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【海外バター】マニアが推す!「このバターがすごい!」

たかがバター、されどバター。シンプルゆえにどんな場所で、どんなふうに作られたかで、驚くほど味わいが異なる。マニアが溺愛する"推しバター"を一挙公開!

大地の恵みを凝縮した食材・バターは、コク深くてミルキー。おいしさをぐっと底上げする神秘的なパワーをもっている。街で出会える逸品から、バターマニアたちが心酔する名品まで、バターが奏でる恍惚の世界に溺れたい。


☆推薦者

若山曜子さん(料理家)

フランス留学時代からさまざまなバターに出会ってきた若山さん。「ふだんは、ミルキーだけどすっきりした後味のカルピス特撰バターや高千穂バターの無塩タイプを愛用。今回紹介するブランドは、ごほうびにおすすめのバターです」

海外のバター1

■ベッピーノ・オッチェリのバター(無塩)

ミルク感の強い、手作りバター

アルプスで搾られた生乳を使ったイタリア産バター。「ミルキーで濃い味わい。フランス産に比べてコスパがいいのも魅力です。焼いたパンにのせるか、ドライフルーツに合わせていただきます」。100g¥1,200/ピアッティ

海外のバター2

■ボルディエの発酵フレッシュバター バニラ/ピマン・デスプレット(食塩不使用)
焼き菓子が格段においしく!

「どちらもミルク感が強めですが、後味はすっきり。唐辛子を練り込んだ(右)は、お魚をソテーしたり、卵かけごはんや生ハムに少量落として。マダガスカル産を使ったバニラ(左)は、パンケーキやクレープにのせるとおいしさが倍増します」。各125g(右)¥1,690・(左)¥2,270(税込)/ユーロトレーディングリミテッド



☆推薦者

濱脇瑞季さん(バターマスター店主)

「バターへの目覚めは小学校低学年。親に隠れてバター単体をそのまま食し、よく怒られてました(笑)。おいしいものこそ、トーストに冷たいままのせ、シンプルに食べるのが一番。味噌汁にひとかけ入れるのもおすすめです」

海外のバター3

■ラヴィエット発酵バター (食塩不使用)AOP
安い魚がプロの味に!AOP認証のリッチテイスト

EUの厳しいAOP認証を取得した贅沢なバター。「強いクセはないのにしっかりまろやか、上品な味。熱を加えると香りやうま味が増強します。おすすめは魚のムニエル」。500g¥3,300/TOMIZ(富澤商店)



☆推薦者

内田真美さん(料理研究家)
「乳製品で最も好きなのがバターです。フレッシュチーズ感覚で食べるのが好きで、塗るというより驚かれるほどたっぷりのせて食します。ヨーロッパを旅すると、できるだけ現地で食べ比べし、最終日に購入して持ち帰ります」

海外のバター4

■フランス イズニーのチャーニング発酵バターAOP (食塩不使用)
食材とのペアリングも秀逸

伝統的製法で15時間かけて熟成させた、本物の証でもあるAOP認証印。「フランス産らしいミルクの香り豊かなバターで、パンに合わせる用として買っています。白カビ系のチーズや塩漬け肉とも好相性」。250g¥899/成城石井



☆推薦者
中野明海さん(ヘア&メイクアップ アーティスト)
「子供のころからパンはバターを食べるために、今も魚のムニエルはバターを食べるために作っているほどバターが好き。未体験のバターを見ると衝動的に買ってしまうので、冷蔵庫はいつもたくさんのバターであふれています(笑)」

海外のバター5

■パムプリーのフォンテーヌ デ ヴーヴ 有塩バター

渡仏欲を満たしてくれます

指定村の生乳以外いっさい不使用。徹底的なこだわりのもと作られる、パリ市内でも取り扱いが数店舗だけという幻のバター。「口に入れた瞬間、ミルク本来の香りはこんなだよなぁなど、いろんな感情がむくむくとわき上がりました」。日本未発売ゆえ国際保冷輸送便でお届け。250g¥993/pariswave.com

【Marisol 11月号2020年掲載】撮影/田村昌裕(FREAKS) 取材・文/広沢幸乃

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