占星術師 レイコ・ローラン
2022年9月 12星座全体の運勢
今月はとにかく「情報収集」がポイントになってきます。知識や情報、コミュニケーションを象徴する星座・双子座に火星が滞在している9月。アンテナを張っておくべき情報はニュースなどだけではなく、周囲との会話で得られるもの含め、幅広く意識しておきましょう。一方で水星が“逆行”も始めるこの時期。トレンドや新情報を集めて前に進むことも大切ですが、例えば手帳の走り書きや日記、アルバムなどの過去からの情報を拾って見直したり、分析したりすることも有効。思いもよらない発見や、悩んでいることへのヒントが得られるかもしれません。ただ、日々のやりとりの中では情報が錯そうしやすい時期でもあるので、急な予定変更や、それに対する臨機応変な対応が必要な場面も多くありそう。そんな時は焦らず、落ち着いて冷静に行動していきましょう。その嵐に巻き込まれているのは、じつは自分だけではなく、皆一緒だったりします。3歩進んで2歩下がるんだな、と楽しむくらいの心の余裕が事態を好転させます。
■蟹座の運勢
気持ちがざわざわしたり、落ち着かなさもあるかもしれない9月の始まり。何かに追い立てられているけれど、本当の理由がわからないという状況かもしれません。けれども5日に快楽の星・金星が蟹座から見て「コミュニケーション」の部屋に入ってくると、コミュニケーション運がアップ。自分が今考えていること、好きだと思うことについて発言力や表現力が高まります。しかも愛嬌をもって話ができる時なので、積極的にアピールしていきましょう。10日の満月では、昔から行ってみたかった場所や海外、研究してみたかった事に再び思いが向いていきそうです。またこの日は水星の逆行が「家」を意味する位置でスタート。家の中をひっくり返して整理したいような衝動に駆られそう。過去の日記や手帳、スマホやアルバム、好きで掘り下げていたものなどを1人でゆっくり振り返ってみては。23日に太陽が移動すると、家の中にある過去の物の中から自分の心に直結するものが見つかり、それを通して大事なものがはっきりと見えて来そう。26日は蟹座にとって「ホーム」を意味する部屋で新月が起こります。23日以降に見つけた心の中の大事な“かけら”は、この日から育て始めてみて。29日に金星もその位置に追いつくと、育んでいきたいものを発展させる、マネタイズするなどの、いろいろなアイディアが湧いて楽しくなっていきそうです。
