アラフォーにはやっぱり可愛げが命。ヘア&メイクアップアーティスト・森ユキオさんが考える「大人の可愛げメイク」の作り方を伝授。
ヘア&メイクアップアーティスト 森ユキオ
顔立ちがのっぺりしてしまうのが悩み
(美女組No.144 Makiさん)
ベースメイクを頑張ると、のっぺりした顔に。 眉の毛のない部分もうまく描けず、試行錯誤する日々。アイシャドウは気に入ったものをずっと使い続けてしまい、若いころからアップデートできていません(汗)。
★森さんからのアドバイス
目がパチッとしすぎ。引き算のメイクを
アイメイクを頑張りすぎかな。まつ毛のカールアップをやめ、単色塗りであっさり仕上げると今どきの顔に。のっぺり見えるのはチークの位置が低いせい。リップはピンクを卒業して、オレンジレッドに挑戦してみて。髪はくずしてラフに。これで確実に可愛げがアップしますよ!
1.眉間を少しだけ離すと抜け感アップ
毛の生えていない部分をアイブロウパウダーで埋めず、アイブロウペンシルで一本一本描いて。いつもより 2 ㎜外側から描き始めると抜け感がアップ。
2.チークは、いつもより高い位置にぼかす
チークの位置が低いとのっぺりとした印象に。高めの位置で、鼻のすぐ脇から入れるつもりでぼかすと、可愛げを演出できる。
3.アイシャドウはグラデーションにしない
目のきわをダークな色で引き締めてグラデーションを作ると、古くさい印象になりがち。透け感のあるブラウンをさらりとまぶた全体になじませて。
繊細なパールがまばたきのたびにチラチラときらめく、可愛げレッドブラウン。目もとをぱっちり見せながら抜け感のあるまなざしに。アディクション ザ アイシャドウ L 163¥2,000/アディクション
4.アイラインの目じりは、目を開けて描く
アイラインは目じりを長めに描いて、切れ長に仕上げるとしゃれ感がアップ。目を開けた状態で描くと、目じりのまつ毛が長くなったように自然なラインに。
森さん愛用。ダークブラウンのジェルアイライナー。1.5㎜の細芯で、とろけるようなタッチで、繊細なラインが簡単にキマる。キャンメイク クリーミータッチライナー 03¥650/井田ラボラトリーズ
5.ぷっくり唇で可愛げ増量
リップは輪郭に丸みをもたせ、唇の厚みをアップ。口角から上唇の山まで、下唇も口角から中央までの輪郭をふっくらカーブに。親近感のある表情に。
ほどよい赤みで、デイリーに使えるオレンジレッド。厚みのある膜でぷっくり見せ、ツヤめく唇に。保湿力も高く、縦ジワができない。ザ ルージュOR250¥3,500/コスメデコルテ
「メイクを頑張った感がなくなって、無理なく優しげな大人の表情になれたのがうれしい♡」(Makiさん)。 ワンピース¥33,000/フィルム(ソブ) ピアス¥28,000/アガット リング¥10,000/ジュエッテ
▼合わせて読みたい
-
アラフォーの“可愛げ”顔はこう作る「アイメイクとリップは引きで見てから」
今のマリソル世代の「大人の可愛げ」を作り出すカギをヘア&メイクアップアーティスト 森ユキオさんが伝授。どれも特別なテクは必要なし!
-
ポイントメイクは眉からはじめる。大人の可愛げ顔を作る眉&チーク
今のマリソル世代の「大人の可愛げ」を作り出すカギをヘア&メイクアップアーティスト 森ユキオさんが伝授。どれも特別なテクは必要なし!
-
アラフォーの顔立ちの変化に寄り添う、大人の“可愛げ”顔を作るベースメイク
今のマリソル世代の「大人の可愛げ」を作り出すカギをヘア&メイクアップアーティスト 森ユキオさんが伝授。どれも特別なテクは必要なし!
-
欲しいのは“しゃれ感”と“親近感”。大人の“可愛げ顔”を作る5つのポイント
アラフォーにはやっぱり可愛げが命。ヘア&メイクアップアーティスト・森ユキオさんが考える「大人の可愛げメイク」の法則とは?