキビや肌荒れなどのトラブルも日中メイクしているうちに改善してくれるというマルチな働きかけを持つのは皮膚科医 津田攝子ドクター開発だから。仕上がりも美しい津田バームは未来のファンデと言えるだろう。もう一品、大人の肌を輝かせる究極のエイジングケアとして話題のヘレナのプロディジー CELグロウから、美容液ファンデーションが登場している。スキンケア効果は他の追随を許さないし、化粧持ちも良い。女子アナはファンデーション選びが半端じゃなく本気と言われるが、そういう意味のこんなセレクト、覚えていて欲しい。
齋藤薫 Kaoru Saito
美容ジャーナリスト、エッセイスト。美容やファッションの潮流に社会的な視点を
加え、美しくありたいと願うアラフォーの未来を照らす。『キレイはむしろ増えて
いく。大人の女よ! もっと攻めなさい』(集英社インターナショナル)など著書多数
【Marisol 2020年3月号】撮影/John Chan スタイリスト/郡山雅代

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