神崎 恵さんと小田切ヒロさん、人気のビューティストおふたりが、毎号交代で読者のお悩みに回答する、「大人のカウンセリング室」。今月はウェブonlyで登場です。結婚式のあり方に悩む女性からの相談に、神崎さんはどう答える?
お悩み:「“大人婚”の正解がわかりません」
回答者はこの人! 神崎 恵さん
■神崎恵さんの回答:お互いに歩み寄ることを何よりも優先させて
結婚式はふたりのためのもの。とはいえ、いろんな人が納得して、「よかった」と思ってくれたほうがいいのも確か。そう考えると、あまり意地を張りすぎないほうがいいのかもしれません。例えば彼やご両親の希望を聞いて、受け入れられるものだけを受け入れるというやり方もあります。でも、無理をしたり、自分を押し殺して、我慢したりするのはダメ。“新郎新婦入場”をしない、お色直しをしないなど、イヤだと思うことは避けてもOK。まわりの希望を聞きすぎるとワケがわからなくなるので、あらかじめ「ホテルで披露宴をするから、内容に関してはまかせてほしい」と言っておくのも手です。
ただこのかたは、「若くないし、恥ずかしい」と言っていますが、「恥ずかしい」と思う必要は全然ないと思います! 年齢は関係ありません。世の中には60代や70代で結婚式をあげるかたもいるし、それは素敵なこと。また、型どおりにしていても、見せ方しだいで派手にしない方法はあります。ヴィンテージっぽい、アイボリーがかったカラーのウェディングドレスを選ぶというのもそのひとつ。ドラマの『セックス・アンド・ザ・シティ』で主人公のキャリーもヴィンテージのドレスを着ていましたよね。私も100年前のヴィンテージドレスを選択しましたが、とてもよかった。今はドレスも自由ですし、いろいろなスタイルがありますから。それから式場のお花のチョイスを変えるだけでも、大人っぽい雰囲気にすることはできます。式場をクラシックなホテルにするのもいいでしょう。ちなみに、準備はドレス選びから始めると、ウキッとした気持ちになるからおすすめです。
こうして準備をしていると、最初はお色直しをしたくないと思っていたのに、「やっぱりいいかも」と考えが変わってきたりもします。それに人の目を気にした人が、式が始まると楽しくなって、人目が気にならなくなることも案外多いそう。その意味でも、私も個人的にはお色直しはしたほうが楽しいと思います(笑)!
そして結婚式で大事なのは、人の目ではなく、ふたりで折り合うこと。式の準備は、わかり合うためのチャンスです。意見が合わなくてあたりまえ。一番初めの共同作業として、頑張ってほしいですね。大人婚の正解は、「自分らしく自由に」。今まで築いてきた、大人ならではの価値観があるからこそ、心に残る式をつくることができるのです。
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