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大庭英子先生に習おう!「基本のフライドチキン」

鶏肉のポテンシャルを最大限に引き出すていねいなレシピを、料理界の実力者に教わりました。

ステイホーム中、揚げ物のらくちんさを認識したり、韓流ドラマでたびたび登場したことも相まって、マリソル世代でもフライドチキンにハマる人続出中。家でも、その魅力に溺れたい。

料理家 大庭英子先生

料理家 大庭英子先生

心を癒す料理と温かな人柄で、30年にわたり料理界の第一線で活躍。近著は『忙しい人のための きほんの料理』(KADOKAWA)

■基本のフライドチキン

鶏肉には深めに切り込みを入れ、下味に漬けたら20分置くと、中まで味わい深く。水気をきちんとふくと、油ハネを防ぐほか、カリッと軽い口当たりになります。

基本のフライドチキン1

[材料・4 人分]
鶏もも肉… 3 枚(約900g) 
にんにくのすりおろし…小1かけ分

A
しょうが汁…大さじ1 
塩…小さじ1 1/3 
しょうゆ…小さじ2 
白ワイン…大さじ2 
レモン汁…大さじ1 
こしょう…少々 
カイエンペッパー…小さじ1/5

小麦粉…適宜 
揚げ油…適宜
好みの生野菜 (今回は、ラデッシュ、 ミニトマト、チコリ、 小にんじん)…各適宜

基本のフライドチキン2

❶鶏もも肉は、室温に20分以上置いて戻す。皮目を下にして横長に置き、すじを切るように4〜5本の切り込みを入れ、1枚を4等分に切る。

基本のフライドチキン3

❷ボウルにAの調味料を入れたら①の鶏肉を加え、手でもむようにして混ぜる。途中数回混ぜ、室温に20〜30分置き、下味をつける。

大庭英子先生に習おう!「基本のフライドチキン」_1_5

❸キッチンペーパーで②の鶏肉の水気をよくふく。


❹バットに小麦粉を入れ、③の鶏肉にまぶし、余分な粉は落とす。

大庭英子先生に習おう!「基本のフライドチキン」_1_6

❺フライパンに深さの1/2まで油を注ぎ、中温に熱したら④の鶏肉を半量入れ、途中上下を返し、弱火で5 分ほど揚げる。火が通ったら、強火にして30秒ほど揚げて取り出し、残りも同じように揚げる。器に盛り、野菜を添える。

【Marisol 12月号2020年掲載】撮影/江原隆司 スタイリスト/中里真理子 料理/大庭英子 取材・文/広沢幸乃

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