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ひとり遊びが得意な会社員。韓国料理を求めて新大久保に出没しています。

My favorites:趣味 = バレエ、旅行、食べ歩き、ダイエット 好き = 猫、タイ料理、マカオ 得意 = 韓国語

身長:167cm


コロナが終息したら行きたい海外第1位【知られざる台湾を走る自転車ツアー】

台湾の原風景が残る東海岸を、2泊3日で走るサイクリングツアーが最高すぎました。
あれほど熱く語ったマカオを差し置いて、コロナ後に行きたい海外第1位は

台湾発の世界的自転車メーカー「ジャイアント」が主宰する自転車ツアー

です!
どちらも最高なマカオと台湾を比較するなぞ、本意ではありませんが
●日本から近い(東京→台北=3時間、→マカオ=5時間)
●パッケージツアーなので旅行会社にお任せで楽チン
●自然の中を疾走するので3密にならない
という理由で、1位認定でございます(拍手)
ジャイアント サイクリング 台湾 環島 自転車
単なるメーカーを超え、台湾のサイクリング文化を確立したと言われる巨人、ジャイアント。
ジャイアントが経営する自転車旅行会社「ジャイアント・アドベンチャー」の目玉商品は、台湾をぐるっと一周する『環島(ファンダオ)』というツアーなのですが、これは所要8泊9日なので、参加のハードルがなかなか高い。(現地集合・解散で、日本からの往復は含まれません)
でも台湾東部だけを走るツアーなら2泊3日なので、日本からの往復とツアー前泊・後泊を含めて最低4泊5日あれば余裕で参加可能です。
わたしは2016年に参加したのですが、これがめちゃめちゃ楽しかった……。
たぶん死ぬ間際にも思い出すくらい、楽しかった……。
  • 台湾 自転車 ツアー ジャイアント

    わたしたちが参加したツアーの集合場所は、東部の町「関山」。台北からは電車で約4時間です。

ジャイアント・アドベンチャーの最大の利点は、
サイクリングやアウトドアに慣れていない人でも不安なく楽しめるように
支援サービスが万全なこと。
たとえば宿泊に必要な荷物は、全部バンが運んでくれます。
日本から台湾まで行くとなると、それなりに荷物が多くなってしまいますが、
スーツケースごと運んでくれるので、問題無し。
  • 自転車 ジャイアント 台湾 環島

ツアーには2台のバンが同行し、
荷物を載せた方がツアーの先方を走り、
もう1台が後方を走るのですが、
後方のバンには軽食と飲み物が積まれていて
休憩時間に栄養補給できるようになっています。
  • 自転車 ジャイアント 台湾 環島

    お菓子やフルーツが食べ放題。

  • 自転車 ジャイアント 台湾 環島

    バンの窓にその日の行程や高低差が書いてあります。

自転車を漕ぐのに疲れてしまったら、
バンに乗って移動することも可能。
同じツアーのおばさんは、早々に疲れてしまったのか
2日目からはずっとバン移動でした。
  • 自転車 ジャイアント 台湾 環島

    3日間の相棒。自転車とヘルメットレンタルはツアーに含まれています。体力に自信のない人は、申込時に電動自転車を選ぶこともできます。

スタッフも超・超・超優秀。
たしかツアー参加者が35人ほどで、
スタッフは5、6人ほどだったと思うのですが(記憶が曖昧)、
●ツアーを統括するリーダー
●参加者の疲れ具合を見ながら先導するペースメーカー
●適所適所でフォローするスタッフ
●写真撮影係
と役割が明確に分かれていて、
そのテキパキした仕事ぶりときたら、見ていて気持ちいいほど。

台湾東部はサイクリング道路が整備されているので(ちなみにジャイアント創業者が政府に働きかけて整備させた)
そもそもあまり危険を感じないのですが、
それでも車の合流があるような地点では必ず車をせき止めて
安全を確保してくれるので、安心して走ることができます。
自転車 ジャイアント 台湾 環島 
俺らの頼れるリーダー、通称:浦風。(元前頭・敷島関、現・浦風親方に似てるから)
  • 自転車 ジャイアント 台湾 環島

