台湾発の世界的自転車メーカー「ジャイアント」が主宰する自転車ツアー
●パッケージツアーなので旅行会社にお任せで楽チン
●自然の中を疾走するので3密にならない
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わたしたちが参加したツアーの集合場所は、東部の町「関山」。台北からは電車で約4時間です。
サイクリングやアウトドアに慣れていない人でも不安なく楽しめるように
支援サービスが万全なこと。
日本から台湾まで行くとなると、それなりに荷物が多くなってしまいますが、
スーツケースごと運んでくれるので、問題無し。
荷物を載せた方がツアーの先方を走り、
もう1台が後方を走るのですが、
後方のバンには軽食と飲み物が積まれていて
休憩時間に栄養補給できるようになっています。
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お菓子やフルーツが食べ放題。
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バンの窓にその日の行程や高低差が書いてあります。
バンに乗って移動することも可能。
同じツアーのおばさんは、早々に疲れてしまったのか
2日目からはずっとバン移動でした。
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3日間の相棒。自転車とヘルメットレンタルはツアーに含まれています。体力に自信のない人は、申込時に電動自転車を選ぶこともできます。
たしかツアー参加者が35人ほどで、
スタッフは5、6人ほどだったと思うのですが(記憶が曖昧)、
●ツアーを統括するリーダー
●参加者の疲れ具合を見ながら先導するペースメーカー
●適所適所でフォローするスタッフ
●写真撮影係
と役割が明確に分かれていて、
そのテキパキした仕事ぶりときたら、見ていて気持ちいいほど。
台湾東部はサイクリング道路が整備されているので(ちなみにジャイアント創業者が政府に働きかけて整備させた)
そもそもあまり危険を感じないのですが、
それでも車の合流があるような地点では必ず車をせき止めて
安全を確保してくれるので、安心して走ることができます。
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毎朝走る前にリーダーを中心に準備運動。平均年齢が高いのであちこちから唸り声やため息が聞こえる。親近感。
その分、ゆたかな自然が残っています。
また、台湾の先住民族が多く暮らす地域でもあり、
中華文化の強い台北とは雰囲気が異なって、
どちらかというと沖縄や東南アジアに似ています。
風を切って走っていくのは、爽快そのもの。
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金城武が主演したエバー航空のCMで一躍観光地になった木らしい。
わたしたちが今回参加した「レジャー」は高齢者や子ども、体力に自信のない人も
無理なくついていけるよう設計されています。
(なんせ、もう無理!と思ったらバンに乗ればいいんだし)
1日目の宿はごく普通のホテルだったのですが、
2日目は先住民族であるアミ族の集落にある
合宿所のような宿でした。
自分ではなかなか食べに行けない地方のローカルグルメが食べられるのも、ツアーの醍醐味です。
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食前酒だった気がする……。
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なんらかのお魚の塩焼き……。
旅の仲間との交流もまた楽しかったり。
このときは地元台湾のお客さんが半分くらい、
シンガポールと香港からが半分くらいでした。
少し山道もあったのですが、
辛かった覚えは全然無くて、とにかく楽しすぎる2泊3日でした。