①一般社団法人「MOTHER」代表・小澤あきさん
「“気遣いスタイル”は、色選びがファッションの核」
一般社団法人「MOTHER」代表
小澤あきさん
ママたちの力を結集し、「インフルエンサー×ブランド×社会貢献」のイベント企画やPRなどを行う一般社団法人を2016年に設立。10歳と8歳双子のママ
「人とお会いする仕事がとても多いんです」と笑う小澤さん。ONの日は「初対面なら清潔感のある白、自治体のかたならスーツの中でも浮かない黒」など服の色選びを意識し、「お相手の会社のコーポレートカラーを身につけることもある」という徹底した"気遣い"スタイル! そのため「会うたびに全然イメージが違う!」と驚かれるそう。「のんびりするOFFの日は、優しい色みの服でリラックス。色選びは、私のファッションの核です」
■アシンメトリーでしゃれ感アップ。耳の縁の「片側」で楽しむピアス
顔の輪郭をなぞる「耳の縁」を飾ることで、華やぎは一気にアップ。「イヤカフは、大胆に重ねたほうがしゃれて見えます。左右を同じにするよりも、片側だけに比重を置いてボリュームを出すと旬感が増して、印象に残ると思います」
■ON
大事な会食では気持ちを引き締めるオールブラックに
「目上のかたやスーツの世界では、白など女性らしい色のほうが派手に見えることもあるので、シックな黒を選びます。KEI SUZUKIの背中が大きくあいたブラックドレスは、一枚でも華やかに決まるお気に入り。ZARAのジャケットをはおってきちんと感をプラス」。揺れるYONのピアスやFURLAのビジューつきパンプスでさりげなく女性らしさも
■OFF
リラックスできるシルエットと色で平日OFFを満喫
「ブラウスはコラボ製作したTREFLE+ 1 、オールインワンはebure。バッグはアフリカ支援を行うCLOUDYのもの。女性支援・ママ支援の仕事をしているので、買うことで社会貢献になるブランドに、自然と惹かれます」。OFFは平日に1 日とるようにしているそう。「子供が3 人いるので、週末は家事と育児で忙しく、まったく休みではなくて(笑)。ひとり時間はカフェで読書することが多いです」
「ポンテヴェキオのリング(右下)は、ひとつは母から受け継ぎ、ひとつは自分で購入。双子の娘たちが受け継ぐ予定です」。(上)エルメス・(左下)ブルーヒュメ
「昨年の自粛期間中に、バッグは黒のみと決めて多くを手放しました。サステナビリティを意識し、黒以外のバッグは今後、レンタルサービス『ラクサス』で借りることに。今はセリーヌ(左)をレンタル中」
アパレルブランド、ELLIEとコラボしてブラウスも製作
②セルヴォーク/ エッフェオーガニック ディレクター・田上陽子さん
「仕事も生き方も、スタイルをもっている女性になりたい」
セルヴォーク/ エッフェオーガニック ディレクター
田上陽子さん
ナチュラルで洗練されたコスメやスキンケアのブランドディレクター。約10年勤務した会社を昨年末に退社・独立し、ディレクションや企画など幅広く出がける
「30代は生活=仕事というほど、仕事に没頭していた」という田上さん。40歳を目前に独立を決意。「独立前『自分って何だろう』と考えた時に、改めて思ったのが「仕事も生き方も、自分のスタイルをもっている女性になりたい」ということ。そういう女性は、ファッションがシンプルでも決まるし、どこかに"その人らしさ"もある。私もそんなスタイルを目ざしています」。ONもOFFも「シンプルで無地かつ少しエッジがきいている」服を愛用。「ヴィンテージ服も好きで、海外に行ったらまとめ買いしています!」
■ON
シャツオールインワンで、仕事のきちんと感と自分らしさを両立
■OFF
ヴィンテージを取り入れ奥行きのあるしゃれ感を
「新品にはない、独特のムードがあるヴィンテージの服が好きで定期的に探しに行きます」。ヴィンテージのベロアワンピースに、styling/のざっくりニットを合わせ、リラックスしたOFFスタイルに。最近の休日は「週2で鍼に通って体のメンテナンス。移動はもっぱら自転車で、ショートブーツでも自転車をこぎますよ!」
▲「仕事で凝り固まりがちな体と心をほぐしてくれる」CBDと聖地スプレー
▲「気分によって使い分ける」香水。「忙しすぎて女らしさを忘れた時は、甘い香りで補います(笑)」
▲自身のブランドのリップを混ぜ合わせ「毎日違う色を楽しみます」
③ウェディング&ライフスタイルプロデューサー・黒沢祐子さん
「TPOは大事にしつつ、常に自分らしくヘルシーなスタイルでいたい」
ウェディング&ライフスタイルプロデューサー
黒沢祐子さん
長年ウェディングプロデューサーとして活躍。コロナ禍を機にインテリアやライフスタイルのアドバイザーとしての活動もスタート。2020年11月に鎌倉へ拠点を移す
衣食住の住を見つめ直したい、癒される場所が欲しい」と思い立って即、東京から鎌倉へ拠点を移した黒沢さん。その際、倉庫を使うほど所有していた服を半分以上処分したという。昔はコンサバなファッションだったが「5 年前に『私らしくない』と気づいて、一気にカジュアルになりました。今ではONもOFFもスニーカーが基本。TPOは大事にしつつ、常に自分らしくヘルシーなスタイルでいたいんです。振り返ると今回の移住は、5 年前の服の変化の延長線上にある気がします。ファッションと生き方ってつながっていますね」
■ON
ホワイトワンピース×スニーカーで打ち合わせへ
■OFF
カジュアルは小物で色をさして盛り上げる
▼「外ではスマホと手帳があれば仕事ができます」という超身軽スタイル。手帳はエルメス。
※価格表記のないものはすべて本人私物です
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