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【お気に入りをずっと・スカート編】エディター・磯部安伽のスタンダードアイテム5

不要なものを捨てて、残ったものが自分のスタンダード・・・。大人気エディターが、軸を見直すことの楽しさと可能性を、自身のスタンダードアイテムとともに紹介します。
磯部安伽

磯部安伽

 確かな知識と世界観のあるページ作りで、各女性誌で引っぱりだこのファッションエディター。大人の"進化系ベーシック"を体現する私服スタイルも大人気。著書に『ファッションエディター磯部安伽のスマートクローゼット』(KADOKAWA)

Isobe's STANDARD▶︎「お気に入りをずっと」スカート

スカートほど賞味期限の長いアイテムはありません

Tシャツ×ボタニカル柄のティアードスカートコーデを着た磯部さん

好みのブランドを見つけるのもスカート選びのコツ

「パンツ派、クール派が着られる絶妙な甘さ! 『イザベルマランエトワール』のフェミニンアイテムが大好きで、特にスカートは毎シーズン必ずチェックします。今季手に入れたのは、あせたような色みが大人っぽいボタニカル柄のティアードスカート。実は33ページでデニムと合わせたブラウスと同シリーズで、セットアップでワンピースライクにも着られます。少し短めのミディ丈は、サンダルのアンクルストラップで引き締めて」

DATA

Skirt__ISABEL MARANT Étoile

T-Shirt__FRUIT OF THE LOOM

Bag__THE STORE by C,

Shoes__VICINI

ドラマティックな1枚を妥協せずに選ぶ

7月号のマリソルの特集で、エディター仲間の三尋木奈保さんと対談させてもらいました。その時に意見が一致したのが「映えるスカートしかいらない」「映えるスカートにはそれなりの投資が必要」ということ。たくさんの読者のかたから、共感の声をいただいたと聞きました。


デニムは毎年最低5本は買う私ですが、スカートは買って1~2枚。そのぶんケチらず、本当に気に入ったものに投資します。だから断捨離もほとんどしなくて、何年もかけてコツコツと集めた子たちが、私の地味なクローゼットの中を、そこだけパッと華やかにしてくれています。

今回のコロナ禍で、「不要不急」という言葉をよく聞きましたよね。でも、おしゃれに関しては「不要不急」のものがあっていい、むしろあったほうがいいと私は思っています。全部が全部、実用だけじゃつまらない。明日は着ない、5年後も着ないかもしれない、だけどたまに眺めるだけで気分が上がる大好きな服。そんな服を置いておける〝余白〟を、クローゼットにはもっておきたい。スカートは、私にとってそんな贅沢な〝余白〟の代表的なアイテムです。

 映えるスカートは色あせない、を実証 

「白シャツやデニムが"自分らしさの追究"という意味でのスタンダードなのだとしたら、スカートは"こうもありたい"という理想込みのスタンダード。基本はパンツ派だけど、スカートをはいて女らしさを楽しむ日もある。だからやっぱりスカートは、私にとってのスタンダードアイテムなのです」 

白Tシャツ×スカートコーデ
私服特集の記念すべき第1回目は2016年8月号。映えスカートブームの火つけ役、『マディソンブルー』 
【お気に入りをずっと・スカート編】エディター・磯部安伽のスタンダードアイテム5_1_4
去年の夏はブラウンTを土台にきれい色に挑戦
白ワントーンコーデの磯部さん
磯部的定番、白ワントーン。2018年8月号 
シャツ×ラップスカート×ビーチサンダルコーデを着た磯部さん
ボリュームたっぷりのラップスカートとビーサンの組み合わせが新鮮。2019年8月号 
ノースリーブ×レーススカートコーデを着た磯部さん
華やかなレース素材は、すっきりリーンなシルエットで。2018年8月号 
サマーニット×プリントスカートコーデ
『イザベルマランエトワール』のプリントスカートをリラクシーに。2018年8月号
【Marisol8月号2020年掲載】撮影/魚地武大(TENT/物) 須藤敬一(人物) ヘア&メイク/TOMIE(nude.) スタイリング協力/松村純子 ※価格表記のないものは、すべてエディター私物です

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