リモート生活で“美容”の楽しみ方を忘れてしまった【40代のエロスとヘルス 神崎恵×小田切ヒロ 大人のカウンセリング室】

ステイホーム中に心機一転、断捨離してみたものの、悩みは深まるばかりという相談です。小田切さんの答えは?

「親身な回答がしみる」と評判の「大人のカウンセリング室」。神崎恵さんと小田切ヒロさんのおふたりが、交代で読者のお悩みに答えます。今回は、小田切さんの出番。読者の思いをくみとった 回答は、納得度満点。自分の方向性に迷ってる人も、そうでない人もぜひ読んでみて!


お悩み:「リモート生活で"美容"の楽しみ方を  忘れてしまった」

 メイクの新色が発売されたら、デパートのカウンターに見にいったり、雑誌で「このスキンケアがいい!」という記事を読めば、いち早く買って試してみたりと、もともと美容好きを自認していた私。でも、コロナによってリモートワーク中心の生活が始まって少したったあたりから、なんだか美容に対して、これまでのような情熱をもてなくなってきました。リモート仕事が増えたせいで、「リアルで人に会う」機会が圧倒的に減ったからかな、と思うのですが、ということは、私にとって美容を頑張る一番のモチベーションって、「人から見られる」ことだったのかも、と気づき……。まだしばらくは続きそうなリモート中心生活で、キレイのための最大のモチベーションであった"人の目"がない中、どうすればまた以前みたいに美容を楽しめるのでしょうか? メイクもスキンケアもすっかりミニマムになっている今、自分で見ても、げっそりと冴えない顔をしていると思いつつ、なんとなくお手入れやメイクに真剣に向き合えず、このままいくと、容貌も女性としてのキラキラ感も自信も、どんどん目減りしていってしまいそうで怖いです。(39歳・会社員・既婚・子供1人)
回答者はこの人!小田切ヒロさん

回答者はこの人!小田切ヒロさん

ヘア&メイクアップアーティスト。LA DONNA所属。メイクの美しさはもちろん、小顔テクニックにも定評あり。『すべてを手に入れた女には3 つの顔がある:愛・名声・美貌…女の人生攻略メイク術』(小学館)など、著書も好評!

■小田切ヒロさんの回答:「『自分が心地よくいられる』ことをモチベーションに」

 このかたは人の目を意識して、それを美容のモチベーションにしていたんですよね。でも、これからはモチベーションの上げ方を変えていかないと。今の時代、大切なのは、“心地よさ”。人目を気にしてマインドをキープするのではなく、「自分が心地よくいること」をモチベーションにしてみては。以前は、人がいいと思う価値観に沿って生きてきたかもしれないけれど、世の中的にも、アラフォーという年代的にも、他人に合わせるのではなく、自分の心を優先すべき。モチベーションの管理は人に委ねずに、自分で!

 働いていると会社の色に染まるとか、子供がいるとママ友に合わせるとか、いろいろありますが、今後は自分の生き方や幸福度を重視するよう、社会が変わっていきます。だからこそ「自分って何?」ということを考えてほしい。皆、頭ではわかっていますよね、個性、私らしさ、自分が感じる快適さ。それらを声に出して問いかけ、答えを見つけて。

 また、今回の〝新型コロナ〟を境に時代は変わっているのに、個人個人はそのままでいいのかなとも思います。そこでおすすめなのが、「私とは・10カ条」の作成。メイク、ファッション、ライフスタイルなど項目ごとに、「現状、私はこう」ということを書き出してみる。そしてコロナ以前と変わっていなければ、どう変えていくべきか考える。変える基準は、やはり「自分が心地よくいられるか」。

 僕も在宅生活を経て、いくつか変えてみたことがあります。頰やあごのヒゲをやめたのもそのひとつ。ヒゲの手入れに注力するより、ほかにやることがあると思ったから。それから脳を活性化するため、腸をクリーンにしようと、ファスティングを実行しました。僕なりの心地よさにシフトした結果です。

 とはいえ、ずっと人の意見に合わせていた人は、“私”は何がいいと思っているのかわからず、迷ってしまいがち。では、どうするか。例えばメイクだったら、老化による衰えを受け入れながら、いいところを強調してみて。まず鏡を見て、顔の中で好きなパーツを見つけます。肌がキレイ、眉がいい感じに生えている、目が一重でシャープ、唇の形が整っている……顔を客観的に見て、いいと思う部分を伸ばしていけば、それが「個性=自分」に。アラフォーの少し手前の年代だと、アラをカバーして、欠点がないのがキレイと言われたりするけれど、マリソル世代の場合は、アラを隠しきっていないほうが素敵だったりします。「若さが美しい」は古い。そういう価値観は、コロナ以前に置いてきて、あくまで〝自身が感じられる〟顔に!

 状況が不透明で、誰もが言うことが違って、何を信じていいかわからない今、“明確な自分”をもっていることが大事。心と向き合い、“私”が見つかれば、おのずと美容のモチベーションも上がって、また楽しさを感じられるようになるはずです。

■美の処方箋:フェイスラインを 引き締め、心にハリと明晰さを

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【Mariol10月号2020年掲載】撮影/八木 淳(SIGNO/人物) 取材・文/入江信子 構成/原 千乃

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