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40代こそ 「服の力」が必要です!カジュアル派・磯部安伽×きれいめ派・三尋木奈保 Special対談

マリソルスタイルを牽引するふたりのエディターと人気ブランドのコラボ服が完成! 大人に必要な「服の力」を実感できる自信作を、熱いトークとともにお届け。
磯部安伽×三尋木奈保

(磯部さん)ニット¥26,400(磯部安伽×カオス)パンツ¥33,000(イレーヴ)バングル¥66,000(カオス/アダワット トゥアレグ)/Marisol ネックレス¥18,700/アマン(アンセム フォー ザ センセズ)

(三尋木さん) ワンピース¥31,900(三尋木奈保×ウィム ガゼット)/Marisol ピアス¥47,300・バングル¥40,700(ともにガブリエラ アルティガス)/ウィム ガゼット青山店 リング/本人私物

YASUKO ISOBE

(右) 好感度の高いカジュアルコーデが大人気。マリソル通販のコラボ服がヒットを重ねる。著書に『ファッションエディター磯部安伽のスマートクローゼット』(KADOKAWA)

NAHO MIHIROGI

(左) 清潔感や上品さを大切にしたきれいめスタイルは、マリソル読者からの支持も絶大。スタイルブック『マイ ベーシック ノート』(小学館)シリーズは累計部数18万部を記録する

服の力を借りて理想をかなえる

磯部 "おしゃれの正解は「人から」の時代!"という特集トップバッターをつとめさせていただけて光栄だね、みっひー(三尋木さん)。

三尋木 本当! 私ね、おおげさかもしれないけどおしゃれな大人が増えたら日本がよくなるって本気で思ってるの。だから"「人から」の時代"っていう表現にすごく共感する。

磯部 私も! ねえ、子供のころの私の夢って、なんだったか知ってる?

三尋木 知らないよ(笑)。聞いたことなかった!

磯部 "素敵な女性になりたい"っていうのが夢だったの。だから今、みっひーからその言葉を聞いて、すごくびっくりした。

三尋木 その夢、やっちゃん(磯部さん)らしいね!

磯部 素敵な女性って、全然職業じゃないけどね(笑)。

三尋木 職業じゃないけれど、その理想、すごくわかるよ。私たちはこうしてファッションエディターという職業についたわけでしょ。服を通して、女性が素敵になれるお手伝いができたらいいなと思って、日々、仕事をしているわけだしね。

磯部 遠からず、夢がかなっているのかもしれないね。

三尋木 私ね、大人が素敵を目ざしておしゃれに装うことって、まわりの人への思いやりだと思うの。相手へのマナーというか。

磯部 うん。素敵な人に会うと、それだけで気分が上がるもん。だからみっひーに会うと、いつも幸せな気分になれるよ。

三尋木 うれしいよ〜。ありがとう!

磯部 それに初対面の人に自己紹介をする時、自分のこれまでの人生を長々と語るわけにもいかないよね(笑)。その代わりに着ている服が、瞬時にその人を語ってくれるの。

三尋木 うん。服って、"一番外側の中身"とも言われるくらい、思った以上に多弁。すごいパワーを持っているんだと思う。単純に、自分の気分を上げてくれるしね。やっぱりおしゃれが決まった日は自分に自信がもてるし、一日中機嫌がいいもん。

磯部 それも一種の他者への思いやりだよね。好きな服を着て、機嫌がよくなって、まわりをハッピーにできたら、そんなすごいことはない。

三尋木 そう! 「服の力」って偉大だなって、つくづく思う。ねえ、やっちゃんは、40代のおしゃれにとって、何が一番大切だと思う?

磯部 そうね、その人の個性に合った旬の服を着こなしているってことが、とても大切だなって思ってる。

三尋木 なるほどね!

磯部 "若い子は何を着ても可愛い"って、よく言われるでしょ。それって逆に言えば、まだ個性が確立されていないってこと。40代ともなると、隠しきれない個性があふれてくるから、似合う服や似合わない服が出てくるのも当然だよね。

三尋木 やっちゃんがカジュアル派、私がきれいめ派という立場でスタイル提案をしているのも、ひとつの方法論だよね。自分の個性を見極めておしゃれの軸にすれば、服選びの基準になるから。それに、"旬の服を着る"ってことも、すごく重要。40代のおしゃれ軸は、まだまだしなやかじゃなきゃ! 個性だけで押しきるには、早いんだよね。

磯部 そのとおり! 今回、40代を素敵に見せる魂のこもった5ブランドと、カジュアル派ときれいめ派、それぞれのコラボ服を作りました。

三尋木 まさに「服の力」を実感できる、私たちの自信作。ぜひ手に取っていただけたらうれしいです。

好きな服を着て、 上機嫌になって、
まわりが幸せになったら最高!

────── YASUKO ISOBE

おしゃれな大人が増えたら
日本がよくなるって、

本気で信じているんです。

────── NAHO MIHIROGI

【Marisol VOL.1 2022 春夏号】撮影/須藤敬一(人物) 魚地武大(TENT/物) ヘア&メイク/TOMIE スタイリング協力/高橋美帆 取材・文/磯部安伽 三尋木奈保

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