「親身な回答がしみる」と評判の「大人のカウンセリング室」。神崎恵さんと小田切ヒロさんのおふたりが、交代で読者のお悩みに答えます。今回は、小田切さんの出番。読者の思いをくみとった 回答は、納得度満点。自分の方向性に迷ってる人も、そうでない人もぜひ読んでみて!
お悩み:「リモート生活で"美容"の楽しみ方を 忘れてしまった」
回答者はこの人!小田切ヒロさん
■小田切ヒロさんの回答:「『自分が心地よくいられる』ことをモチベーションに」
働いていると会社の色に染まるとか、子供がいるとママ友に合わせるとか、いろいろありますが、今後は自分の生き方や幸福度を重視するよう、社会が変わっていきます。だからこそ「自分って何?」ということを考えてほしい。皆、頭ではわかっていますよね、個性、私らしさ、自分が感じる快適さ。それらを声に出して問いかけ、答えを見つけて。
また、今回の〝新型コロナ〟を境に時代は変わっているのに、個人個人はそのままでいいのかなとも思います。そこでおすすめなのが、「私とは・10カ条」の作成。メイク、ファッション、ライフスタイルなど項目ごとに、「現状、私はこう」ということを書き出してみる。そしてコロナ以前と変わっていなければ、どう変えていくべきか考える。変える基準は、やはり「自分が心地よくいられるか」。
僕も在宅生活を経て、いくつか変えてみたことがあります。頰やあごのヒゲをやめたのもそのひとつ。ヒゲの手入れに注力するより、ほかにやることがあると思ったから。それから脳を活性化するため、腸をクリーンにしようと、ファスティングを実行しました。僕なりの心地よさにシフトした結果です。
とはいえ、ずっと人の意見に合わせていた人は、“私”は何がいいと思っているのかわからず、迷ってしまいがち。では、どうするか。例えばメイクだったら、老化による衰えを受け入れながら、いいところを強調してみて。まず鏡を見て、顔の中で好きなパーツを見つけます。肌がキレイ、眉がいい感じに生えている、目が一重でシャープ、唇の形が整っている……顔を客観的に見て、いいと思う部分を伸ばしていけば、それが「個性=自分」に。アラフォーの少し手前の年代だと、アラをカバーして、欠点がないのがキレイと言われたりするけれど、マリソル世代の場合は、アラを隠しきっていないほうが素敵だったりします。「若さが美しい」は古い。そういう価値観は、コロナ以前に置いてきて、あくまで〝自身が感じられる〟顔に!
状況が不透明で、誰もが言うことが違って、何を信じていいかわからない今、“明確な自分”をもっていることが大事。心と向き合い、“私”が見つかれば、おのずと美容のモチベーションも上がって、また楽しさを感じられるようになるはずです。
■美の処方箋:フェイスラインを 引き締め、心にハリと明晰さを
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容液をプラス」。肌の深部に働きかけて、弾力を底上げし、年齢による平面的な顔を立体的に。
毎日朝晩のお手入れに
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