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「30代のころのままメイクが更新されていない…」【アラフォーのためのディファインメイク】

マリソル 美女組が体験!その人に合ったキレイを見つける“ディファインメイク”はこう作る

欠点ばかりが目についたり、エイジングが気になったりして、自分の顔に不満をもっている人は多いもの。そんな人にトライしてほしいのが、一人ひとりの顔立ちやパーツをきわだたせ、魅力を引き出す"ディファインメイク"。



☆私が教えます!

水野未和子

水野未和子

みずの・みわこ●メイクアップアーティスト。一人ひとりの魅力をディファインするメイクで知られ、多くの女優も信頼を寄せる。著書に『ディファインメイクで自分の顔を好きになる』(講談社)

<目もとがキツく見えがち。30代のころのままメイクが更新されていない…>

(美女組No.107 ウマキさん)

「腫れぼったい目が嫌いで、アイメイクも苦手です。重いまぶたをカバーしようとラインを引くと、目の大きさのせいか、ケバく見えてしまうのでノーライン。アイカラーも茶系しか手が出せません。メイクが30代のまま更新されず、止まっている気がします」

Miwako's Comment

「目が嫌いなんですか!? いきいきして素敵なのに……。両目がやや離れぎみなところを補整しながら、上手に生かしたいですね。そしてなんといっても唇がぷっくりして可愛い! こちらもハイライトなどで強調しましょう」

ディファインメイク5_1

トゥーマッチにならないフェミニンさで魅せる

「ショートヘアでボーイッシュな イメージのウマキさん。逆に女っぽくしてみたらいいんじゃない?」というのが、水野さんの第一印象。目もとは基本と同様、アイカラーとライン、マスカラも加え、キレイな目を生かす。「キツくなりがちで苦手なパーツだった目がチャームポイントになるなんて」とウマキさんから驚きの声が。女っぽさを醸すのは鮮やかなピンクチーク。さらに練りハイライトでツヤをプラスし、さりげなくフェミニン度を高める。「唇の山の間に練り系のハイライトを入れ、ぷっくりした形をきわだたせます。ここに光を集めることで、顔が前に出てくるんです」(水野さん)。「色を多く使っていないのに顔立ちがくっきり」(ウマキさん)。自分を再発見するきっかけとなったよう。



HOW TO MAKE
1:眉毛のない部分はペンシルで増量

ディファインメイク5_2

毛のない箇所が目立ったので、のアイブロウペンシルも使用。初めにアイブロウパウダーで描き、毛のない部分をペンシルで足す。

ディファインメイク5_3

①平らな芯で角を使えば細く、面なら太くと自在。ケイト ラスティングデザインアイブロウW N(FL)BR- 1 ¥1,100(編集部調べ)/カネボウ化粧品



2:華やかピンクチークで可愛らしさを

ディファインメイク5_4

チークは②の鮮やかなピンクを用いて、アクティブイメージのウマキさんのキュートさを引き出す。基本の入れ方通りに入れて。

ディファインメイク5_5

あでやか色のチークも、粉が硬めのものを選べばつきすぎの心配なし。青みがかったピンク。チーキーシークブラッシュ 19¥3,000/THREE



3:唇のボリュームを増すハイライト

ディファインメイク5_6

ふくよかな唇をハイライトでディファイン。口紅を塗る前に、③の練りハイライトを指にとって、唇の山と山の間にのせる。

ディファインメイク5_7

じわっとにじむツヤが美しい、バームタイプのハイライト。ミネラルラディアントスキンバーム ニュートラルピンク¥4,000/エトヴォス



完成!

苦手なパーツだった目がチャームポイントに変身!

ディファインメイク5_8
シャツワンピース¥12,273/ノーク(ノーク バイ ザ ライン) ピアス¥42,000(ソフィーブハイ)・リング¥36,000(ブランイリス)/ディアリウム 渋谷スクランブルスクエア店


☆これも使用しました!

ディファインメイク5_8

④やりすぎ感のないつやめきがいい。大人ニュアンスのオレンジ口紅。ルージュ ピュール クチ ュール ザ スリム グロウマット 213¥4,300/イヴ・サンローラン・ボーテ 

⑤今回はマスカラもオン。まつ毛一本一本をとかして上げるコーム型でカールをキープ。ボリューム エクスプレス ハイパーカール 01¥1,200/メイベリン ニューヨーク 

⑥右上&右下の色を混ぜて上まぶたに。オレンジブラウンで体温を感じさせて。シグニチャー カラー アイズ 02¥7,000/SUQQU

【Marisol3月号2021年掲載】撮影/菊地泰久(vale./人物) 国府 泰(物) メイク/水野未和子(3rd) ヘア/Kazuki Fujiwara(Perle Management) スタイリスト/斉藤くみ 取材・文/入江信子 構成/原 千乃

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