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ひとり遊びが得意な会社員。韓国料理を求めて新大久保に出没しています。

My favorites:趣味 = バレエ、旅行、食べ歩き、ダイエット 好き = 猫、タイ料理、マカオ 得意 = 韓国語

身長:167cm


新大久保定点観測_vol.3 【インドネシアの国民飯ナシチャンプルを食べる】

まるでジャカルタの街角に紛れ込んだかのような、ローカル感満載のジャワ式ご飯屋さん。

最近、新大久保に出没しているわたしです、こんにちは。

海外渡航が遠のく昨今、外国(ただしボスポラス海峡以東)への渇望を癒してくれる街、新大久保。
コリアンタウンであまりにも有名ですが、韓国以外にもいろんな国のお店があって、その多くが日本人ではなく、日本に住むその国の人をターゲットにしているあたり、異文化好きにはたまりません。
新大久保
例えば、かろうじて「カラオケ」だけが読み取れるベトナム料理屋さんの看板。
今回訪れたのは、新大久保駅からメインストリートを東に直進した位置にあるインドネシア食堂。

インドネシアのスラバヤに住んでいた友達がオススメしてくれました。

【モンゴ・モロ (MONGGO MORO)】

新大久保 モンゴ・モロ
インドネシアは約300ともいわれる民族で構成される国家で、公用語であるインドネシア語以外に各民族が独自の言語を持っています。店名の「モンゴ・モロ」は、その中でも最大多数を占めるジャワ人の言語で、「ようこそ、いらっしゃい」という意味だそう。最大多数派といえど、2.6億人もの人口のなかでジャワ人が占める割合は45パーセントに過ぎません。それほど多様な民族が、日本の5倍という広大な国土(しかも全部島!)に散らばっているにも関わらず、一つの国家として機能していることは、現代史の奇跡だと感心してしまいます。
まあ、そんな話はさておき、こちらの看板メニューは「ナシ・チャンプル」というワンプレートディッシュ。

「ナシ(Nasi)」はインドネシア語で「ご飯」。
「チャンプル(Campur)」は「ごちゃ混ぜ」で、沖縄のゴーヤー「チャンプルー」や長崎「ちゃんぽん」の語源とも言われますね。
白いご飯を中心に、いろんなおかずを周りに盛り付ける「ナシ・チャンプル」は、インドネシアでもっともポピュラーな料理。店によっておかずも味付けも異なるので、毎食食べても飽きません。
新大久保定点観測_vol.3 【インドネシアの国民飯ナシチャンプルを食べる】 _1_3
こちらのお店では、本場のワルン(食堂)さながら、ショーケースに並べられたおかずから食べたいものを選んで注文します。このプロセスからして現地感アリアリで、テンション爆上げ↑↑
新大久保 モンゴ・モロ
メインはチキン、アヒル、ヤギ肉などがあって、全部美味しそう!イスラム国家なので豚肉は無し。もちろんすべてハラルです。
新大久保 モンゴ・モロ
野菜らしいけど何かは分からないおかず群に惹かれたけど、あまりにも暑い日でヘトヘトに疲れていたので、メイン以外は店員さんにおまかせしました。
メインは迷うことなく「ベベッ」ことアヒル!バリ島で食べた肉質の締まったアヒルが忘れられなかったのです。

基本盛り付けるだけなので、すぐに提供されます。猛暑のなか、新大久保駅から10分ほど歩いてきたので、もうお腹ペコペコ。
新大久保 モンゴ・モロ
こちらがナシ・チャンプルの全容。ボリュームはたっぷりだけれど、これで税込1650円はなかなかいいお値段だな……(←ド庶民)。
左上の白いものは、魚のスナック。右下の涼しげな器は手を洗うフィンガーボウル。インドネシア人のお客さんは器用に手で食べていました。
新大久保 モンゴモロ
下から時計回りに、唐辛子ソースをまぶしたアヒル、テンペ、ミックス野菜、謎の焼きそば、タイバジル(たぶん)と生野菜。アヒルがかなり辛いので、生野菜のみずみずしさがありがたい。
久しぶりにナシ・チャンプルを食べてつくづく思ったのは、これは白米をもりもり食べるための料理だなぁ、ということ。噛み締めるほどに旨いアヒルも、焼きそばすらも、スパイスと塩分が強い上に唐辛子も手伝って、ご飯が止まらないのです。すぐにエネルギーになるお米をいっぱい食べて、午後もバリバリ田んぼを耕すぞー!というような、日本人にも通じる農耕民族のパワーを感じます。
新大久保 モンゴ・モロ
インドネシア料理に必須の唐辛子調味料「サンバル」。青も赤も激辛だけど、これをご飯やおかずに混ぜて汗を噴き出させながら食べると本当にジャカルタにいるような気分(ちなみにこの店、扇風機しかありません。でもそれがいい)。店員さんが持ってきてくれない場合は、頼んでくださいね。有りと無しとじゃ味が全然違う!
新大久保 モンゴ・モロ
インドネシアの食品も売っています。
わたしが行ったときは日本人らしき客はわたし一人で、あとは全員インドネシアやマレーシア出身らしい人たちでした。こんな平べったい顔のわたしにも店員さんがインドネシア語で話してくるほど、現地のお客さんが多いお店のようです。(インドネシアには華僑も多いので、わたしのような顔のインドネシア人がいてもおかしくない)
東南アジア独特の、匂い立つような現地感が恋しい人に、特にオススメです!

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