秋口の肌トラブルは顔ツボで!!
\ 私が教えます! /
奈部川貴子さん
顔の反射区
顔の反射区・基本の押し方
上の図が、リフレクソロジーに基づく顔面の「反射区」。「末梢神経が集中する部分で、刺激すると神経を介して臓器に伝わり、それにより肌や体の不調の改善につながると考えられます」(奈部川さん)
押すときに用意するものは、市販の綿棒。
「コットンの巻きがしっかりとした硬めの綿棒が、ポイントを垂直に押しやすくおすすめです。
先端が尖っている綿棒は刺激が強すぎるのでNG。球状でフワフワした綿棒や、デコボコ状の綿棒も避けましょう」(奈部川さん)
綿棒の持ち方、押し方は以下をチェック。
綿棒の持ち方は?
「綿棒はエンピツなどの筆記用具と同じ持ち方で持ちましょう。しっかりと安定し、適切に刺激できます。つまんで持つと、押すときにグラついて、刺激が伝わりにくいのでNG」(奈部川さん)
押し方は?
ポイントをいきなり綿棒で押すと位置がずれやすいのでNG。まず、鏡を自分の真正面に起き、指を当ててポイントを探し、確認する。
ポイントの位置が確認できたら、綿棒をまっすぐに当て、奥へと垂直に押す。押す強さは、目もと以外は5㎜程へこむ程度の強さで。目もとはもう少し軽めに。この要領で、5〜10秒ほど押して緩めるを繰り返す。
最後に、綿棒でトントンと軽く、タッピングをする。
おつかれ顔の悩みを一挙に解消!!
ほうれい線が深い!
「ほうれい線のある口の横は大腸の反射区。大腸に負担がかかっているとほうれい線が刻まれやすくなるので、大腸に関係するポイントを刺激しましょう。また、頬の重さやたるみを改善するポイントの刺激も効果的」(奈部川さん)
A ・・・黒目の内側の縁の真下、小鼻の膨らみの上端と同じ高さ(左右にある)。ここに綿棒を当て、奥へと垂直に押す。5〜10秒ほど、押して離すを繰り返す。最後にトントンと軽く押すように10回タッピング。左右とも同様に行う。
B・・・黒目の中央から真下で、鼻の下縁の高さの地点(左右にある)。ここに綿棒を当て、奥へと垂直に押す。5〜10秒ほど、押して離すを繰り返す。最後にトントンと軽く押すように10回タッピング。左右とも同様に行う。左右とも同様に行う。
目尻のシワが増えた
「目尻のしわができる部分は胆のうの反射区。改善するには胆のうをケアするポイントを刺激しましょう。目もと脂肪が少なく、強く圧をかけるとへこんであとになりやすいので、強く押さず、最後に軽くタッピングをするのがおすすめです」(奈部川さん)
A・・・こめかみの中央、目尻と眉尻を結んだ線の中央から親指幅分外側(左右にある)。ここに綿棒を当て、奥へと垂直に押す。5〜10秒ほど、押して離すを繰り返し、最後にトントンと軽く押すように10回タッピング。左右とも同様に行う。
B・・・左右の目尻から小指幅1本分外側のくぼみ(左右にある)。ここに綿棒を当て、奥へと垂直に押す。5〜10秒ほど、押して離すを繰り返し、最後にトントンと軽く押すように10回タッピング。左右とも同様に行う。
二重あごが深刻化!
「二重あごの改善には、あご周りにある生殖器の反射区の刺激が効果的です。生殖器の機能が高まることで、あごの引き締めにつながります」(奈部川さん)
A・・・黒目の中央から真下に下がり、下あごの骨沿いのくぼみ(左右にある)。ここに綿棒を当て、奥へと垂直に押す。5〜10秒ほど、押して離すを繰り返す。最後にトントンと軽く押すように10回タッピング。左右とも同様に行う。
B・・・顔の正中線上で、下あごの骨の中央の隆起の部分。ここに綿棒を当て、奥へと垂直に押す。5〜10秒ほど、押して離すを繰り返す。最後にトントンと軽く押すように10回タッピング。左右とも同様に行う。
目の下のクマがどすぐろい!
「目の下のくまができる部分は、腎臓の反射区。血液の状態が出やすい部分で、血行が悪いとクマが目立つようになります。眼輪筋にアプローチするポイントを刺激して血流をよくしたり、
腎臓をケアするポイントを刺激することで改善につながります」(奈部川さん)
A・・・目頭の内側の、斜め上の骨とぶつかる部分(左右にある)。ここに綿棒を当て、奥へと垂直に押す。5〜10秒ほど、押して離すを繰り返し、最後にトントンと軽く押すように10回タッピング。左右とも同様に行う。
B・・・目の下の骨の縁で、黒目の中央の真下(左右にある)。ここに綿棒を当て、奥へと垂直に押す。5〜10秒ほど、押して離すを繰り返し、最後にトントンと軽く押すように10回タッピング。左右とも同様に行う。
肌のくすみが・・・!
「肌のくすみは、血行不良が大きな原因。特に目元の血流が悪くなると、くすみやすくなります。目の周りの血流をよくするポイントを刺激して、顔色を明るくしましょう」(奈部川さん)
A・・・ほうれい線上で、小鼻の膨らみの中央(左右にある)。ここに綿棒を当て、奥へと垂直に押す。5〜10秒ほど、押して離すを繰り返し、最後にトントンと軽く押すように10回タッピング。左右とも同様に行う。
B・・・下あごの骨の上で、あごのくぼみの中央の真横の筋肉のへこみがあるところ(左右にある)。ここに綿棒を当て、奥へと垂直に押す。5〜10秒ほど、押して離すを繰り返し、最後にトントンと軽く押すように10回タッピング。左右とも同様に行う。
顔のツボおしのポイント!
「綿棒は1本をずっと使い続けると、先端がつぶれてきて肌への刺激が強くなってきます。1本の綿棒の片方の先端で1つのポイントの左右を刺激し、同じ綿棒のもう一方の先端で別のポイントの左右を刺激したら捨てて、交換しましょう。
また、ポイントを垂直に押さないと効果が出にくいので、押すときは体を正面に向けて、鏡を見ながら、まっすぐ垂直に押せているか確認しながら行うのが理想的です」(奈部川さん)
-
老廃物がたまりやすい秋は「ツボ押し」で解毒!アラフォーの身・心・肌を”整える”【40代 ヘルスケア】
暑さや冷房冷えからくる不調が多い夏が過ぎたと思ったら、秋の訪れとともに今度は、秋口ならではの体の不調が続出……。そんなアラフォー女性、意外と多いのでは!? そこで、そんな秋の不調を手軽に改善できる、足・手・顔のツボ押しを、全4回の連載でご紹介。1回目にご紹介するのは足ツボ。人気の足ツボ師のMattyさんに教えていただいたのでご紹介。さっそく取り入れて、秋・冬を乗り切るための体力を養って。
-
翌日に疲れを残さず、朝の活力を高める!毎日「ツボ押し」で秋の体を整えよう【40代 ヘルスケア】
暑い夏が終わり、季節が変わる秋口は体の不調が出やすい時期。そんな秋口の不調を改善できるツボ押しをご紹介する連載の第2回目。今回は、その日の疲れを解消するための夜に行うとよい足ツボと、その日1日の活力を高めるための朝のツボ押しを、人気の足ツボ師のMattyさんに教えていただいたのでご紹介。朝晩に行えば、秋も元気に乗り切れること間違いなし!