働く40代を応援!新時代のEC連動メディア

いつもの洗い方と乾かし方を育毛目線にチェンジして、アラフォーの髪悩み、細毛・抜け毛に備える! 

三日坊主になりがちなマッサージより、毎日の習慣の中で、少し頭皮を意識するだけで〝育毛仕様〞の頭皮ケアに
美容エディター・ 毛髪診断士 認定指導講師 伊熊奈美

美容エディター・ 毛髪診断士 認定指導講師 伊熊奈美

いくま・なみ●美容記事を編集して20年。毛髪科学を踏まえた髪のセルフケアに精通。著書に『いい白髪ケア、やばい白髪ケア』(小学館)がある

体の内側の変化を外側からカバーするのが頭皮ケア

髪のハリコシが不足したり、短いアホ毛が増えたり……出産後の脱毛も含め、髪のボリューム不足は、女性ホルモンの揺らぎが主な原因に。
 髪の成長を維持する女性ホルモンのプロゲステロンやエストロゲン。40代からはその分泌が急激に減少し、寿命4〜6年のはずの毛髪の成長期を短縮させてしまうのです。
 でも髪の成長のカギを握るのはホルモンのみにあらず。血流を促したり頭皮環境をよくすることで、十分挽回可能。まずはいつものケアを育毛仕様に変えることからスタート!


洗い方POINT
シャンプーは「髪を洗うもの」ではなく「頭皮を洗うもの」と意識を変える

シャンプーは誰もがほぼ毎日行うケア。洗い方を見直せば有効な頭皮ケアに変えられる! 予洗いで頭皮を十分にぬらし、すすぎは1分以上かけて髪の内側もまんべんなく流すこともお忘れなく。

「活性ブラッシング」1

シャンプーをなじませ、両手のひらで左右から頭をはさみ、センターラインに向かって移動する

「活性ブラッシング」2

頭頂で両手が出会う直前に、指の腹を頭皮に着地させ、中央に寄せる。これで皮脂をもみ出す

「活性ブラッシング」3

頭頂で両手が組み合ったら、指の間の髪に泡を通しながら毛先へと移動。これを繰り返して

「活性ブラッシング」4

皮脂の多い髪の生えぎわは別行程で念入りに。指の腹で左右から頭皮を寄せてもみ出し洗いする。


☆Items

スカルプブラシ ワールドモデル(ショート)¥6,050/エス・ハート・エス

(右)ボリューム減少が気になる大人女性の頭皮環境を整え、保湿しながらふんわり仕上がる。スカルプD ボーテ 薬用スカルプシャンプー ボリュームタイプ(医薬部外品)350㎖¥3,973/アンファー
(中)空洞化した髪の密度を整える。ボリューム不足を感じながらも、特に細く絡まりやすい髪に。リジェンヌシャンプー スムース&ボリューム 300㎖¥2,200/大正製薬 
(左)新しい毛を作り出す毛包の幹細胞に着目。濃密ハリ成分で、頭皮環境を整える。薬用シャンプーSV(医薬部外品)300㎖¥2,750/メナード




乾かし方POINT
地肌トラブル予防の基本! 根元をしっかり乾かして頭皮さわやか

髪を洗ったらしっかりタオルドライして、なるべく早く乾かすことで頭皮にも髪にもメリット多し。60℃以下のスキャルプモードで、大風量・大風速で乾かせるドライヤーがあれば強い味方に!

「活性ブラッシング」5

乾きづらい襟足の内側の根元からドライ開始。髪を浮かせながら、根元に風を当てて。

「活性ブラッシング」6

髪を持ち上げるようにしてめくりながら、頭頂部やハチまわりの根元を乾かしていく。

いつもの洗い方と乾かし方を育毛目線にチェンジして、アラフォーの髪悩み、細毛・抜け毛に備える! _1_9

トップは髪を持ち上げて、根元に垂直に風を当てるようにする。反対側も同様にして。

いつもの洗い方と乾かし方を育毛目線にチェンジして、アラフォーの髪悩み、細毛・抜け毛に備える! _1_10

髪の表面に手ぐしを通しながら上から温風をかけてツヤを出し、仕上げに冷風で固定する。


☆Items

いつもの洗い方と乾かし方を育毛目線にチェンジして、アラフォーの髪悩み、細毛・抜け毛に備える! _1_11

(右)髪の温度が約60℃以上にならないように自動調整。水分量を高めるハイドロイオン発生機能つき。リファビューテックドライヤー¥36,300/MTG 
(左)たっぷりのうるおいを届けてくれる。ヘアカラーの色落ち抑制、UVケア機能つき。ヘアードライヤー ナノケア EH-NA0E¥33,000(編集部調べ)/パナソニック

【Marisol 6月号2021年掲載】撮影/岩谷優一(人物) 久々江 満(物) ヘア&メイク/中山友恵 スタイリスト/程野祐子 モデル/樋場早紀 取材・文/伊熊奈美 構成/原 千乃

Shopping News トレンドがわかる、買える!

AND MORE

What's New 新着記事

AND MORE

Recently Checked チェックしたアイテム

    AND MORE

    What's New 新着記事

    AND MORE

    Feature 編集部のおすすめ記事

    ×

    この記事をクリップしました!