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あの日の強いメイクが意味するもの。 メーガン妃は、闘う女として正しかったのか?【齋藤 薫エッセイ】

本誌で好評連載中の、美容ジャーナリスト・齋藤 薫さんから悩める40歳へおくる、美と人生への処方箋。今回は、「闘う女の怒り」について。

人を貶める怒りは鎮め、乱れた心を整える

齋藤薫の大人キレイの処方箋
(右から)●ストレスで乱れた肌リズムをととのえる名品美容液がパワーアップ。リズムコンセントレートα 40㎖ ¥8,800/アユーラ ●朝焼けを表現したカラーに癒される。ミストタイプ。イモーテル リセットトリプル エッセンス(5月12日発売)150㎖ ¥9,900/ロクシタンジャポン ●軽やかなつけ心地。くすみや乾燥などに対する肌免疫を高めて。モイスチャー ローション(M) 155㎖ ¥3,740/トーン
 もちろんこの人にも擁護派は沢山いるが、応援団とされるセリーナ・ウィリアムズも、この日の凄腕インタビュアーのオプラ・ウィンフリーも、筋金入りの闘う女に他ならず、必勝への力みも入って、壊滅的とも言える王室批判になってしまったのだろう。
 ただ本当に勝ちたいのならば、この闘い、世界中がどこかで喧嘩両成敗と思っているわけだから、自分がいかに被害者だったかを切々と語った後にでも、ただ私にも至らぬところがあったかも……なんてポロリと一言言うだけで、大逆転勝利になったかもしれないのに。そして、過去は過去、古いルールにとらわれる世界をせっかく出てきたのだから、私はどんどん前に進むわ、なんて言えば世界中を味方につけられたかもしれないのに。そう、あり得てしまうかもしれない“アメリカ大統領への道”もひょっとしたら開けたかもしれないのだ。
 もともとラッキーな人なのだから、誰かを貶めるより、自分のために生きたらいい。一国を敵に回せるだけの勇敢な女性なのだから、他にエネルギーを使えば、何事か成し遂げられるはずなのだ。少な くとも、今コロナ禍で、世界中がある種、心の震えに飢えている。そんな奇跡的なタイミングを逃したこと、残念でならない。

 そこで今回は怒りを鎮め、心も整えてくれるスキンケアをご紹介しよう。トーンの新スキンケアは、ストレスによる免疫低下にも届いて根本から肌くすみを抑えて、肌も心もハイトーンにしてくれる頼もしさ。しっとりした陶器のようなボトルは使用後、インテリアにできるクリーンビューティー。ロクシタン イモーテル リセットトリプルエッセンスは、ストレスによる美肌菌バランスの乱れも整えてキメ細かい清らかな肌に導いてくれる。三層になった佇いの美しさも圧巻。また、心も肌も一緒に癒してくれる名品アユーラのリズムコンセントレートαは、心の乱れや肌の揺らぎを優しく整えて幸せな肌に導いてくれる。何かと心が落ち着かない今、心乱れた人には本当に有難いスキンケアたちである。

 

齋藤薫 Kaoru Saito

美容ジャーナリスト、エッセイスト。美容やファッションの潮流に社会的な視点を加え、美しくありたいと願うアラフォーの未来を照らす。『キレイはむしろ増えていく。大人の女よ! もっと攻めなさい』(集英社インターナショナル)など著書多数

 

【Marisol 2021年5月号】撮影/John Chan スタイリスト/郡山雅代(STASH)

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