アラフォーにはやっぱり可愛げが命。ヘア&メイクアップアーティスト・森ユキオさんが考える「大人の可愛げメイク」の作り方を伝授。
ヘア&メイクアップアーティスト 森ユキオ
▼森ユキオさんが考えるアラフォーの”可愛げ顔”とは?
欲しいのは“しゃれ感”と“親近感”。大人の“可愛げ顔”を作る5つのポイント
アラフォーにはやっぱり可愛げが命。ヘア&メイクアップアーティスト・森ユキオさんが考える「大人の可愛げメイク」の法則とは?
STEP 1:
UVは必須。でもカラーコントロールは不要
ピンクやベージュの色がついた下地は、どうしても首から浮いてしまうので使いません。丁寧なスキンケアで作った最高のすっぴん状態を維持してくれる、優秀なUVコスメさえ塗ればいい。
焼けやすい「高い位置」に置いてからのばす
パール粒のUVを手の甲に出したら、額と頰骨の上、鼻に、ちょんちょんと指で置いて。そこからのばしていくと、焼けやすいところをガードできる。
みずみずしさと保護力を兼ね備えたジェルクリームUV。「次のファンデーションを引き立ててくれます」。B.Aライト セレクター SPF50+/PA++++ 45g¥11,000/ポーラ
STEP 2:
ファンデーションは薄塗りで透ける肌に
厚ぼったい肌では可愛げは出ません。ツヤの出るファンデーションを、とにかく薄~く、薄~く、肌と一体化させて。
1.指の腹でトントンとたたきづけ
手の甲にファンデーションを出し、中指の腹に少量ずつとりながら、軽くタッピングするようにたたきづけを。引っぱるようになじませると厚ぼったくなるもと!
2.仕上げにスポンジでたたく
ファンデーションを塗り終わったら、何もついていないスポンジで顔全体をトントンとたたいて。ムラがなくなり、肌と一体化。ツヤもアップしてくずれにくい肌に。
「薄くのばしても適度にカバー力もあり、テクニックいらずで可愛げ肌に。マリソル世代のデイリー使いに最適」。ディオールスキン フォーエヴァー フルイド グロウ SPF35/PA++ 全8 色¥6,000/パルファン・クリスチャン・ディオール
右)ぬれたようなツヤ肌に。CR ハイドレイティング ファンデーション スティック SPF25/PA+++ 全8 色¥4,200/ベアミネラル
左)クリームなのに厚ぼったくならず、素肌のよう。カネボウ ザ クリームファンデーション SPF15/PA++ 全6色 30㎖¥20,000/カネボウインターナショナルDiv.
STEP 3:
ハイライトは水ツヤで表現
ハイライトは、テカリに見えてしまうと老けた印象に。透け感のあるクリームタイプのものを選んで。範囲が広がりすぎないよう、狙いを定めて。
スーッとすべらせ、スポンジでなじませる
Tゾーン、目じりのCゾーン、上まぶたの中央、目頭、上唇の山、あご先にスーッとすべらせ、スポンジで押さえる。範囲を広げないようになじませるのがコツ。
右)「大人の可愛げメイクに欠かせない逸品! 白っぽくならず、みずみずしさでハイライト効果を演出。あざといツヤ感になりません」。ボーム エサンシエル トランスパラン¥5,500/シャネル
左)カバーしながら清潔感のある光、透明なツヤ、うるおいをプラス。入れたいところを正確に狙える筆ペンタイプ。ラディアント クリーム コンシーラー N-01¥5,000/SUQQU
STEP 4:
コンシーラーはカバーしすぎ禁止
シミは小さな色ムラの集合体。面で消すのでなく、点でつぶすようにすると、カバーしすぎになりません。
シミは「点」でチョンチョンとカバー
細いブラシや、コンシーラーの付属ブラシの「先」でチョンチョンと消していく。シミの濃さに合わせたベージュに、パレット中央のオレンジを少しだけ混ぜると自然にカバーできる。
右)付属のブラシはミニスポンジとの2WAY。ミニスポンジだと、不器用な人でも「点のカバー」が簡単! ミネラルコンシーラーパレット SPF36/PA+++¥4,500/エトヴォス
左)付属のブラシが細身で、先端を使うと「点のカバー」がうまくいく。クリエイティブコンシーラーe SPF25/PA+++¥3,500/イプサ
▼合わせて読みたい
-
齋藤薫「40過ぎたら、“清潔感”がすべて。 その理由」
年齢とともに失われていく清潔感を、私たちアラフォーに宿す方法を美しさの分析といえばこのかた、ジャーナリスト齋藤薫さんが提案