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小田ユイコ meets overアラ50美女/今月の先輩 巽 香さん

本誌で好評連載中の「キレイな先輩の“美”人生道』。今月はビューティーエディターの先輩でもある巽 香さんに、おしゃれでエイジレスな秘密をじっくり伺いました。
年齢とともにすべてが下垂してくる40歳以降。内ももとインナーマッスルを鍛えて、スッと重心が高いボディを手に入れたいです! 巽さんといえばサルサを踊ることを趣味とされていますが……。
「今はお休みしているんですよ。でも42歳の時からしばらくの間サルサに熱中したことは、体幹や筋肉を鍛える意味でもよかったと思います」。40歳になったら、自分に合った方法で筋肉をバランスよく鍛える。体重キープのためにも、美姿勢、美動作のためにも必要ですね!
小田ユイコ meets overアラ50美女/今月の先輩 巽 香さん_2_1

何歳だからこうしなければならない、 というルールなんてないと思う

「サルサをやってよかったもうひとつの理由が、自分よりかなり年下の人たちとも踊れたこと。若い人の中に身を置くと、自然と自分を客観視できます。仕事でもカメラマンなど若いスタッフと一緒に仕事をしますし、自宅近所の行きつけの飲み屋さんでも飲み友達は20代からと幅広いので、常に自分より若い人と触れ合う環境ですね。若づくりにはなりたくありませんが、その場にいても不自然でないようにはしていたいと思っています」。
鋭い客観性さえあれば、いつまでも若い人たちと気後れすることなく付き合えるのですね。

「年齢を重ねるにつれ、自分の年を気にしすぎて行動や思考にブレーキをかけている人を見ると、残念だなぁと思います。何歳だからこうしなければならないルールなど、どこにもありませんから」。年齢を意識しすぎているという点で、美魔女という言葉にも疑問を抱くという巽さん。

「美魔女って、年齢より若く見えることがアピールポイントなのですよね。若々しいことはもちろん魅力ですが、年齢を意識しすぎているのでは? と思います。それに若くあるための努力を披露しすぎるのも、あまり美しくないな、と。水面下では一生懸命動いていても、見えている部分は頑張っているように見えないのが、私にとっての理想。これって女の意地なんでしょうかね」。女の意地って、素敵。それって心意気ってことですもんね。
【Yuiko's Voice】
私も大好きパーツを体の中に探します!

この日のファッションのように、大人の可愛さとほどよい色香が漂う「肩出し」は、巽さんの定番スタイル。自分のパーツの中で肩が特に好きで、自然と肩が出る服が増えていったのだそう。いまだ自分の体に好きなパーツが見つからない小田。至急探して、磨きたいです!
巽 香(たつみ・かおり)●ビューティエディター。
大学卒業後、出版社に就職。女性誌のエディターを務める。40歳で退社し、のち集英社のビューティ誌『MAQUIA』の立ち上げにかかわりエディターに。その後、ビューティエディターとして女性誌各誌で美容記事を担当する。趣味はスピードを感じること。子供のころからスキーで滑走するのが好きで、出版社勤務時代はバイクで通勤、今も車の運転が息抜き

小田ユイコ(おだ・ゆいこ)●美容ジャーナリスト。
本誌をはじめ女性誌各誌、WEBで美容企画を担当。美容記者として25年以上にわたり美の賢者を取材する。女性が生涯にわたってキレイを向上する方法を模索
(Marisol 2016年8月号)

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