    毎朝走る前にリーダーを中心に準備運動。平均年齢が高いのであちこちから唸り声やため息が聞こえる。親近感。

自転車 ジャイアント 台湾 環島
ペースメーカーを先頭に、隊列を組んで走ります。
太平洋に面する台湾東部は、早々に鉄道が通った台湾西部に比べて開発が遅れ、
その分、ゆたかな自然が残っています。

また、台湾の先住民族が多く暮らす地域でもあり、
中華文化の強い台北とは雰囲気が異なって、
どちらかというと沖縄や東南アジアに似ています。
自転車 ジャイアント 台湾 環島
どこか親しみのある、でも明らかに南国の田園風景と、青い太平洋が織り成す絶景の中を
風を切って走っていくのは、爽快そのもの。
  • 自転車 ジャイアント 台湾 環島

    金城武が主演したエバー航空のCMで一躍観光地になった木らしい。

自転車 ジャイアント 台湾 環島
まだまだ余裕のわたし。
自転車 ジャイアント 台湾 環島
上り坂でへばるわたし。
コロナが終息したら行きたい海外第1位【知られざる台湾を走る自転車ツアー】_1_14
野生の猿にバッタリ。
ツアーは難易度が「レジャー」「スポーツ」「チャレンジ」に分かれていて
わたしたちが今回参加した「レジャー」は高齢者や子ども、体力に自信のない人も
無理なくついていけるよう設計されています。
(なんせ、もう無理!と思ったらバンに乗ればいいんだし)
自転車 ジャイアント 台湾 環島
山水画みたいな渓谷。
自転車 ジャイアント 台湾 環島 東河
橋の向こうは太平洋。
自転車 ジャイアント 台湾 環島
原住民に関する資料館にも寄りました。
ユニークだったのが宿。
1日目の宿はごく普通のホテルだったのですが、
2日目は先住民族であるアミ族の集落にある
合宿所のような宿でした。
自転車 ジャイアント 台湾 環島
この宿は、なんと男女で棟に分かれて雑魚寝!知らなかったのでビックリしたけど、みんなマナーがよくて何の不便もありませんでした。ちなみに合宿所っぽいのは雰囲気だけで、いたって清潔でお洒落な宿です。
自転車 ジャイアント 台湾 環島 
断崖に建っていて、大自然が目の前に広がります。
そして美食天国、台湾ならではの楽しみ!
自分ではなかなか食べに行けない地方のローカルグルメが食べられるのも、ツアーの醍醐味です。
自転車 ジャイアント 台湾 環島 池上弁当 便當
このあたりは米どころで、お弁当が名物。こちらはブランド米である池上米を使った「池上弁当」。
自転車 ジャイアント 台湾 環島 池上弁当 便當
甘じょっぱい味付けのおかずで、ご飯が進みます。お米がみずみずしくて美味しい!
自転車 ジャイアント 台湾 環島 肉まん 東河包子
台東の美食ランキング1位に選ばれた東河の肉まん「東河包子」。
自転車 ジャイアント 台湾 環島 原住民料理
そしてこちらが白眉だった、アミ族の料理。海で採った貝や海藻、野草などを使った料理で、味付けは塩もしくは醤油と、とてもシンプル。中華料理とはまったく違う味わいです。
  • アミ族 料理

    食前酒だった気がする……。

  • アミ族 料理

    なんらかのお魚の塩焼き……。

2泊3日、苦楽を共にすることで芽生える
旅の仲間との交流もまた楽しかったり。

このときは地元台湾のお客さんが半分くらい、
シンガポールと香港からが半分くらいでした。
自転車 ジャイアント 台湾 環島
ポストコロナはどうなるか分かりませんが、このころはみんなで食卓を囲んだので、ますます合宿みたいで楽しかった。
自転車 ジャイアント 台湾 環島
2日目の夕食後、突然始まったカラオケ大会。張り切って歌う浦風(右)
自転車 ジャイアント 台湾 環島
要所要所で団体写真を撮るのも修学旅行みたいで楽しい。
このときはたしか総行程が100㎞くらいで、
少し山道もあったのですが、
辛かった覚えは全然無くて、とにかく楽しすぎる2泊3日でした。
自転車 ジャイアント 環島 台湾
後日、写真をCD-ROMとDVDに焼いて送ってくれました。いい思い出。
コロナが終わったら、今度は台湾を一周する「環島」に挑戦したいなあ。

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